私も自慢ではないですが船井総研という会社で、評判通りの激務を経験させていただきました。何度も修羅場をくぐりながら経験、勉強させていただきました。
その時の苦労が今本当に役立っています。
あの時の苦労がなかったらどうなっていたんだろうと思います。

休みのことを考えるよりも先輩や上司から頼まれたお客様に提出する書類作成で頭がいっぱい。一つ終わると2つから3つくらいまた新しい仕事が入ってきます。こなすよりも入ってくる方が多いんです。それが半永久的に終わらないのです。

解決方法は一つだけ・・・
自分の作業スピードを上げることです。
それを訓練して初めて、卒業。

今、企業再生の仕事のお手伝いをさせていただいております。
気が付くのは、苦戦されているのはわかりますが、若い時に激務で修羅場をくぐって来られた経験があるかどうかです。

サラリーマン経験がなく、即実家に入られた二世や三世の方など、少々心配です。

あるいは20代、30代にたまたまうまく行っていた方、40歳を過ぎると苦戦されます。若い時の苦労というストックがないからです。

皆幸せになりたいです。
良い学校に入り、良い会社に入り、結婚や家、子供さんなど様々な夢を少しずつ手に入れたいです。

でもその時、人間ですから目先の幸せを考えてしまいます。
最低でも60歳くらいまでは働かなくてはいけません。今苦戦している、思い通りになっていない方は40歳以上の方が多いです。

40歳過ぎて、幸せになるための苦労というストックが大切なような気がします。

人間誰でも進んで苦労をしようとは思いません。偶然、そのような環境で仕事をさせてもらえるかどうかなのですが、後から振り返ると本当に感謝の一言です。

激務という評判だから止めておこう!なんて思わないで、できる限り苦労という経験をされた方が良いです。

20代・30代の幸せは比較的手に入るようなのですが、40歳以降の幸せは難しいようです。だから逃げないで、積極的に苦労というストックを積み上げないといけません。

40歳過ぎてからさらに幸せになるために・・・

今は、本当に素晴らしい経験させていただきありがとうございました。
という感謝の気持ちでいっぱいです。
あの時にはわからなかったことが、やっとわかり出しました。

あとは同じことを少しでも次世代の方へ伝えて行こうと思います。