数字は苦手なんです。という方が結構多いです。ところが現場の仕事は超プロ級の仕事をされます。後、数字を見れるようになれば鬼に金棒で出世も昇進昇格も見えてくるようです。

まず第一は、覚えた方が良い数字と覚えなくても良い数字を見極めることです。私たちコンサルタントもすべての数値を覚えている訳ではないです。あるポイントを抑えているだけです。そのポイントというのは経験でわかってきます。

まず数字に慣れるためのコツがあります。難しい決算書の数値の前に、現場の数値をマスターすることです。

そのためには、自分なりの指標を持つことです。どんな小さな気付きでも良いのでその気付きから数値を読むことができるようにします。

例えば、
営業時間の折り返し時間で、後半の客数と売上を予測する。
10日までの売上でその月の売上を予測する。
現状の予約状況で、来月の売上を予測する。
第一四半期の売上高で年間の売上高を予測する。

売上の予測ができることが大事です。これがわかるようになるとすべての段取りが上手く捗るようになります。

それとこのような売上の数字が気になるようになり出すと、苦手な数字は克服されています。

苦手と言いながらも売上は気になるはずです。同様に、会社や店の数値の中で気になるものを見つけて下さい。

粗利?原価?経費?何でも良いです。自分にとって興味のある数値を見つけることです。そうすると、業界平均や今の世の中の状況と比較してどうなのか知りたくなってきます。

そうやって少しずつ気になる数字を見つけて行くと徐々にレベルが上がって行きます。最初からすべてを知っておくというのは無理です。

学校の勉強ではないので、丸暗記しても意味がないです。自分が知りたいと思わない限り身に付かないと思います。

苦手な数字を克服するためには、気になる数字を自分から探すことです。おそらく気になりだしたら、もう卒業されていると思います。

【最新情報はこちらから】経営コンサルタントは武内コンサルティング