いきなり面談ミーティングで出てきた言葉です。

いろんな意味を含んでいると思います。
まずこの方は、将来会社を背負って行かれるのではという期待感でいっぱいです。どこまで成長されるのか楽しみです。

もう一つは、若手社員が給与が高いと言っているということは、本当なのでしょう。どこか組織に歪みが出ているのでそれを修復しないといけない、と思いました。

高給与の会社は、当然離職率が極端に低くなります。誰も辞めません。転職されません。

やってもやらなくても時間さえ過ぎれば一定の給与がもらえる仕組みになってしまいます。従業員のモチベーションも上がらない場合が出て来ます。

でもこんな若手の叫びを汲んで上げて欲しいです。
正常な給与体系が必要です。能力や経験、努力、モチベーションなどに応じて給与を払う仕組みを作らないと若手が腐ってきます。

将来、店長になりたいと切に願って一所懸命仕事をしている彼がかわいそうです。早く処置をしないと、彼にまで伝線してしまいます。

伸びる企業の一つの要因が、適正で能力に応じた給与体系です。誰もが納得するような形でないと現場から不満が必ず出て来ます。それもお金のことになると問題は大きくなります。

頑張っている方のモチベーションを下げるようなことはしたくないです。

だから年数回、面談ミーティングをされることをおすすめします。できれば、外部の方に聞き取り調査を依頼されるのが良いでしょう。

上長や社長に言えないこと、言ってみたいことを拾い上げて下さい。
必ずそこに問題が潜んでいます。

若手有望社員の一言が会社を変えるかもしれません。
勇気を持った一言を期待します。

能力以上の給与を支払うのは罪なのかもしれません。
給与の中身は、会社運営の中で一番大事なものです。是非、仕事の内容と給与の額が一致するようなものを作って下さい。

高いと思っているということは、伸びる可能性があるということです。
給与は当たり前にならないことが大切です。

従業員の方のモチベーションが上がるような給与体系を作って下さい。