現状が苦しいので、半額セールなどを組まれます。セール期間中は盛況ですが、しばらくするとまた元の状態に戻ります。

半額にするという意味は現状打破であり、今後の再来店につなげるという点では弱いです。価格に魅力を感じられたお客様は、次は別の価格訴求を行っている店や施設を利用されます。

半額にして集客を図り、そこからさらにリピーターを作りたいと考えるところですが、実際は上手く行きません。集客して売上を作るという戦略とリピーターを作るという戦略は一緒に行うというのが難しいからでしょう。あまり欲張り過ぎても良くないのかもしれません。

だから半額や価格訴求を行う時には、その目的と意図をしっかりと持つことが大事です。お客様は来てくれればそこから何割かはリピーターになってくれるのではという安易な発想は危険かもしれません。

半額で集客したお客様をさらにリピートしようと思えば、さらなる価格訴求が必要になってきます。同じように半額にしても2回目以降は効果が薄くなります。

厳しい時には価格優先で戦略を考えるというのは良いと思いますが、その次の戦略も考えておく必要があると思います。

リピーターづくりと言っても、一度も利用していただいていないお客様に利用していただきリピーターになっていただくのか、もうすでに利用していただいているお客様にリピートしていただくかにによって戦略も異なってきます。

効果の出やすい戦略は後者の方です。すでに利用いただいている方にアプローチをし、利用していたくことです。それも価格以外の部分で魅力を感じられたものを強化しリピートしてもらうことが大切です。

価格訴求で新規顧客の獲得を行い売上を上げることと、価格訴求を行わずに既存顧客にリピートしてもらうことは別です。これを一度に同時に行おうとしても無理があります。

逆に半額で集客したお客様はリピーターにはならないと割り切って、売上を最大限上げようと考えた方が得策かもしれません。

リピーターは、価格以外の部分で満足されない限りリピートされません。価格戦略には、深い意味があることを認識されて実施することが大事ではと思います。

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