場を設けていますか?
時間を取っていますか?
回答していますか?

中小企業がそんなことまでは無理とは言わず、積極的に対処して行くことが望ましいです。時間や余裕がないからと言って、放っておくと傷口が大きくなって行きます。

会社側が従業員と向き合う場を設けて、はけ口を必ず作ることです。つまらない意見が出て来る場合もありますが、聞いてあげることも大切です。

それとよく問題になるのが、言った言わないということです。会社側としては決定事項しか従業員に伝えてはいけません。憶測や希望的観測でこうしたいと思っているということなども口にしてはいけません。未決定事項は、幹部社員の間でかん口令を引くことが大事です。

また、議論になっている課題についても会社側としてどう思っているのか、回答して行くことが不満解消につながります。

理想は、やはり会社側と従業員側の間に入る人がいることです。お互いが真っ向から意見を言い合うと調整がつかなくなります。意見の内容についても筋の通っている意見かどうか判断する必要があります。何でも会社に要求すれば実現できるというものではないです。

でもこれが中小企業の現実です。綺麗に何の問題もないという会社はないでしょう。この壁を乗り越えて行かなくてはなりません。

つまらないこと言うな!と言いたい時もあるかもしれませんが、真摯に受け止めてあげて、丁寧に答えてあげることです。従業員は会社や社長を信頼して毎日頑張っておられます。その期待に応えてあげて下さい。

ほんの小さな綻びから、大惨事になることもあります。気を抜かないで、必ず社内の状況について情報収集を図って下さい。

従業員の方々と本音トーク出来る場を設けませんでしょうか?
意外とどの会社もやっていません。大手企業になると実はそのような場を設けて組織をより強くされています。そのことが、会社の業績やモチベーションアップにつながることをご存知だからです。

従業員と向き合わない限り、良い会社にはならないと思います。

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