2009年 11月の記事一覧

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09年11月30日 09時05分00秒
Posted by: takeuchiconsult
倒産寸前まで行った方のお言葉なので、重みがあります。

業績アップと言ってもたかが3~5%。
ところがこの3~5%上げるために必死で頑張っていると、いつか良い時も来るそうです。
活かすか活かさないかはその方次第。

いつも俺だけなんでこんなに苦しいんだ!
どこが間違っているんだ!
と一人嘆くことも多いと思います。

一気に借入金を返せる訳でもなく、また子供や孫の代まで借金をひこずるのではと心配されます。

10%以上業績が伸びるなんてことは、ハナから考えない方が良いでしょう。
何か一発当たらないかなぁと思っても思うだけで当たらないでしょう。

地道に頑張っている方には必ず光がいつか当たります。
それに、そのコツコツさが功を奏して、大きな仕事をいただけるかもしれません。

でもこの大きな仕事に出会うためには、日々のコツコツさが大事です。これがあって初めて大きな仕事がやってきます。

そう教えてもらいました。
本当にあった現実的なお話をされますので、納得します。

この金額なら一生かかっても返せないじゃぁないかと思っても今止めると何も残りません。少しでも可能性があるのなら、今を一所懸命頑張りませんか?

業績が悪い方は、今ツキの悪い状態です。少しでもツキのある生き方をされて下さい。少しずつ何かが改善されてきます。

いつか必ず良い時が来ると願って、仕事をしませんか?

「いつまで辛抱するんですか?」
という質問がありますが、答えは成果や結果が出るまでです。

あんなにご苦労されていたのに・・・
と思う方が、少しずつツキを捕まれている報告を受けるとうれしくなります。

真面目にコツコツと経営する方、大好きです。

努力は嘘を付かないと思います。人間は、できる範囲内で精一杯頑張るようにできているのかもしれません。

やるかやらないか?ただそれだけの差のような気がします。

良い時が必ず来ると信じて、私も頑張りたいと思います。
09年11月29日 09時04分00秒
Posted by: takeuchiconsult
デューデリの調査報告書の中には、
「修正後貸借対照表」というものが出てきます。
毎期、税理士の先生にお頼みして決算書が出来上がっていると思いますが、厳しく見ると修正が出てくるんですね。

先生方には失礼かもしれませんが、毎期の決算書では甘いということになります。

お店を新しく作るのではなく、よくリニューアルという言葉がはやっていますが決算書もどこかでリニューアルが必要なのでしょうか?

実際には、銀行さんに資料を提出する際にしか、厳しい通知表を出さない癖が日本の企業にはあるような気がします。

決算書を作成願う際に、
「うちの決算書は、どこよりも厳しく、業界平均よりも厳しく査定・評価して下さい。」と言う方はおられるでしょうか?

できれば、少しくらい甘く書いてくれないかなぁ?と言うのが本音かもしれません。

それと、私達は仕事柄、5カ年の貸借対照表や10カ年の損益計画など携わらせていただいていますが、通常の企業様の場合、特に中小企業では、売上を中心にした損益計画と資金繰り表がメインになり、5カ年の貸借対照表まで策定されているところは少ないように思います。

しかし売上や利益にばかり目が行っていると自転車操業になっていまいます。
大事なのは貸借対照表です。正確に把握できているかどうか、それがトップの一番の仕事だと思います。

思っているほどお金が残っていないのが実情です。どうやってキャッシュを増やしていくか?頭を悩ますところだと思います。

5年先や10年先のことがわからないですが、どう組み立てて行くのか、それを思案しながら作っていかないといけません。

それにそのこと自体が楽しいと思える方でないと、経営者は務まらないのではと思います。

経営者は、数字から逃げることができません。唯一トップにしかできない仕事が、この数字の策定です。

毎日見ていれば見えてくるものもあると思います。後は、良い師匠に付かれることです。それも大きな要因のような気がします。
09年11月28日 09時04分00秒
Posted by: takeuchiconsult
アラウンドフォーティ。
これは極上の世界。
でも私の仲間に今のところ女性の方はおられません。
全部男です。

40過ぎてやっと言い仕事ができるようになったのではと思います。
それまではただ我武者羅に経験を積むだけ・・・

良い方と出会えても自分が未熟なために、本当の意味で人脈にはならなかったような気がします。

最近、急に同年齢の方々との出会いが増えています。

別にアラフォーでなくても同年輩の仕事仲間は楽しいはずです。
生まれ育った環境が似ているため、話が自然と合います。
悩みや夢も似ているのではないでしょうか?

今までは遠くを見ず、目先ばかりを追いかけて走ってきたような気がします。
気が付くと40歳を過ぎ、厄年も過ぎています。
ところがなぜかこの辺りから内容の濃い仕事や人脈ができつつあるように思うのです。

年配の方や若い方との付き合いも大事ですが、まずは同年輩の仲間を作ることが大事だと思います。そこからいろんな方向へ展開していきます。今貴重な財産づくりを始めたような感じです。これからこの蓄積が自分の事業を大きく左右しそうです。

しかし体が傷んでくるのもこの年ごろから。若い時の無理がたたって、金属疲労を必ず起こしているのが普通です。元気な方がおかしいくらいです。

体を大切にしながら、量から質へと仕事の比重を変えないといけません。数よりも中身。良い仕事をするためにはどうすれば良いのか?心の余裕もないとダメだと思います。

1年中休みが取れないと自慢げに言っていた自分が恥ずかしいくらいです。そんなことでは良い仕事なんてできっこないです。

それは自分ひとりでその仕事をこなしているという自負がどこかにあるからです。ところが、アラフォーの仲間ができてくると、自分の立ち位置や役割がわかってきます。それに自分を周りの方がうまく使ってくれます。

だから余計に良い仕事ができるのではと思います。

アラフォーの世界にもうしばらく浸かっていたいと思います。
09年11月27日 09時03分00秒
Posted by: takeuchiconsult
私の場合、急なメールに電話、突然あります。
先日もありました。
「3月に東京で飲み会を企画しているので、空いているスケジュールを教えてほしい」とのこと。私がいることが条件で企画されているような・・・

それに場所は東京。
飲み会の前後に、東京の仕事を入れないと何をしているかわからなくなります。

でもこの飲み会の誘い、楽しいだけでなく、こやしになっています。
毎回、何らかの情報がいただけますし、10回に1回くらいは仕事になっています。

飲み会の案内がないと少々不安です。飲み会を開催する余裕がないのかと思ってしまいます。

実は、仕事の電話・メールよりもこの飲み会の電話・メールの方が多いんです。
いつも何らかのお誘いを受けます。まずスケジュール調整の連絡があり、仕事が終わった後、時間空いていますか?と食事、いやいや飲み会へ突入です。

でもこれで良いと思います。仕事の電話をじっと待っていても来ないでしょう。
それに飲み会の場は、出会いの場です。やはり顔を出しているだけでも違ってきます。

業績が悪くなると、どうしても会社や家に閉じこもりぎみになります。いつも心が晴れません。それだったら、仲間の顔を見て、リフレッシュされませんか?

あとコツは、いつも同じメンバーで飲まないこと。誰でも良いのでゲストをお呼びすること。伸びている方をお呼びすることです。

自分の殻の中に収まっていてもしようがないです。調子の悪い時ほど、他人の話を聞きません。聞こうともしなくなります。

素直に、周りの方がどんなことをなさっているのか、じっと聞くことです。
飲み会では、好きなものを食べたり、飲んだり、後はじっと周りの方のお話を聞くように心がけています。

自慢話も良いですが、この聞くという姿勢が一番大事だと教えていただきました。それに男同士の関係の場合、昼間の情報よりも肩を寄せ合う夜の食事の場での情報の方が重要度が高いはず。

飲み会のスケジュール入っていますか?入っていないと危険です。情報が入ってきませんし、成長しなくなります。

仕事のスケジュール以上に、飲み会のスケジュールを優先する。
自分を成長させるには、それもありなのかなぁと思います。
09年11月26日 09時02分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最近、結構チラシが新聞折り込みで入ってきます。
まだ2月がスタートしたばかり。
なのに凄い攻勢。

おそらく理由は、苦戦されているのでは?
早め早めに手を打つことは良いですが、2月の数字が苦しく、早めにチラシを入れられているような気がします。

2月の刈り取りはおそらく厳しいでしょう。
ピンポイントで3月に入れるかどうか迷われたはずです。

でもそれ以上に2月の数字が心配になり、少しでも欲しいと思って打たれたのかも?

この傾向は続くように思います。
早め早めに打ちたい!しかし、焦り過ぎると、早過ぎる場合が出てきます。
タイミングを逸しないことです。

それと同業の方が一番焦るかもしれません。
もうチラシが入った!と・・・

もうひとつ気になることがあります。
それは、チラシを見ていると相対的にプライスダウンされているような感じです。
1000円の弁当があったり、2000円が中心になっていたりと様変わりしているような気がします。

時流への対応の足跡がうかがえます。

特に、今後弁当関係は伸びそうな気がします。
小さな小さなハレの場。
みんなで楽しく、お弁当をつまむ。

一番経費のかからない娯楽は、花見です。
好天で素晴らしい桜、咲いて欲しいです。

事業も好天に向かうことを祈っています。
09年11月25日 09時02分00秒
Posted by: takeuchiconsult
景気が悪く、ネットで販売・集客をお考えの企業様が多くなっているとお聞きします。

ネット上では大きな経費がかからないので、こちらで何とかしたいとお考えのようです。

従業員の側から見ても「副業認める」という企業が出てきています。当然、一番先にやれるのがネット。もうすでにやられているかもしれませんが、ますます力が入ると思います。

ところがネットも成熟産業です。後発組は、そうとう勉強しないと太刀打ちできないのでは?

プロの方や専属の方が必ず必要となってきます。
この人の差が、成果の差になって現われて来るような気がします。

逆にホームページ制作会社さんなどは大盛況では?
あるいは、在宅でネットの運営・管理ができるかたも重宝されるのでは?

低コストで大きな成果を上げようとされる企業様が増えてくるのは間違いないと思います。小さな個人店様でも人口が減り、実店舗の売上はかなり苦戦。
ネットを使って外へ売って行かないとますます厳しくなっているようです。

立ち上げれば売れるという時代ではないです。幾重にも仕掛けが必要です。それも自分ひとりの力で考え、作業するくらいでは間に合わなくなっています。

昨日もとある経営コンサルタントの先生からご質問がありました。
「地方都市で、小さな個人店さんで頑張っておられるようなのですが、今後ネットに力を入れられたいそうです。何か良いアイデアありますか?」と・・・

本当にこのような方が今後増えると思います。
近隣にネット運営代行をしていただける方を見つけられるのが良いと思います。
わざわざ東京・大阪に毎月出てくるなんてことはできないと思います。

次に探し方ですが、ホームページをただ作っているだけの企業様では難しいでしょう。いろんな仕掛けをご存知で、実際になさっている方とお付き合いされてはと思います。

それにネットは、在宅でもできます。経験があり、事情があって毎日外へ勤めに出ることができない方もおられるのでは?

ネット上に募集広告を貼ったり、ネット関連の会社にまず声をかけてみられてはと思います。

不況で、ネットが注目を浴びそうな予感がします。
09年11月24日 09時01分00秒
Posted by: takeuchiconsult
先日、とある街の居酒屋に入りました。

年代を感じさせるお店で、女将さんが一人で対応されています。
奥に座敷もありますが、ほとんどカウンターで商売をされているのでしょう。

お店に入ると先客がおひとりおられました。
少しお酒をいただいているとまた二人。
カウンター越しに話をしていると、お客様同士が話をするようになりました。

また一人、カウンターへ・・・

もう何か小さな話題があると、皆が乗ってきます。
お酒も止まっているくらい話に夢中。

実は、飲むことよりもこのことが楽しくて行かれる方も多いのでは?

小さくても息の長い商売をされそうな気がします。

カウンター、これからますます重宝されそうな予感がします。

飲食店で今後、業績を少しでも上げたいなら、このカウンターを強化することです。お客様との小さな会話。お客様同士が会話をなさるような空間を作ることです。

お客様が来ないとか、減ったとかよく聞きます。
しかし、カウンターのお客様は減っていないのではないでしょうか?
一度ふらっと立ち寄り、感じが良ければ次につながります。

こんな飲み方、日本独特の文化だと思います。
一人さびしく暖簾をくぐったが、意外や意外、仲間できた!
楽しかった!となれば、また来ようと思います。

皆、誰しも癒される空間を求めています。

カウンター商売で業績が決まるのでは?

失礼な言い方かもしれませんが、あなたの料理の腕ではなく、カウンターの雰囲気に惚れておられるお客様が多いのではないでしょうか?

少し、飲食店活性化の光が見えたような気がしました。
09年11月23日 09時00分00秒
Posted by: takeuchiconsult
単純に業績評価だけでは、企業評価と言えないのではないでしょうか?

売却や譲渡と言った局面で、判断材料になってくるのが、この企業価値です。
今現在の経営数値が良いからと言って、今後これを維持できるかどうか、さらに飛躍させるかどうかは数字だけでは判断できないような気がします。

数字は作れるものです。それに、将来予測の数値は結果ではなく、書き物です。

やはり企業は常にバリューアップを考える必要性があります。
数値以外に外部の方から見て、どこを判断されるでしょうか?
設備の老朽度は必ず目に入りますが、それ以上に従業員の質を判断されると思います。

企業の伸び代は、設備の老朽化と比例するのではなく、人材の質によって決まります。

特に現場を動かされている長の方の質が気になるところです。

だからバリューアップと言っても施設をリニューアルするのではなく、この人の面でのブラッシュアップを常に図ることが大切だと思います。

事業が好調な時には、いろんな方面に事業を拡大されます。しかし、人の面が追い付かず、苦しい局面を迎えられている企業様をよく見受けます。

イキイキ・キビキビ仕事をしている従業員をどう育てるかが大きな課題のような気がします。

そのためには、教育の場をしっかりと設けることです。大きな費用はかからないはずです。しかし、費用はかかりませんが、大切なことがあります。それは“継続”です。

実は、経営者の方はみなさんご存知なんです。
教育に力を入れなくてはならないこと。

教育には継続性が大切なことを・・・

企業価値は、人を育てれる会社かどうか?
それで決まるような気がします。施設は、どこも古くなれば老朽化します。しかし、人は年をとっても老朽化はしません。ますます磨きがかかり良い仕事ができるようになります。

今一度、バリューアップの意味合いを考え直されてはと思います。
09年11月22日 09時00分00秒
Posted by: takeuchiconsult
入った瞬間の雰囲気。

声のトーン。
気遣い。
安心感。

すべてフロントでわかってしまいます。

施設をいじるとお金がかかります。
必要最低限の補修で凌ぐしかありません。
しかし、フロントの対応は上限がありません。それにお金もかかりません。
どうも今のホテルの業績を見てみますと、フロント力と比例しているような気がします。

ただ単に業務をこなしている状態のホテルではリピートはないでしょう。
いろんな他の施設への誘導も難しいのでは?

調査・診断の依頼で一番気になるのはフロントです。
客室もチェックさせていただきますが、必要最低限のレベルさえクリアしていれば、後は仕掛けの問題だけです。

しかし、フロントはすぐには変わりません。
長期的なプランの中で強化して行かなくてはなりません。
コストがかかるからと言って、パートさん・アルバイトさんに任しっきりとはいかないです。

コストをかけてでも心地よい対応ができるホテルにすべきです。

それと相対的に良いホテルは個人経営のホテルです。社長や女将さんが目が届くために心温かい対応になっています。逆に企業経営で支配人さんが守っているところは、どうしても弱くなります。

企業的な経営のところは、この支配人さんが、数字も見れて経営的な判断ができるくらいにならないとなかなか難しいでしょう。

経営と現場が分離している状態が一番危険です。
危機感の度合いが全然違うからです。

どうすれば、お客様がまたお越しいただけるか?
新規顧客を獲得すためにはどうすれば良いか?
を常に考え、実践していただける方が必要です。

予約台帳を見つめているだけでは、数字は増えません。

何をすべきなのか?自主的に理解し、動ける方が欲しいです。
そうなるとホテルもその方も幸せになるでしょう。

不景気な時ほど、企業の教育度が気になります。
09年11月21日 09時59分00秒
Posted by: takeuchiconsult
ポジションがわかる人。
立ち位置がわかる人。

いきなりクライアント先で急にしゃべり出す?
えっ!この人、大丈夫?

何でもできますはおかしいです。
ショートゴロをライトが取れません。
ファーストフライをレフトが取ることはできません。

だから、人には役割があると思います。
何でもできますと言う人ほど、怪しいです。

それと免許や資格をひけらかす人ほど信用がおけません。
付き合えば、すぐに仮面が剥がれます。

だから、私はあまりしゃべらないようにしています。
船井総研の若手時代を思い出します。上司や先輩にクライアント先に連れて行ってもらってもひたすらメモを取ることと、クライアントさんにどのように提案しているのかを横で観察していました。

今の自分が何をしなければならないのか?
何を期待されているのか?

それがわからずに仕事をしていると本末転倒なことが起こります。

まずは、自分のポジションを知ることです。
わからなければ、自分のポジションを確認されてはいかがでしょうか?

自分のポジションがわかれば、そのことだけに集中して仕事を全うすること。
他のことに首を突っ込まない。

自分のポジションをしっかりと守っていれば、次のチャンスが必ずきます。
逆に、今与えられたポジションを守れていないのに、次の仕事は来ないと思います。

ポジションが明確でない団体スポーツはないはずです。
自分のポジション、しっかりと把握して仕事に取り掛かることが大切だと思います。

09年11月20日 09時58分00秒
Posted by: takeuchiconsult
お客様のためにお店を開けるのは当然です。
それにお客様の都合に合わせて営業時間も設定されていると思います。

営業時間は、オープン当初から徐々に長くなっていませんか?
相対的に、人時売上高が下がり、効率が悪くなっている場合もあります。

不況になり、もう少し頑張ろうと営業時間を延ばしたりされたとします。
売上は上がりますが、利益はどうでしょうか?

単に営業時間を延ばすだけでは経営になっていません。
売上も大事ですが、どうやって利益を出すかも大事です。

だから、営業時間の設定、仕込みのスタート時間の設定をもう一度見直すべきです。

30分でも短くすることができれば、効率化を図ることができます。
今までの業務内容はそのままで、時間をいかに短縮するか?

だらだら店を開けていても経費がかかるだけの場合もあります。

何とか集客して売上を上げたいとうお気持ちはわかりますが、経営と言う観点から見ると、出て行く経費を抑えることも大事です。儲かっていないことを続けることは、時には良くないこともあります。

絞り込むことも経営には必要です。絞り込んで売上が上がるとか利益が出るということでなく、赤字幅を小さくするということも考えられます。

業務内容を精査せずに、ただ営業を続けるのはやはり危険です。数字で表してみることです。

営業時間を短くするのは、時流に逆行し、怖い部分もあるかもしれませんが、きっちりとした数値による裏付けがあれば決断できるのでは?

収入を増やすことも大切ですが、流れて行く支出をどうやって止めるのかの方がもっと大事です。

営業時間も一考の余地有りです。
売上が伸びないのなら、出て行く支出をどう止めていくか?大きな課題のような気がします。
09年11月19日 09時58分00秒
Posted by: takeuchiconsult
実質、個人経営の法人は立て直しが比較的うまく行く場合が多いです。

しかし、組織が出来上がっている場合、逆に成果を上げづらいです。

個人経営で経営者が現場の責任者を兼ねている場合、改善スピードがやはり速いです。その分、成果も出やすく、こちらもお手伝いさせていただいて楽しいくらいです。

でも経営と現場にかい離がある場合、意思決定がどうしても遅くなります。また稟議書などが必要な場合、さらに遅くなります。
特に問題なのは、この現場責任者の方が経営数値を見れるかどうかです。

売上や原価をチェックするだけでは店長の域です。
そこから経営者の視点で、店を見れるかどうかが大事です。

ということは、企業の立て直しの場合、この現場責任者の方の教育が大事だということになります。この方にレベルアップしていただき、経営が見れるようになっていただくことです。

不採算分野や不採算部門ほど、実質の経営者不在という場合が多いです。
責任が明確でなく、ジャッジが遅くなっています。

経営者と現場責任者との距離も気になります。ほとんど会話のないような状態で任せっきり。数値の報告を受けるだけでは、改善・改革は難しいでしょう。

組織が出来上がっている企業ほど、改善・改革は難しくなります。一旦、方向性が決まり、皆の意識が一つになれば、改善スピードは速くなりますが、そこまでに行くのがたいへん。まとまらない場合の方が多いのではないでしょうか。
だからいつも行ったり来たり。

まずは責任者を明確にして、どの範囲まで見るのが理想なのか、しっかりと伝えるべきです。またその方の荷が重いようでしたら、サポートして上げる必要があります。誰もいないでは、改善は難しくなります。

そのサポートが経営者の方の役割かもしれません。

それに、経営者と現場責任者の間に入って調整される方も時には必要かもしれません。そのようなことも視野に入れてお考えになられては?

立て直しをお考えならば、風通しの良い会社にすることが大切です。
経営者と現場責任者の距離を詰めることが、一番の改善策かもしれません。
09年11月18日 09時57分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昨日は、近所のホームセンターへトイレットペーパーを買いに行きました。

しかし、いつものピンクのパッケージのダブルがありません。
それにトイレットペーパーのアイテム数自体も減っているような感じです。

何らかの意図と戦略の匂いがします。

企業としては、売上を上げる以上に利益創出が一番の課題です。
そのため、アイテム数を減らす。
PB商品を増やすなどして利益確保を考えます。

その利益を確保できた分、価格に反映させるとさらに利益が出るという仕組み。

一番大事なのは、増え過ぎたアイテム数をどうやって絞り込むかです。
急に減らすと、少なくなったなぁとお客様に思われてしまいます。別の店へ行ってみようとなってしまいます。

だから少なくなったと思わせないこと。
少なくなってもさらなるお得感があることを伝える。

PB商品を販売したいのはわかりますが、無下にPBばかり宣伝していると嫌がられます。

その辺りが商売の妙なのかもしれません。
品揃え一番の店が繁盛店づくりのコツなのは確かですが、不況期には逆に最低限のアイテム数で商売をし、利益を追求しないといけません。

取扱アイテム数のカットや取引業者数の削減など、新たな対策が必要です。
売れない商品も陳列して初めて商売になるというのもわかりますが、もうどの商品も成熟期を迎えているはずです。ただ単にラインロビングした売場はいらいのでは?

ということは品揃えの基準や売場の作り方を根本的に変えないといけません。
何でも揃っているから、なぜこの商品を扱っているのか理由が明確になっていることの方が大切な時代なのかもしれません。

伸びておられる企業様は、動きが速いです。

繁盛店の近くに住んでいてラッキーかもしれません。
定点観測、これからも続けていきたいと思います。
09年11月17日 09時56分00秒
Posted by: takeuchiconsult
もう昔の戦略のような気がします。
ビール・発泡酒・第三のビールだけでもエブリディロープライスにしてほしいなぁと思うのは私だけでしょうか?

昨日も近くの酒ディスカウンターさんへ行きました。冷蔵庫のビールが切れそうなので買っておこうと思ったからです。

売場に陳列されているビールケースを見ると、前回買った時よりも200円も高いです。迷ったのですが、週末チラシの入った時に買うことにしました。

お客様は、不況で余計に敏感になっていると思います。
まず平日の買い物は控えるでしょう。
次に週末のチラシが入ったところでまとめ買い。
それも一番安い店をチェック。

こうなると、日常品は安くないところは売れない?
ということになります。

酒販店さんの場合も以前は、チラシの目玉商品としてビール類を載せ、それでお客様を引き付けていましたが、そろそろ戦略転換が必要かもしれません。

利益が出ないのはわかりますが、チラシの時だけ安くするとなると、お客様はその時を待ってしか買わなくなります。

チラシも大切ですが、極力エブリディロープライスで販売できるものや目玉商品が欲しいです。

チラシの時だけ安いから、いつでも安いに変化の必要性があるような気がします。

いつも安く販売しているというイメージを付けないと、徐々に客数は減っていくでしょう。特に、日常品ではこの傾向が顕著になると予測されます。

だから、平日の集客、売上がかなり心配です。

逆に、チラシに頼らず週末にしっかりとお客様を獲得する。
いろんなイベントや企画で、集客に努める。
ことも大事かもしれません。

特に、週末土日の売上を昨対以上に伸ばすことをお考えになられてはいかがでしょうか?

世の中の傾向から見ると、平日は静かにしておく。極力お金を使わない日になっているような気がします。

皆が一斉に外へ出かける日に的を絞って対策を打つのもありだと思います。

とにかくチラシに頼っていると、チラシの時にしか来てくれなくなります。
チラシが入らなくても来てくれるように、安さ感の訴求が求められているようです。
09年11月16日 09時55分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今まであれこれとやってはみたのですが・・・
それほど効果が上がったというほどのものはないです。

やはりお客様志向になっていないのでしょう。

お客様が行きたい、食べたい、利用したいと思っていないのに、おすすめしても無駄?

ランチ後のアイドルタイムもティータイムとして利用していただきたいと思っても人件費を考えると利益は出ない?

何とか店の稼働率を上げたいと皆さんお考えです。
折角の店を活用しないといけないと思い、あれこれと思案されます。

正直、今の飲食店様の現状では、平日は赤字、土日が黒字、両方合わせてなんとかトントンというところが多いのではないでしょうか?平日の赤字を何とか食い止めたい。少しでも集客したいとお考えです。

これだけ景気が悪いと、使わないといけない時にしかお金を使わなくなると思います。ピンポイントで商売をして稼働率を上げるのが鉄則です。

それ以外となると、わざわざ来店していただけるものを持っていないといけません。メニューで強烈な差別化をするか、特別な企画があるかのどちらかです。

それも地道に続けることです。
定着には、時間がかかります。

少しでもお客様の反応の良かったものを思い出し、継続すること。
それも平日すべてという訳ではなく、1日決められて集中的に売ること。

お客様がビックリするような企画やメニュー考えてみませんか?
それが不況を吹っ飛ばす一番の良薬です。

待っていても何ら改善はされません。
逆に、お客様は待っておられます。
「何か面白いことないかなぁ」と・・・

お客様の期待を超えて下さい。
その意気込みがないと、平日なんとかしたいと思っても厳しいのではないでしょうか?

何でもきっかけです。
失敗してもやることが大切。

平日対策、一考の余地有りと思います。
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