レジの教育・研修でレジの精度を上げることが利益率アップにつながります。

研修生に任せても大丈夫?
という場面によく出くわします。


先日もある食品スーパーで、ビール6缶を2つレジへ持って行ったのですが、6缶と1本とでカウントされました。
お客様の立場に立つとラッキーなんですが、経営で見るとたいへんなことです。

1日で同様のことが何回起こっているのでしょうか?
考えるとぞっとします。

ネームプレートには「研修生」とあります。レジスピードは、早いようですが、小さなミスが起こっているかもしれません。それが出来ていないまま、現場に一人で放り出すのはいかがなものでしょうか?

利益率低下の原因の一つはレジのミスです。
これって経営者や店長が実際に見ることはできません。1日の売上を集計しても見つけることができない場合があります。

意図的なミスでないから余計に見つけることが難しいです。
本人は一所懸命。しかし、ミスは発生していて、利益率を下げる結果になっています。

レジは真剣勝負!間違いは許されません。
バーコードを読み込むだけではなく、目で数量・金額を確認しないといけません。

一つ一つ丁寧に、かつ間違いのないように早く。
いくつもの要件が必要となってきますが、それがプロの世界。

店としては担当者ごとに、レジ状況がどうなっているか把握することです。
任せっきりは良くないです。

小さなミスの積み重ねが、経営を圧迫します。

売上を上げることよりもミスの少ない現場づくり。
これが必要最低限の目標のように思います。