最近忙しくて仕事が雑になっているような気がしますという答えが返ってきます。

忙しいから雑になっているというのは良くないです。忙しくても丁寧に仕事を仕上げていかないといけません。ただし、その原因の根っこに社員が明るく元気でないというのがあるようです。

従業員の方々が明るく元気でないと会社は活性化しません。何が不満なんでしょうか、何が原因でそうなっているのでしょうか?

各部門長の方々や総務部の方は、原因を追及すべきです。このような状態が続くと良いことは起こりません。徐々に離職者が出てきたり、社内で問題が起こる兆候だと思った方が良いです。

でも一番難しい問題だと思います。問題が何なのか見えていません。おそらく社内全体が元気ないなぁという感じだと思います。何か個々に問題が表面化しているのではなく、社内の雰囲気が悪いということでしょう。

一つの案は、ガス抜きをしてあげることです。それも会社主導ではなく、なるべく従業員主導で行えるようなものを作るべきです。例えば、福利厚生の一環として金額を決め、社会的常識の範囲内で自由に使いなさいと言ってあげるのも良いかも・・・

昔は、顔色の悪い社員がいたら上司が飲みに連れて行って話を聞いてあげるという最もポピュラーなカウンセリングを行っていましたが、どうも最近は嫌がられるようです。

また社内研修や慰労会なども参加率が悪いと聞いています。家庭の事情や自分の都合が優先で、なかなか参加されないとか・・・結局、コミュニケーションが取れず雰囲気が悪くなっています。

今後、会社のあり方、社員指導のあり方も考えていく必要がありそうです。明確な答えはないですが、社員が明るく元気になる方法、これが最優先課題のようです。数字は後から付いて来ます。

社員をイキイキ楽しく仕事をさせること。これが会社の使命だと思います。

でもどうすれば、笑顔で楽しそうに仕事をしてくれるのか、トップは悩んでいると思います。従業員の口から、「社員が元気ないです」という話が出て来ると
危険信号です。何らかの対策が必要です。

顧客満足以上に、従業員満足が大事だと思います。元気がないとおっしゃった方には是非、自ら元気が出る提案をしいて欲しいです。

会社は従業員あってのものなのですから・・・