事業を興した以上、銀行にお世話になるのは当たり前。避けては通れません。
敵対視する方がおかしいと思います。自社の業績が悪くなると、銀行を悪者にされます。調子の良い時は見方で、調子が悪くなると敵?

業績が悪化している企業ほど、世の中や景気の悪さ以上に銀行への返済の負荷を第一原因に思っておられます。

返済金額が少なくなれば事業は回復するのでしょうか?

資金繰り面では確かに楽になるでしょう。しかし、今以上に売上が下がることも考えられます。その時はまたリスケで対応なのでしょか?

根本的なところを改善改革できていないといつまで経っても出口が見えなくなります。

銀行からの厳しい対応や厳しい言葉を聞いても自社の事業が好転するためと思ってじっと我慢するくらいでないといけないような気がします。

借りているお金は消える訳はないので、上手に銀行と付き合って行くべきだと思います。銀行との付き合い方を誤ると、事業運営が難しくなる場合があります。

それと逆に思うのは、資金繰り表や中長期経営計画書など銀行から提出を求められるものをしっかりと作り込めば会社は強くなります。より厳しい目でチェックされた方が得かもしれません。

もし銀行からの監査やチェックがなかったらどうなるでしょうか?その方がもっと怖いと思います。甘い経営をしているため銀行にお世話にならなくてはいけなくなっています。

数字のプロの方に見ていただき理想の数字に近づける努力をした方が賢明だと思います。それが業界通例のあるべき姿へと近づいて行く一つの方法です。

自社の業績が悪いことを他人のせいにしないこと、世の中のせいにしないこと、業界動向のせいにしないこと。それと銀行のせいにもしないこと。

銀行を上手に見方に付けた方が、経営上手と言えるのではないでしょうか。