2012年 1月の記事一覧

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12年01月09日 20時35分00秒
Posted by: takeuchiconsult
店を預っている店長だけが頑張っても限界があります。スタッフの人数が多い店ほど二番手が必要になってきます。別に大きな役職はいりませんが、そのような役割をしてくれる人が欲しいです。

店は店長で決まると言われますが、店長だけでは難しい場合もあります。店長を再教育して業績を回復させようという施策を打たれますが、店長は優秀な方で能力も有しているならば、店長が課題・問題という訳ではないということになります。

そのような場合、どこを強化すれば業績回復につながるかと言えば、やはり二番手の方の育成です。店長の補助をしたり、あるいは店長的な役割をしてくれる方が店には必要です。

優秀な店長であっても二番手を作っておかないと自分が苦しくなるだけです。店の運営も大事ですが、二番手をどう育てて行くかが大きな鍵です。だからよく言われますのは、店長になったら右腕を作りなさいと言われます。自分の分身ができると仕事が楽になります。それに会社としても次の店長候補が育てば、出店戦略に拍車がかかります。

右腕になってくれそうな社員がいなくもパートさんでもアルバイトさんでも業務上任せることができる人を育てることです。

たまたま配属された店舗にベテランのパートさんがおられるとラッキーですが、それを期待してもしようがないです。自らの手で育てていったり、仕事を覚えてもらうことが大切です。

そのためには、店舗業務を伝えて一緒に仕事をするだけでなく、常に一緒に店のことを考えたり議論する場を設けることが大事です。自分の分身を作る訳ですから、考え方を理解してもらわないといけません。

店のことで手一杯なのに、そんなことは無理だと言っていると、いつまで経っても二番手は育ってきません。

二番手を育てることは店長の大事な職務です。日々意識しておかないと厳しいと思います。

それと二番手育成で難しいのは、会社が何かできるという訳ではないからです。店長の裁量で二番手を育てていただかないといけません。誰が二番手なのか、その候補なのか、会社からは見えきません。

また、すべてのことを一人に任せるのではなく、個々の業務ごとに分担されていることもあると思います。だからこそ、店長の力量が問われます。

何でも自分でしようと思っている人は成長が止まると言われます。自分の分身を早く作って、次のステップへと進まれてはいかがでしょうか?

お店の売上はひょっとすると二番手の方の出来で決まってくるかもしれません。

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12年01月09日 16時35分00秒
Posted by: takeuchiconsult
広告を出して、それに頼りっきりで何もしない。後は広告料の大小だけで反響率が違ってくる?この手法がもう成立しなくなっています。

まず反響率が下がっているのと、広告媒体だけに頼ったマーケティングが通用しなくなっています。昔は、広告宣伝料と反響率は概ね比例していましたが、今はそういうことはないです。お金をかければ、反響率が上がるという発想を変えないといけません。

出版でも同じようなことが起こっているそうです。自費出版なら、経費もかからず試しにやってみようかなぁ?では売れないそうです。また普通に出版したとしても、自分で売って行かないと売れないそうです。

えっ!出版した後は、出版社や書店の方が売ってくれるのではと思っていると売れません。講演会などで売ったり、アフィリエイトで売ったり、自分のホームページやブログを活用して案内したりすることが必要です。ツイッターやフェイスブックでつぶやくことも大事ですし、動画などを投稿するなどの工夫も必要みたいです。出版する前に出版社の方から、どうやって売るのか、協力してくれるのか逆提案があるくらいです。

もう広告や他人任せでモノやサービスが売れる時代ではないです。お金さえかければ反響があるのではという発想を捨てるべきです。

お店の場合も新聞折り込みチラシを入れるとお客様が増えると予測され店内の準備はされていますが、それ以外に販促をかけられていますでしょうか?チラシに頼らず、同時に携帯メールやツイッターでつぶやいたり、ハンドビラを店頭で配ったりというのをやらないと集客効果が上がりません。

昔は、チラシを入れるとお客様が来すぎるのではという懸念がありましたが、今は逆でチラシを入れてもどれだけ来られるかは不安になるくらいです。ありとあらゆる仕掛けを施すことが大事になっています。

自分でできないことは他社・他人に任せても良いのですが、それ以上に自分でできることをどんどん仕掛けていかないと売れない時代になりました。自分でやらなければならないことを見つけられた方が上手く行くような気がします。

販促は他人任せにしているといつまで経っても成果は上がらないでしょう。今の仕事量に加えて、さらに仕事が増えるのは事実です。でもそれを理解し、進めて行かないと販促力が強くなりません。

自分で売らないと売れない時代に突入した感じがします。それに気付いた方がどんどん成果を上げれているような気がします。

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12年01月09日 12時34分00秒
Posted by: takeuchiconsult
店長の指導力が上がれば、売上が上がることは皆さんご存知です。でも簡単に店長の指導力は上がらないのも事実です。

なぜ店長に指導力がないのでしょうか?

まずは指導力について考えてみる必要がありそうです。
指導力不足の根源を探ってみると・・・
1.しっかりと部下に伝えることができない
2.叱ることができない
3.判断基準を持っていない
4.上司や部下とのコミュニケーションが取れていない
5.自分から積極的に学ぼうとしていない
というような様々な課題・問題が見えてきます。

マネージャーや部長と臨店しても車中で出て来る話は、店長の指導力についてです。業務の遂行面については問題はないようなのですが、部下指導ができていなかったり、弱いとおっしゃいます。

元々、店を任せて大丈夫な能力を持っておられると評価されたからこそ、店長職になっておられると思います。ところが店長職の要件の中に指導力という言葉はないようです。

多くの部下を持つことが初めての方が店長職に付かれますので、指導力は店長になってから自ら意識して磨いて行かなくてはなりません。そのあたりのことを店長になる前から伝えておくことが理想ですが、なかなかそれが徹底できていのが現実のようです。

実は、店長になってから差が大きく付きます。それは業務遂行能力ではなく指導力の有無で差が付いて行きます。店長というのは店長になってから、さらに業績を上げたり、会社に貢献することを求められます。

しかし、指導力を付けたいと思ってもすぐに人は変わるものではないです。また、期待する指導力を持っていただくには時間もかかります。

逆に会社側が店長としてどのような指導力が必要なのかを明確にする必要があると思います。それも頭の中で想定していたり、口頭だけでなく、文書に落とし込み誰が見てもわかるようにされてはいかがでしょうか。

それと会社としても厳しく接する必要があると思います。一定期間成果が上がらない方、成長されていない方は、一度店長職を外れていただくことも大事ではと思います。組織を活性化させるためにもそのような仕組みが必要だと思います。

指導力は、他人から教えられてそのまま身に付くものではないです。本人の意識次第です。自分から学ぶ姿勢を改めない限り、解決策にはならないでしょう。

それには、世の中は厳しいこと、店も同じで厳しくいていかないと売上も利益も上がらないことを言い続けることです。指導力は店の数字にすぐに現れます。

店長の指導力を上げるには、まず数字を上げることだと思います。そうすると自然といろんなことがわかってきたり見えてきます。

指導力がないからと言って、いろんなところの改善・修正を本人に促しても潰れるだけです。指導力がなくても数字を作ってくれれば会社に大きく貢献してくれることになります。

指導力がないと思われる店長には、まず店の数字を上げるように指示されることが大事なような気がします。

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12年01月09日 09時33分00秒
Posted by: takeuchiconsult
現在ネットでは、無料が当たり前のようになっています。課金すると離れて行くようです。極力安く何でも手に入るようになれば、人々の欲求は次にどこに行くかを考える必要があると思います。

音楽の場合などでは、ネット上で限りなく無料化が進むと、リアルの世界がクローズアップされてくると言われています。生ライブや生演奏などに人気が回帰するかもしれません。

ライブでどんな体験ができるかに価値を求めるようになるのでしょう。

無料でネット上から引き出せるようになると、それ以上のものを期待するようになります。

モノを所有し喜ぶ時代ではなくなった?
ライブ感のあるものでないと評価されない?
少し今までとは価値観が違ってきていると思います。単にモノやサービスを提供するだけでは満足されなくなっています。業種・業界によっても異なるとは思いますが、この傾向は今後強くなって行くと思います。

ライブ感のある売り方、接客の方法、感じ方などを伝えることができないとお客様からお金をいただくことができなくなるかもしれないと危機感を持った方が良いのかもしれません。

見たり聞いたりするだけでは欲求を満たさなくなりますが、逆にそれを超えるものを提案することができれば新しいビジネスが生まれてきます。

ネットの普及によって、マーケットが縮小するだけでなく、新しいビジネスが出てくる可能性が大です。

ひょっとするとコンサルタントの場合も同じかもしれません。本やテキストに書いてあることは過去の情報です。日々、クライアント先でご提案させていただいていること、お話させていただいていることは、今の情報であり、生の情報です。

直に話が聞ける、今すぐに対策が打てるというところにコンサルティングの仕事の魅力が出て来るように思います。

また、本の出版よりもセミナーなどの方が人気が出てくるかもしれません。書いた情報は遅いからです。ただし、この場合は人気のある方でないと無理かもしれません。

ライブに価値を求めるという新しいスタイルが出て来ているようです。業界ごとに、あるいは自社の経営スタイルに合わせて考えて行く必要がありそうな気がします。

生ライブが聴ける店づくりが一つのテーマになるかもしれません。

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12年01月09日 06時32分00秒
Posted by: takeuchiconsult
この質問は、よくPT会議や面接・面談の時に出てきます。どのような立場で仕事をすれば良いのか悩まれ事もあると思います。

役割と立場は以下のようになると思います。
意識は会社の代理人。
給与の支払形態は一従業員。

管理職になると会社側の立場になって悪人のようになる訳ではないです。あくまでも会社としての大きな視点から物事を判断し、部下指導に当たることが大切だということです。

管理職は悪代官ではないです。厳しく指導しないといけない場合もあるかもしれませんが、常に会社の存続と運営という視点に立って判断できることが望まれます。

だから管理職になりたがらない方も出てきます。しかし、中間の管理職の方がおられないと会社は機能しません。会社で一番大事なのはこの中間管理職の方々です。

中間管理職の方がおられないと、常に社長や幹部の方が全従業員の方にいろんなことを伝えないといけません。でもそのようなことは物理的に難しいです。会社や組織が大きくなれば、会社の代弁者として中間管理職の方が従業員の方に伝えて行く必要が出てきます。

時には、従業員の方々から職場環境や仕事の進め方に関する希望や意見が出て来るかもしれませんが、その時は会社としての判断基準を持って対応しないといけません。個々人の判断で指示を出していると、まとまりがつかなくなり、やっていることがバラバラになる恐れもあります。

だからどのような立場であっても管理職の方の判断が同じであるべきです。そのための基準が会社としての判断です。逆に、そのような判断ができる方が管理職だとも言われます。

社内においては、一番つらい立場かもしれません。愚痴を言いたい時も出てくるかもしれません。でも一番やりがいのある仕事だと思います。経営者の立場に立って、物事を考えたり、行動したりすることができます。

時には憎まれ役になるかもしれませんが、良いことや楽しいこともいっぱいあります。あまり否定的には考えられずに、自分を成長させるための糧として役割を全うされてはと思います。

管理職とは会社側の人を指すのではなく、会社としての判断ができる人を指していると思います。

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12年01月09日 00時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
自社の事業が徐々に廃れて行っているのは理解されていても大きく変化することはできないものです。昔は、それで当たっていたのかもしれませんが、今は大きく時代が変化しています。時代の流れで大きく繁栄するもの、廃れて行くものがあるように思います。

例えば、新聞・雑誌社、出版社などは大苦戦とお聞きしています。ネットが普及し出して急に紙媒体のものを見なくなっています。それも日本ではパソコンよりも携帯電話のコンテンツの方が急速に伸びています。

ネットが将来普及するだろうということは、何十年も前に予測できたことです。紙媒体が勢いをなくして行くのなら、それを補うために逆にWeb事業に参入されても良いと思うのですが、なかなか上手く行っていないようです。

実際、Web事業への参入可否の相談が多いのは、紙媒体の事業の方々です。参入の仕方やネット上でのビジネスモデルを提案させていただいても動けないようです。

おそらく新しい事業を進めるとなると、過去の自分たちがやってきたことを否定しないといけなくなるからでしょう。それも一部の人が理解するだけではなく、従業員の過半数の理解が必要です。

また、新規事業を今の人材で補おうとしても無理があります。特にWeb事業の場合など専門家やプロの方にお願いしたり、タイアップすることが不可欠だと思います。自分たちだけで何とかやろうとすること自体、無理があります。

FAX一斉送信ビジネスも昔は流行りました。メールのない時代ですから、FAXは最強の武器です。ところが今、お客様のところへFAXを流すと叱られます。
紙や人件費が無駄になるからです。

情報は受け取りたい人が、自由に取り出せるようになっていないとクレームの元です。いくら会員様だからと言って乱暴な送り方をしていると必ず顧客数は減って行くと思います。

どこかで気付きがあると思います。今の事業はそう長くは続かない。いつか変えるか、新しいものをしないといけないという時が必ずきます。

何十年も繁栄し続ける事業というのは、もう難しい時代です。変化の兆しをチャンスに変えて、積極的に変えて行かないといけないように思います。

世の中が大きく動いている時ほど、チャンスかもしれません。オールドビジネスからの脱却を図らない限り未来は見えてこないのではないでしょうか?

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12年01月08日 20時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今は、食と安全がキーワード!
美味しいかどうかよりも安全かどうか?
生活して行く上で必要なものを確保できるかどうか?

国の基準値に準ずるだけでなく、自社基準も必要な感じです。それも出来る限りの情報公開が大切になっているようです。また、その情報公開も日々内容が変わって行くと思います。

安全について店側が情報公開をするというのはあまりなかったことだと思います。今までは、安全については生産者やメーカーに任せていた部分があると思います。

しかし、それを店側が明確な基準を設けて販売することが大切になったような気がします。

また、時流の言葉をコーナー化するというのは、店舗活性化のコツの一つです。「安全」という切り口で売場を作られませんでしょうか?
あるいは、自社基準の安全シールや安全POPを付けられませんでしょうか?

朝礼や連絡事項も今以上に大切になってきます。消費者の方が情報が早く入ってきます。国やマスコミの発表は、消費者にはすぐに伝わりますが、現場で仕事をされている方にはわからないということが発生してきます。

本部があるところは24時間、新しい情報をチェックすることができますが、個人店の場合は難しい場合があると思います。それでもニュースなどをチェックできる環境を作り、いち早い対応ができるようにすることが大切だと思います。

情報発信が早い店、新情報に対応した店づくりをしているところに人は集まります。この対応が集客効果につながります。

食だけでなく、あらゆる面において安全はこれからキーワードになるような気がします。独自基準でどのような商品を扱うのか、どのように表示するのか、どんな売場を作って行くのかで変わってきます。

安全な店をお客様は選ぼうとされています。店でできる限りのことは進められてはと思います。

安全を情報発信する店づくり・売場づくりが求められているような気がします。

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12年01月08日 18時30分00秒
Posted by: takeuchiconsult
従業員のヒアリングをしているといつも出て来る難問です。いろんなことが課題として挙がってきますが、でもこのことが一番気になっているようです。

社内を一体化しようと思い課題を挙げていただいても、最終的には社長の居所不明に行き着きます。そんなに悪いことをしているという意識はないと思います。ただ、忙しくてその都度、どこへ行っているのか報告できていないだけだと思います。

でもこれが常態化して来ると、逆に従業員の方の不満となって表れてきます。
「うちの社長はいつもどこへ行っているのかわからない。」と言った意見まで出てきます。

決して遊んでいる訳ではないのですが、社内の評判は良くないです。大手企業ですと秘書の方がスケジュールをすべて管理していますが、中小企業の社長の場合、自分でスケジュール管理をされていると思います。

概ねスケジュールは伝えておられますが、外へ出てちょっと時間が空いた時に、人と会ったりすることもあると思います。予定していた時間に帰社できないことも出てきます。それをいちいち会社へ報告しないといけないのかなぁという気持ちもわかります。

しかし、会社を組織として機能させるためには、社長自らが身綺麗な行動を取っていただくことが大事です。社内の一体化というのは、ひょっとすると社長の意識改革かもしれません。個人の事業から会社として動かす事業への転換点なのかもと思います。

100%社長が出資されていたとしても会社は社長の持ち物ではなく、もう公の立場のものになっています。会社にするためには何をしなければならないのかを見直す必要がありそうです。

そうすると従業員の意識を一つにまとめて一体化させようと思えば、社長の仕事の棚卸が必要になってきます。誰が見ても納得の行くような仕事のあり方に変えて行くことが大事です。

信頼される、尊敬される社長になることが社内一体化の近道のような気がします。社長があんなに頑張っておられるなら私たちも協力しようという雰囲気になります。

その雰囲気が出てくれば社内の他の問題は、自然と解決して行きます。

社内一体化の根本原因は、社長の居所不明にあるようです。それを正さない限り、不満不平はいつまでも出て来るようです。

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12年01月08日 17時29分00秒
Posted by: takeuchiconsult
固定客や常連客で80%以上を占めたい。無理や無茶を言う方はなるべく遠慮したい。という気持ちもわかりますが、実際にはどうでしょうか?自分の思い描いているお客様だけでは商売が成り立たないと思います。

客層を絞り込むおとはできてもお客様自体を絞り込むことはできません。それにいろんなお客様に来ていただいたり、ご利用いただけるからこそ勉強になり成長できるのではないでしょうか?

どんなお客様が来ていただいても対応ができる、そこからまた新しい発見があり、さらに店が良くなることを目指した方が良いと思います。

自分で間口を狭くすると、商売が小さくなって行きます。店を大きくするには、店主が成長しないといけないと言われるのもわかるような気がします。客層は、店主の器に比例するものなのかもしれません。

ひょっとすると、自分が成長することによって客層がどんどん変わって行くかも?

理想とするお客様が来てくれないのではなく、自分の成長が止まっていることが原因かもしれません。

期待しながら自分を変えて行くのも良いのではないでしょうか?

自分が変わらない限り店は変わりません。客層も変わりません。店で一人悩んでいても解決策にはならないと思います。

正直、繁盛店の方にお聞きしますと、古くから来ていただいている常連客の方はおられますが、徐々に客層が変わってきたとおっしゃいます。それが成長の証のようにも思います。

どんなお客様が来られているかを気にする前に、自己研鑽が必要なようです。

客層を変えたいという相談もありますが、店が成長することよって変わって行くと思います。そのための施策をいろいろ打ちながら、店主の方が成長していただくことに尽きるかもしれません。

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12年01月08日 16時29分55秒
Posted by: takeuchiconsult
自社の力と暖簾は何で測れば良いのでしょうか?

・百貨店に商品を置いてもらえる
・大手有名通販と口座ができた
・雑誌やマスコミに取り上げられた
などなど・・・
これらを目的として販売戦略を組まれてきた方も多いと思います。

今までは、このようなことが一つのステータスでした。ところがこれだけでは、本当の力にならなくなりました。

例えば、百貨店ですが昔のような神通力はないようです。百貨店に置いてあるから良い商品だと認識してもらえなくなっています。理由は、ネット通販などが普及し購買方法が多様化したためです。わざわざ百貨店に足を延ばさなくても欲しい商品や良い商品が手に入るようになったからです。

大手通販のカタログに取り上げられたとしても以前のような反響率はないです。こちらもネット通販や様々なWebサイトがあるため、どうしても弱くなっています。大手通販会社の名前に頼っているだけでは厳しいでしょう。

雑誌やマスコミに取り上げられても一過性のものです。永遠に数字を伸ばし続けられるかどうかは別問題です。一度ご来店いただいた方に納得していただき、リピーターになっていただかないと次につながりません。それと今までとは違ったお客様が来られる可能性があります。商品よりも話題性でご来店される方です。そのような方は、ファン客にはなりづらいです。

でもすべてお客様が増えることにつながるのですが・・・

今の時代はお客様が増えるだけではなく、中身が大切です。自店のファン客になっていただける戦略と仕掛けが大事です。

特に、大手企業が取り扱ってくれれば暖簾や力が付いたのではと思わない方が良いかもしれません。店の力とは、お客様の数と質です。どんなお客様が増えたのか、それでしか測ることはできません。

逆に大手企業も苦戦されています。反響率も下がっています。自分の力で商品を磨きこむことが必要です。

それとお客様への伝え方も大手企業に頼るだけでなく、様々な手法が出てきていますので、あらゆるものにチャレンジする必要があると思います。

企業力とは、大手企業に注目される、声がかかるだけではまだまだです。末端の消費者のファン客やリピーターがどれくらい増えたか、それが一番大事なような気がします。

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