予算会議ではありません。幹部会議です。

何かと言いますと、今の会社の状況を本音で伝え、考えてくれる方の会議です。

中小企業や個人店では、同族の方が集まってこそこそ・・・

従業員にはなるべく現状を知らせないように気を使いながら経営。

でも厳しさが増してくると、そうも言っておれないのではないでしょうか?

腹を割って話ができる従業員の方はおられませんか?
その方にも心底、ご協力いただくことが大切です。

経営者の方がいくら頑張っても限界があります。
従業員の方の中で、経営者の方同じように痛みをわかっていただける方にも現状を知っていただき、本音で会議をすることです。

企業再生のお手伝いをさせていただいていて、この現状を認識していただき、痛みのわかる従業員の方がおられるかどうかがポイントのようです。

経営者の方も躊躇されている場合があります。恥ずかしいことでもなんでもな
いと思います。本音で、会社をどう立て直すか話のできる従業員が欲しいくらいです。

だからそのような会議を毎週、ことあるごとに相談しながら、前へ進めていくことです。現場の本当の状況など経営者の方の目の届かないところもあると思います。

一つ一つ本音で解決。
ごかましや隠し事は一切しない。

中途半端な状態で経営を行っていても必ず綻びが出てきます。

外部の方の力を借りるのも一考ですが、その方がいつも会社におられる訳ではないと思います。

だから、重要な幹部会議を行って下さい。
この幹部会議の内容とスピード対応で会社は変わってくると思います。

中小企業の業績悪化の原因の一つが、経営者の方の見れる範囲を超えた事業領域になっている場合があります。すべてを見ることなんてできません。見れなくなったら幹部会議をしっかりとやることです。

それくらい重要な幹部会議。
定期的に行うのではなく、不定期にいつでもできる体制を作ることが中小企業では大事ではないでしょうか?

すぐにでも開催されることをおすすめいたします。