実際は売上に応じて仕入を起こしているはずですから、比例関係にあるはずです。しかし、商売をしていると請求書の金額がやはり気になります。使用量や客数を調べる前に、まず金額に目が行きます。

請求書の金額がいつもより多いということはキャッシュアウトするお金が多いということです。このキャッシュアウトするお金を上手にコントロールしないと、儲からなくなります。

請求書や支払いなどは経理任せになっていると、現実が見えてきません。経理担当者から報告があれば良いですが、何もなくいつも通りに支払いが行われていると気付かないということになります。

個人で商売をされている方は、常にチェックされていると思います。いつもより多ければ、冗談交じりに納品業者の方に愚痴を言ったり、情報を仕入れたりされるでしょう。

ところが組織化され、仕入や支払いなどを本部がするようになると、原価が見えなくなります。現場は良い商品を提供することで手一杯です。お客様からのクレームがないように必死で頑張っておられます。

しかし、管理職以上の方は、仕入の動向や原価について知っておくべきだと思います。少々売上が上がってもそれ以上に原価が上がっていれば利益は出ません。いつのタイミングで売価変更するのか、考えておく必要があります。

それと単品ごとに原価がどうなっているのかはなかなか見えないです。業者ごとの請求書の総額を見て初めて、今月は多いなぁ、何か値段の上がったものがあるのではとチェックし出します。

プロの担当者・責任者は、現場を見るだけでなく、この請求書の金額を毎月必ずチェックされます。原価が上がっているのなら、自店ではどう対処するのか、それを判断することが大切だからです。

原価や請求書が気になって初めてプロです。管理職です。売ることにばかり目が行っていると、思わぬ落とし穴に落ちるかもしれません。

月末は、経理担当者の横で、全請求書をチェックするくらいの姿勢が欲しいです。店を任されている方は、必ず請求書チェックして下さい。

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