公開はしていないはず。
しかし、従業員が会社の数字を知っている場合があります。

どうも外部の業者の方から耳に入るようです。
社内ではかん口令が敷いてあっても知っています。

どこまで経営数値を公開するか、迷うところです。
理想はオープンですが、諸事情も有り、できないところもあると思います。

しかし隠し続けて、良い方向にはなかなか向かないようです。
経営数値を把握していただいた上で、動いていただかないと成果につながりません。特に、中間管理職の方への指導面でも必要なようです。

会社の方向性がわからないという意見が多々あります。その一つは、経営数値の公開だと思います。ある程度数値が見えて、目標が発表されると、それに向かって進めるはずです。

あるいは、意欲のある方、向上心のある方は、積極的に数字を聞きにこらます。

よく経営数値を公開すると、良くない数値だとわかってしまい、優秀な従業員が辞めてしまうのではと心配されます。でもいつまでも公開しない訳にもいきません。

経営数値の公開は、一つの壁かもしれません。
一旦やってしまえば、どうってことないのですが、公開する瞬間がゴタゴタするかもしれません。

優秀な方が辞めて行ったとしても、残った人員で一つの方向に向いて邁進することが大事です。

この同じ方向を向いた集団作りが経営では大事なんです。
皆がバラバラで個々の仕事しかしていない状況は危険です。

また、会社から状況が悪いという数値を聞くのはまだ良いですが、外部から聞かされると従業員はショックです。

なぜ、教えてくれなかったのぉ?となります。
だから一刻も早く、数値はできるだけオープンにして下さい。

まずは、そこからです。
経営数値を公開しない、知らないという状況で企業再生はないです。

意外と小さなことかもしれませんが、それが会社に対する不信感につながります。幹部が身綺麗であるなら、公開はできるはず。

隠せば隠すほど傷口が広がっていることを知っていて下さい。
逆に、数値を知った瞬間、ギアが入るかもしれません。

ギアチェンジに、数値公開が使えるかもしれません。