2012年 3月の記事一覧

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12年03月30日 08時47分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どんなに業績を伸ばしてもなかなか認めてもらえません。土台を作った親の偉大さがあるからです。親を超えるにはどうすれば良いのか、どうすれば認めてもらえるのか悩むところです。

親以上に業績を伸ばしたじゃぁないか、俺が改革をして会社を大きくしたじゃぁないかと言いたいところです。でも創業時から潰さずに守ってきた努力はたいへんなものです。言葉には出されませんが、会社は潰さずに維持するだけも凄いことです。

ではどうすれば認められるのでしょうか?

会社の業績を伸ばすだけではダメ?そうすると、自分で事業を興さないといけません。会社の資産を活用して、新規事業を興し軌道に乗せることです。全く無のところから新しいものを生まない限り、親の影がいつまでも付いて来ると思います。

あるいは、親の会社には入らず、自ら起業し成功を収めるかです。現実的にはかなり厳しい面もありますが、それくらいの気概がないと、周りからは親の評価が高くなるばかりです。

いつまでも親のことを気にしていてもしようがないと思います。大事なのは、自分が何ができるかです。可能性は誰にでもあり、無限大にある訳ですから、チャレンジすべきです。

世の中に貢献するためにも何か新しいものを生み出すということを考えても良いと思います。

親に勝とうと勝とうとしていてもあまり意味がないかも・・・意識する方がおかしいかもしれません。

広い視野を持って経営したり、生きて行くことが大切だと気付いた瞬間、気にならなくなると思います。

親がどうというよりも自分の能力をどうやって最大限発揮することができるかを真剣に考えられてはどうでしょうか?

親に勝つのではなく、自分に勝たないと未来は開けてこないと思います。自分に厳しく、自分に勝った人こそが成功されているような気がします。

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12年03月29日 15時47分45秒
Posted by: takeuchiconsult
中小企業では、普通は息子さん。あるいは親族。社内での育成は進んでいません。大きな理由の一つに保証の問題があると思います。なかなか保証まで引き継いで判を押してくれる人はいません。

結局、そうなると息子さんが後を継がなくてはならないということになります。ただし、一緒に仕事をされてきたのなら良いですが、外から帰ってくるとなるとたいへんです。まず現状把握から行わないといけません。それに経営状況を知らされていれば良いですが、何も知らされていないと、帰って来たらビックリされるでしょう。

中小企業の場合、社長の右腕はおられます。ただしその方が、保証まで引き受けてくれるかどうかは別です。人生でそんなに大きいリスクを負うことが果たして良いのかどうか迷われます。それに黒字で将来も明るければ良いですが、赤字だったり、大きな負債を抱えていると厳しいです。

また息子さんがまだ若くて中継ぎが必要な場合もあります。しかし、次世代の後継者候補がいないため、社長は引退できず、高齢でも頑張られるところが多いです。

今の事業を守ることで精一杯。後継者のことまで頭が回らないというのが普通だと思います。

しかし、よく言われますのは自分が社長になった瞬間、後継者のことを考えなさいと・・・

息子さんにスムーズにバトンタッチできれば良いですが、やはり中継ぎの方が必要となってきます。理想は誰が社長をやっても大丈夫な会社を作ることです。

社長は今の事業を守るためにも意識して次世代経営者の育成を行うべきです。社内人材がいないのなら、外から招へいすることも考えないといけません。ただし、引き受けてくれるような経営状況にすることが大切です。

次世代経営者の有無は、企業価値評価の上で最重要項目です。このことが安定しているかどうかで将来性を計られます。

難しいのはわかりますが、社長が常に動いて探し、育てていかないと前に進みません。いざという時に間に合わなくなります。

次世代経営者の育成は可能かどうかではなく、社長自らの行動にかかっていると思います。

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