数字を持って行って納得された方がもっと怖い?

数字が並んでいる表を何枚も綴った計画書、根拠はどこにあるのでしょうか?
数字を説明されたいのでしょうか?

数字に裏打ちされた根拠とその具体的な推進策の話が聞きたいところです。
意外とその辺りを突かれると嫌なのでは?

銀行も昔とは体質が変わってきています。
おそらく数字の羅列されたものを見て、判断していた部分が大きかったと思います。

ところが数値計画だけで承認しているとたいへんだと気付かれたのだと思います。数値計画に基づく実行内容が伴っているかどうか?ビジョンは見えているのかどうか?

計画書の中身が変わって来ています。
今現在は、数値の部分はほんの数枚。
後は、すべて実行計画です。それも日時の入ったスケジュール感のあるものです。

またそれだけでは納得いただけないので、その書類を持って説明に伺わせていただきます。

それも数カ月に1度のペースでモニタリングしていただきます。

本当、数字だけ見せられても納得できないと思います。
数字遊びの数値作りになっていないでしょうか?

数値なんて作ることができます。
しかし、現場の数値は、確かなものを作っていかないといけません。
出来もしない計画を数値で表す方が危険です。
地に足の着いた計画書であるかどうかは、プロの銀行マンなら即見抜きます。

書いて作った後に、自分で活かせる内容のものを作らないと意味がないです。

計画書は銀行のために作るのではないです。自分のため、会社のために作るものです。

数字ではなく、トップの経営に対する姿勢と情熱で判断されます。
この人ならやりそうだなぁという雰囲気があるかどうか?

くれぐれも数字遊びにならないように・・・