予算のために仕事をしていませんか?予算達成が第一目標というのはよくわかります。私もそうでした。いつも朝起きると予算の事で頭がいっぱい。特に月末会議の前の日は、嫌なものです。

社会人になって始めに教育されたのはこの予算達成についてです。与えられた予算を個々人がしっかりと責任を持ってやらないと会社はたいへんなことになると・・・

日本の会社では、おそらくどの会社も予算第一です。そのために必死に仕事をします。予算をたくさんクリアした人が組織の上に行く仕組みになっています。
そのため、若いうちに予算のあり方を叩きこまれます。

若い時は、体も頭も動きます。少々不調でも予算をやるのが楽しくてしようがない時期があります。

ところが仕事の本来の意義は、予算のためだけではなく、もう少し他のところにあることに気付きます。

仕事は会社のためだけにするのではなく、自分のためにするものです。自分を楽しくし、生活を豊かにするために仕事をしたいです。

予算、予算と頭が痛い時もあります。しかし、それを超えたところにもっと素晴らしい仕事のあり方があることを若手の方にはお伝えされてはと思います。

業績が芳しくなく、予算が未達となると下を向いている社員が必然的に多くなってきます。

会議やミーティングと言った固い会でなくても、普通の会話や食事、あるいは飲み会などで仕事について討論・議論をしても良いのでは・・・

仕事に対する価値観は人それぞれ違うと思います。予算のためだけに仕事をするのはどうでしょうか?そこから先のことをアドバイスするのも上司の大事な仕事のように思います。

でも常に何で仕事をしているんだろうと悩み続けながら皆頑張っていると思います。予算が気にならなくなった時、それが本物に近づいた証拠かもしれません。