Web戦略を構築しようと思えば、優秀なスタッフ・優秀な会社と組めばできるのでは?というのが一般論。頭の良い人が集まれば、素晴らしいビジネスモデルを構築できるのではという期待感が生まれます。

ところがこの素晴らしいビジネスモデル、一つだけ欠陥があります。だれが買うのか、誰が使用するのかです。使用するお客様をどこから呼んで来るのか?

そこで最近目を付けられているのが、コンサルタントと士業の先生方。
理由は簡単、お客様をすでに持っているからです。

完璧なビジネスモデルを構築する以上に、お客様を持っている方とネットワークを組む方が大切だからです。

逆に苦戦する、声がかからないのがWeb会社。Web会社同士の融合は難しいのではないでしょうか?お互いがライバルだと牽制し合っています。それに行き着く先が同じです。

最近は、アナログの必要性が見直されている感じです。Webやネットの時代だからと言って、自らそちらの方向へ向いたり、勉強したりするのではなく、今までの自分のスタイルを変えずに磨き込みをかけることも大事だと思いました。

みんながWebやネットに気を取られているのでアナログの部分が逆に手薄になっていたり、そのような人が少なくなっているのかもしれません。

でもこのことに気づいて戦略を再構築されようとしているのは、流石です。

時代の最先端というのは、新しいことに目を向けるだけではなく、誰も気づいていなかったことに目を向けることだと思います。

自分や自社の立ち位置をどこに置くのか、それが一番大切です。時代の波にさらわれないようにしっかりと戦略を組む必要があります。

他社がやっている、他人がやっているから自分もやらなくてはという発想よりも自分や自社がどうあるべきかを考え直す時期に来ているのかもしれません。

新しい波が起こっているような予感がします。
立ち位置を明確にすることが至上命題のような気がします。