過去の延長だけを願っていては幸せにならない?

皆、サラリーマン時代の年収が維持できればと考えます。悪くてもサラリーマン時代の8掛けくらいはあればなぁというのが本音だと思います。

しかし、世の中はそう甘くないです。成功されている方ほど、リセットされています。サラリーマン時代の仕事やクライアント先など、すべてを一旦リセットするのです。

それも意図的に、自らがリセットを図られているようです。

以前勤めていた会社との関係も断ちます。関係を断つと言っても人間関係まで断つ訳ではないです。一緒に仕事をしないとか、新しいビジネスモデルを探すという意味です。

このリセットの有無が後あと、効いてくるようです。過去を引きずり、過去の延長線上だけでは、難しいようです。

いくらか安全パイを確保しておきながら、プラスして何か新しいものを築こうと皆思いますが、そうはいきません。

成功のためには、リセットが必要です。数年間、収入がなくても良いというくらいの覚悟が必要です。何でも自分の思うようになったり、想像どおりになるということはないです。

人生の諸先輩方が、答えを出してくれています。甘い妄想の中で、年収計算をするのだけは危険際まりないです。

今の仕事がうまくいかなかったからといって前職に戻ることはできません。
やはり成否のカギは、退路を断つことだと思います。

逃げ道のない状態に自分を追い込むこと。そこからしか、新しいものは生まれません。

独立開業する前、ワクワクするのはわかります。しかし、想像は想像です。
想像した通りになんていかないものです。

だからこそその想像を捨てるのです。
リセットする勇気を持った方が、成功の扉を開けておられます。

過去は過去。
起業するなら過去を忘れることから始めないといけません。

くれぐれも過去の勤め先の真似はしないことです。
起業・開業は、個人の事業なのですから・・・

大会社に勤めていた方ほど、独立開業が難しいというのはこの辺に理由がありそうです。早めにリセットした方が勝ちのような気がします。