どの企業も一番困っておられることは、人に関することです。人に関してはほとんど困っていませんという方はおられません。人の問題さえ解決すれば、もっと業績が伸びるのになぁと思っておられます。

その通りだと思います。中小企業では、人がすべてです。少しでも能力が高かったり、やる気のある方が入ってくると業績は上がります。

ところが思い描いた人が入ってきません。それに従業員の高齢化という問題が持ち上がって来ています。若い人は入ってこず、残った従業員だけで経営しているというところが多いです。

これからどうすれば良いですかと質問・相談があります。まず、中小企業では会社が期待する・想像するような人は入ってきませんとはっきりとお伝えさせていただいています。それと業績が低迷している会社や店は、新しい人が入ってこなかったり、人の出入りが少ないという特徴があります。

やはりこのことを打破する必要があります。会社ですから人の入れ替えがあって普通です。一旦雇用した人とは永く一緒に仕事をしたいという願いはわかりますが、一定数入れ替えがあるくらいの方が社内が活性化します。

だから、どんな方でも希望されるのであれば、間口を広げて募集・採用に努めてみられてはと思います。人が欲しい時にだけ募集するのではなく、常に募集をかけておくべきです。

そうしないと、外の世界がわからなくなります。いざ人が欲しい時には、世の中の給与水準や時給、それに職場環境や待遇面を調査しないといけません。常に募集をかけておけば、採用希望者からいろんな話が聞けます。

常に採用できる体制を整えておくことも大事でしょう。そうすることによって
従業員の高齢化が少しずつ解消されて行きます。若手への切り替えも進むことになります。

従業員の高齢化を招いた原因は、採用に力を入れてこなかったことにあります。
人で苦労したくないと思うならば、採用に是非力を入れて下さい。

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