たまにこのような質問をいただきます。一見正しいようにも見えるのですが、素晴らしい会社になる以前に、目先の窮状を脱することで精一杯。講演や本などで紹介されている企業と自社とは差があり過ぎます。それでも素晴らしい企業を目標としないといけないのでしょうか?と言った内容です。

講演の中に出てくるような企業は確かに素晴らしいです。しかし、その話から自社に何か活かそうとしても次元が違うと感じられているのだと思います。

現実的には、素晴らしい話しよりも現状を少しでも改善できればと考えておられると思います。

それといきなり素晴らしい会社を目標にするのは、きついと思います。あの会社のようにならないといけないと思うとたいへんです。

大目標としては良いかもしれませんが、もう少し力を抜いて、自分の今の力に合った目標を設定されてはいかがでしょうか?

あまり素晴らしい会社の話を聞き過ぎるのも毒かもしれません。あぁならないといけないんだと思うとプレッシャーがかかります。

素晴らしい会社にするための階段があると思います。その階段のイメージがつかめていないために、適切な目標設定が難しくなっているのだと思います。

あまり自分を追い込むのは良くないと思います。達成可能な目標を設定し、大目標についてはいつかあのような会社になるんだという長期計画を組まれてはどうでしょうか?

素晴らしい会社の真似が簡単にできることはないです。その会社は今までかなりの努力をされてきているはずです。できれば素晴らしい会社になられたプロセスを参考にされるのが良いと思います。

すべて同じようにしないといけないということはないです。素晴らしいと言っても経営状況や中身は違います。しっかりと地に足の着いた目標設定することが大事だと思います。

経営者の方にとって、焦りが一番禁物です。素晴らしい会社の話を聞いてもプレッシャーにされず、モチベーションアップにされてはと思います。

良い話を聞くと、つい自分を責めてしまいます。うちの会社とどこが違うのだろうかと・・・・

そんなに自分や会社を責めないで、自分が今できること精一杯やることが大切ではと思います。

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