2012年 1月の記事一覧

12年01月29日 17時11分05秒
Posted by: takeuchiconsult
教育というものが存在しないという意味ではなく、会社が教育に関して時間を取ったり、費用をかけて行っていないということです。

一番の教育方法は教えなくても勝手に成長する社員づくりです。教えなくても自分で勉強して能力を高める会社を作ることが教育において一番大事なことです。わからないことがあったら自分から上司や先輩のところへ行って質問するような社風があると良いです。そうすると、自然と教え合う社風が出来上がり、成長スピードが速くなります。

リーダーシップ論やコーチングを学ぶ前に、自分の店の売上を上げることの方が大事だと思います。売上が上がるといろんなことが習得できます。売上、売上というと言葉が綺麗ではないかもしれませんが、優秀な管理職とは売上を作ることができる人です。

だから現場で売上を上げるためには何が必要なのかを知ったり、教わったりすることが最高の教育となります。売上を上げようと思えば、商品やサービスだけでなく本人の人間性も磨かないと上がらないでしょう。いろんな苦労をしながら成長して行くと思いますが、周りがサポートするような社風があればそれが最高の武器になります。

中間管理職向け研修会・セミナーが人気のようですが、これを毎年繰り返し参加しても会社の中身は変わらないでしょう。根本的なところにメスを入れて行かない限り付け焼刃的な対処療法になってしまいます。

たまに教え好きの会社に出会います。部下が質問に来ると、もう帰しません。数時間たっぷり講義です。聞く方が嫌になるくらいですが、この上司からのレクチャーが一番勉強になります。

聞きたいことや教わりたいことがあれば上司・上長に聞いて学びなさいというのが最も効果的なような気がします。就業時間後、残業している社員を捕まえて、わざわざ教えて回っている上司がいるくらいが良いのかもしれません。

1年で3年分、5年分の成長があると言われる会社は、素晴らしい教育システムがある訳ではないです。あるのは、先ほどのような上司の方がいる会社です。教えるということが社風となった時、会社はコストかけなくても成長します。

教育はシステムや仕組みを作るのではなく、教えるという社風を作ることが大切ではと思います。

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12年01月29日 16時43分41秒
Posted by: takeuchiconsult
本人の口から移動は言いづらいものです。それも若手ではなく、中堅の方がそのような状況になると少し対処法が難しくなります。

アドバイスをする人も選ばないといけません。どのように声をかければ良いか迷うと思います。本人もプライドがあるでしょうから・・・

そういう方は、徐々に社内での居場所を無くして行きます。自分から輪の中に入ろうとしないために余計にそうなってしまいます。

できれば本音で話をされることがベストだと思います。ただし、その方が信頼を置いている人、一目置いている人でないとダメです。杓子定規に会社を代表してというような顔で面談をしても心を開いて話されないでしょう。

中小企業では、そういった場合は総務部の仕事ではなく、実は社長の仕事だと思います。社長が上手に話を聞いてあげるか、その方が信頼を置いておられる幹部の方が話を聞いてあげないと難しいでしょう。

それと大手企業の場合は、営業職以外にたくさんの部署がありますので、適性を考えながら配置転換を図ることができます。ところが中小企業の場合、営業がメインで若干数名だけ総務や経理の仕事をしていただいているとなると、営業以外の部署がないということになります。

急に総務や経理の専門の仕事をするというのは難しいです。そうすると今の営業職で頑張ってもらわないといけません。

営業成績が下がってきたり、営業向きでない人が本社・本部に残るという傾向が出て来ると会社は利益が出なくなります。実は、今一番困っている問題です。

外へ行くのが得意でない、お客様とやり取りするのが得意でない方が増えています。本部負担が大きくなるだけであり、別に新しい仕事がある訳ではないです。

やはり企業は営業強化が第一です。営業を強くしない限り利益を上げることはできません。

営業成績が下がってきたとしても他の部署への配置転換や本部での吸収が難しいのであれば、完全に営業から離れてもらうのではなく、営業をサポートしたり分析すると言った業務も作られてはと思います。

人材を活かすために組織や業務を作って行くということも大事だと思います。逆に営業成績が下がってきた人を上手に次の仕事をしていただくことによって社内が再活性化し、会社に対する信頼感や安心感が増すかもしれません。

中小企業の人事労務問題は、社長の判断次第です。今まで貢献してくれた方をどう処遇するかで、会社や社長の評価が決まるかもしれません。

人を活かすという視点で、何か対策を考えないといけないような気がします。

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12年01月29日 09時13分00秒
Posted by: takeuchiconsult
一時期、郊外型の大型ショッピングセンターが話題をさらっていました。その後、どうなのでしょうか?マスコミなどでもあまり苦戦の模様は取り上げられません。百貨店はピーク時の半分近くになり、今後さらに厳しくなるのではと言われていますが、ショッピングセンターはどうなのでしょうか?

百貨店同様、消費が低迷していることやネット通販などのマーケットの伸長により苦戦されているのではと思います。

特に当初の予定では、
人口が増えると想定?
商圏が拡がると想定?
していたかのような感じです。数字が悪くなっても打開策は打てていないように見えます。

現実的には、競合のショッピングセンターがあちこちに出現し、商圏は狭くな
っています。わざわざ来店する何か持っていないと厳しいのではないでしょうか。

また大きな問題があります。再投資ができていないということです。増床や新業態が付加されていない点です。作ればこれだけの施設なので後は何とかなるだろうという感じで、その後の追加投資の計画がありません。逆に想定した売上が達成できていないためにできないのかもしれません。

理想は、最初の段階から二次投資、三次投資など長期的な視野に立った投資計画が必要です。それを行わないと、お客様は新しいショッピングセンターへ行かれます。誰でも新しい方が魅力的に感じるからです。

しかし、再投資を行うとすると、管理費を上げるなど資金プールが必要です。今の現状でも厳しいのに、さらに負担が大きくなると経営を圧迫します。再投資ができないまま老朽化して行き、新たな施策も打てないとなるとますます厳しくなります。

昔は、郊外の大型ショッピングセンターが消費者の夢であり憧れでした。ところが消費形態も利用動機も多様化したため、ショッピングセンター自体の魅力が薄れてきています。

モノが溢れているため、欲しいものが特にありません。行ってもウインドウショッピングをするだけ。

今後どのような形態であったとしても大型施設が苦戦するような気がします。再投資ができないまま老朽化して行き、空きが目立つようになると活性化が難しくなります。

流通業界が大きな節目の時期に来ているような気がします。

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12年01月28日 09時12分00秒
Posted by: takeuchiconsult
食べ物を扱っているため衛生管理が大切だという意味で綺麗な状態を保つのではないと私も教わりました。衛生管理だけでなく、商売の根本の大切なものがあるようです。

綺麗な状態に保つということはすべてに通じます。それがセンスにつながって行きます。お客様が入店されて何となく気持ちの良い店というのは、綺麗にされています。店だけでなく店員さんも綺麗です。

綺麗にするということは、店のことが見えてくるということです。出来ている部分、出来ていない部分が見えて日々精進することができます。

商品でも同じです。どんなに味の良いものが作れても盛り付けが上手でないとお客様を感動させることはできません。日頃からのセンスがメニューに現れます。一品一品真剣勝負で商品を出しているかどうか?

実際には、それをチェックする人はいません。自分の心との勝負です。納得の行くものしか出さないという約束がセンスにつながります。

だから、女将さんが口うるさく、「綺麗にしなさい!」と店内を走り回られます。それが商売の原点なのだと思います。

持ち場によっても違うかもしれませんが、自分のユニフォームを大事にして、汚さないように仕事をしている人は、プロだと言われます。この持ち場は自分しかいないので、汚しても他人に迷惑をかける訳ではないので大丈夫と思って仕事をしていると成長しません。

身なりが綺麗な人は得です。他のものもすべて綺麗なのではと思われるからです。

綺麗にすることによって、お客様に支持されます。贔屓になっていただけます。
意識してそうしたのではないと思いますが、毎日の心掛けがお客様の心を打つのだと思います。

センスの良い店やメニューにしようと思えば、やはり綺麗にすることからだと思います。自分との約束に勝つこと。その強い意志がないと続きません。

プロは自分の心の中で決めたことは絶対に守られます。自分に勝つということは他人や競合店に勝つよりも難しいことだと言われます。

綺麗な店、綺麗なメニュー、綺麗な人の3点が揃わないとお客様からは高得点はいただけません。

プロを目指すなら、まずは自分の身なりから厳しくチェックされてはいかがでしょうか?

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12年01月27日 09時12分00秒
Posted by: takeuchiconsult
町の活性化で祭りやイベントが行われていますが、どうも屋台は人気がないようです。私たちが子供の頃とは様相が大きく変化しています。屋台を見つけると走って行っていた風景を見ません。

昨日は、生まれ育った町の大きな祭りがありましたが、状況は同じです。それと主役だった男の子はいません。特に中高生が少ないです。

祭りの定番は屋台でしたが、屋台が並んでいる空間だけ昭和の匂いがします。レトロ感あって1件ずつ覗いてみたくなるのは私たちの世代の人だと思います。若夫婦や子どもたちはどんな気持ちなのでしょうか?

もう屋台を並べて集客を図ろうということ自体が厳しいのかもしれません。子供のおもちゃも今はゲームが主です。食べ物もおそらくハンバーガーやフライドチキンの方が子供は好きだと思います。

目的やテーマを明確にして、どのように集客を図るのかを練り直す必要があるように思います。

それと時流は、お金を出して何かをするというよりもイベントに参加して、時間を楽しく使うということに移行しているような気もします。

昔は、親から祭り用のお小遣いをもらって、何を買おうか友達と相談しながら参加していたような気がします。しかし今はモノが溢れています。走って並ばないと買えないような商品はないです。お金を使うという場から何かをして小さな思い出を残すことが大切なのかもしれません。

祭りの参加者も高齢の方か小さい子供さんが目に付くようになると、少し心配になります。若い人が参加しない、あるいは元々町に少なくなっているとなると祭りのあり方も考え直す必要があります。

もう全世代の方に参加して楽しんでもらおうというのは難しいのかもしれません。地域の方が気軽に参加出来て、お金を使う訳でもなく、時間を楽しく使う時代が来たような気がします。

屋台へ向かって走って行く子供はもういません。自分たちの子供の頃の憧れを引っ張っていても活性化にはつながらないでしょう。今の時代に合った、活性化のあり方を考える時が来たような気がします。

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12年01月27日 00時11分00秒
Posted by: takeuchiconsult
理由は、会社の暖簾や歴史で仕事が取れている部分もあるからです。個人売上を声高に主張してもダメだと言われます。

個人に対する評価は会社として評価するものであり、自分の貢献度をすべてお金で換算するということはできません。それなら独立して自分でやってみたらと言われます。

頑張っていることを認めないというのではないです。その頑張りや努力をすべてお金で評価するということはできないということです。会社は組織として動いています。個人や各部署の成果は、いろんな形で評価し還元されています。

例えば、役職が付き社会的に認められることもその一つです。役職が付くということは、所属する会社内での役職という意味合いだけでなく、社会的に認められた人間であるという証でもあります。役職を上手に活用し、さらに良い仕事を行うこともできるはずです。

それと会社というのは良い時ばかりではないです。業績が悪化することもあります。ところが業績が悪化したからと言って、すぐに給与カットされるということはないです。過去の利益で補いながら、それでも苦しいと経営判断された時にしかされないでしょう。

特に、個人売上が悪い時、給与カットされることはないと思います。悪い時があっても過去の業績を評価し、すぐに給与に反映されるということはないでしょう。

組織の中に属するということは、あらゆる角度から適正に評価されていると思われた方が良いかもしれません。自分の稼ぎ=いただきたい給与・報酬に近づけるという考え方も夢としては良いかもしれませんが、ストレートにそうはなっていないのが現実です。

仕事ができるようになる、稼げるようになるにつれて、お金以外の部分でも充足感や満足感を感じれるようにならないといけないと言われます。実際、ある程度いただきたい目標金額はあると思いますが、それが行き過ぎると個人と会社の関係がぎくしゃくします。

俺が稼いで来たんだ!という思いもあるかもしれませんが、役職が上がるにつれて、会社として組織として仕事が取れて、他の社員の方も仕事が取れるようにサポートしてあげることも大事ではと思います。

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12年01月26日 20時10分00秒
Posted by: takeuchiconsult
人事制度は会社の考え方を現わしています。ただし、完璧な人事制度はないと思います。それに時代と共に変化します。人事制度にばかり気を取られていると、本来の業務遂行が疎かになります。

逆に、業績の上がっているところ、成長しているところは、素晴らしい人事制度があったからでしょうか?

人事制度を刷新しても直接業績には反映しません。より理想的な形に近づくだけであり、そこから大きく期待できるものはないです。

人事制度を構築したり、改定することによる会社のメリットは何でしょうか?
特に中小企業の場合、少しは形を作らないといけないのはわかりますが、どこまで力を入れるか迷うところです。大手企業のように仕組みやシステムで回すことは無理です。

組織も綺麗なピラミッドになっていません。指揮命令系統もはっきりとはしていません。そのような状況下で人事制度に力を入れても機能するのでしょうか?

社員が納得する人事制度を作っても会社は大きく変わらないと思います。社員が納得するよりも社長の考えや方針、会社の方向性を明確にすることの方が大事だと思います。

人事制度と聞くと何か自社でも取り組まなくてはいけないのではと思ってしまいます。しかし、人事制度は会社の規模や内容、社風によって異なってきます。これと言った答えはないです。従業員規模や事業内容、経営戦略に応じて変化させていかなくてはなりません。だからもし人事制度に力を入れようとお考えならば、長期的な視野に立って戦略構築されることをおすすめします。

理想は、業績を上げることが先です。業績が伸びて来ると組織も大きくなり、従業員数も増えてきます。そのような状況では人事制度の整備が大事になってきます。

逆に業績低迷を打破するために人事制度を整備されても何も変わらないでしょう。逆に従業員の方からの希望要望がたくさん出て来て収集がつかなくなる恐れもあります。

中小企業ではやはり売上が一番大事です。売上が上がっていない段階では、何をやっても効果は薄いです。他社と同じようなことをやってみたいと思われるなら、まずは業績をどんなことがあっても上げてからです。

会社が組織を作るのではなく、売上が組織を自然と作ってくれます。

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12年01月26日 17時09分00秒
Posted by: takeuchiconsult
飲食業界には、素人と玄人の明確な基準がありません。その基準は、お客様に支持していただけるかどうかだけです。お客様に支持していただけないお店は衰退して行きます。素人・玄人というよりも閉店・廃業に追い込まれます。

最初から免許や資格を持たれて、開業される方もおられますが、一から勉強をされて開業される方もおられます。あまり素人ということを意識してもしようがないのではないでしょうか?

飲食店の場合、徐々に力を付けて行き、贔屓にしてもらうかしかないです。それが売上という数字に跳ね返ってきます。

素人集団でどこまで可能ですかと聞かれましても難しいです。ご本人様のやる気次第だと思います。どこまで真剣にこの商売をやろうとされるかどうかだと思います。

また、社長の一言で決まった事業の場合もあります。でも今現在潰れていないのなら、凄いと思います。どこかにお客様を引きつける要因があるから残っておられるのだと思います。

素人集団という言葉を使われずに、どうすればプロになれるのか、プロと呼ばれるようになるのかを追い求めた方が良いのではないでしょうか?

経営面やマーケティング面におけるプロと言われる方は世の中にたくさんおられます。相談されるといろんなアドバイスをいただけます。ところが飲食店のプロというと定義が難しいです。店を持っている以上、皆プロだと思っています。

でも世の中一般に言われているプロ言うのは、儲かっている、利益を出している店を言うような気がします。いくら調理やメニューに自信があってもお客様に支持されなければ自己満足で終わってしまいます。

始めは素人集団であってもそれをプロ集団に変えるという楽しみがあるはずです。いろんな面から改善を加えて、プロの仲間入りを果たして下さい。

素人集団で可能かどうかではなく、早く素人集団から脱皮しプロ集団になることです。

プロとしての意識を常に強く持ち、良い仕事を毎日することが大切なような気がします。おそらくプロの域に達した時、売上も伸びておられると思います。

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12年01月26日 15時10分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最近はB級グルメが大流行りです。ところがこのB級グルメ、昔からあったご当地の食べ物です。売るために意図して作り上げたものではないです。逆に、意図して作り上げたものは人気が薄れて行くのではと思います。

B級グルメの魅力は、昔ながらのその地域の味を味わえることにあります。作られたものよりも昔からあるものをブラッシュアップさせたものが人気。商品イメージと地域イメージが重なるために、さらに人気を呼ぶのでしょう。

同様に、繁盛店を作ろうと思い、人が意識して作ったものは上手く行かないと言われます。繁盛店は、当たり前のことを当たり前に繰り返しているだけ。繁盛店を作ろうという意識もないかもしれません。

人気が出るために、売るために作る?開発する?というのがやや苦戦しているようです。消費者は作られたものに対する抵抗感を持ち始めています。ギラギラした目で作って売っていると思われると逆効果になります。

一気に人気が出て売上を取りたいというのもわかりますが、そのスピードが速すぎると落ちるのも速いです。人気が出れば売れるのではという思いが強かったり、そのような法則があるかのように思われています。

ところが人気が出たとしても消費者は人気の質を判断しようとする時代になりました。どのようにして人気になったのか、そのプロセスに共感しないと支持しません。

結果だけが良くてもダメで、そのプロセスを評価するようになっています。どこからでも情報を入手できる時代になり、より厳しい目でチェックされています。

商品開発においてもストーリーを作るだけでなく、消費者が共感するようなものでないと長く売れないような気がします。ストーリーも作られたものではなく、過去から実施してきたものに肉付けして説明するくらいで十分なのでしょう。

売りたいがために、作り上げて行くという作業を行います。でも消費者はその匂いを嫌います。そのような匂いがしない作り方が今後大事ではと思います。

おそらく残って行くのは、普通に自然に当たり前のことを継続されているところだと思います。人気の質というのも一つの基準になってきそうです。

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12年01月26日 12時09分00秒
Posted by: takeuchiconsult
売場は教科書通りでは売れない!独創性があって初めて売れる!
どんな素晴らしい講師の話を聞いても、売れている本を読んでも売場づくりの基本は教えてもらえても売れるに売場にするには、さらに精進が必要です。

最近は皆さんレベルが上がっておられますので、基本の習得だけでなく、さらに一歩進んだプロの売場づくりについての質問・相談が多いです。

正直、売場はセンスです。基本を忠実に繰り返しても基本を超えることは難しいです。基本がマスターできれば、そこから先どうすれば良いのか迷われます。

例えば、飲食業界では、料理を作って提供するだけではお客様は満足されません。何かと言いますと、どんなに美味しいものを作っても盛り付けが上手でないとダメだと言われます。心を込めて、お客様が綺麗と感じるような盛り付けにしないと感動するような美味しさにならないと言われます。同じ商品・メニューでも盛り付けで変わるという例です。

同様のことが小売店でも言えます。同じ商品でも売場づくりや陳列の方法で売上は変わってきます。

ではどうすれば、その壁を超えることができるのでしょうか?
一つは、自分から能動的に魅力的な売場を見てみたいと思うことです。受動的に教えられたり、支持された通りにするだけでなく、そこから独創的なアイデアをプラスして作ることが大事です。

そのためには、街中をウォッチングしたり、数多くの店を見て歩くことです。業種業界を問わず、一人で勉強に励むことです。

努力でセンスはカバーできますか?という質問もありますが、努力の仕方次第だと思います。人から言われてするのではなく、自分がやっていて楽しいと思ってやれるかどうかです。

嫌々時間を費やして店を見て回っても意味がないです。本当に自分が売場づくりのプロになるんだと思えば、1000件、1万件の店を見るくらいできるはずです。

だからセンスも努力の積み重ねだと思います。最初から上手く作られる方もおられますが、センスが現れるまでにはその裏にかなり努力された跡が必ずあります。特に売場づくりの場合、何度も失敗を繰り返しながら磨かれて行きます。

センスがあると認められる前に諦める人が多いです。後もう一歩でセンスが現れそうなのに・・・

本当に好きでないとセンスは現れないものなのかもしれません。天性のセンスではなく、売れる売場づくりのセンスは数多くの経験をこなすことしかないのではと思います。

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12年01月26日 11時09分26秒
Posted by: takeuchiconsult
皆さん世の中を見るレベルがかなり上がっています。少々のことでは信じられません。鵜呑みにされません。情報が入って来てもどこまでが真実で、どのようなハードルがあるのかを見極められます。

だから成功事例についても、成功されたのには何か特殊事情があったために成功されたのではと思われます。

「本当のところはどうなのですか?」という質問をよく受けます。

実際は、おっしゃる通りで、特殊事情や特別な環境、状況が重なって成功されたという方が多いと思います。

それを全く同じように再現するというのは難しいと思います。成功事例から何を学ぶかですが、そのまま自社で実施するというよりも経営に対するスタンスや考え方を学ぶということの方が大事だと思います。

それに成功事例が公開されているということは、公開された企業にとっては大きなリスクとなります。皆が同じように真似ると差別化できません。オンリーワンの商品にはならなくなります。公開するということは、絶対に真似されることはないという自信の表れだとも思います。

また大事なのは、成功に至るプロセスです。様々なご苦労をされて、今の成功に辿り着いたと思います。そのことを学ばせていただくことが、自社に活かせるのではないでしょうか?

聞いてみたくなる本音の話や秘密というのは、そのプロセスに隠されていると思います。

よく「○○セミナーに参加すると事例の会社のように客数や売上が増えるのですか?それならセミナー代は安いものです。」とおっしゃいます。

特殊事情とまでは行かなくてもいくつかのハードルがあることは確かです。どのようなハードルがあり、自社としてやれることやれないこと、やってみたいことやりたくないことを見極めることが大切だと思います。逆にいつまでもこのような発想で、セミナー参加に二の足を踏んでいると何の解決策にもならないと思います。

成功事例からは成功したという結果を真似ることよりも、経営という側面からどのようにその成功が成し遂げられたのかを学ぶこと大切です。

どんな特殊事情があったのかということを自分で見つけることができれば、自社のビジネスに必ず活かると思います。

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12年01月24日 06時55分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今だけ良ければ良い。
自分が生きている時だけ良ければ良い。
これでは通用しない、評価されない時代になったような気がします。

未来に対して何か残して行くことも大事なのではと思うようになりました。お金に換算できるものでなくても心の中に残るものでも良いと思います。未来に対する貯蓄ができる企業が人や求められているような気がします。

今以上に未来が良くなるために何かをする、何かを残すことが大切かもしれません。当然、未来には自分の存在はありません。でも未来を良くするためならと思って行動ができるかどうか?

我欲を捨てて、自分のためよりも未来のために何かを残す。大きな課題かもしれません。こういう意識がないと環境はますます悪くなり、今よりも未来が確実に悪くなって行くかもしれません。

複雑化、多様化がより進めば、世の中は混とんとして行きます。予測はもっと難しくなります。何が起こるかわからない未来に対して貯蓄をしておき、リスクを軽減するという考えがあっても良いのではと思います。

企業においても後継者の方や次世代の方が安心して事業運営ができるように何か貯蓄をして行く必要があると思います。

貯蓄をしている企業とわかると、安心感が生まれます。共感を覚えます。意識が変わるのではと思います。

企業や人が未来に対して積極的に貯蓄を行うよりなれば、人の意識が変わり、世の中が良い方向に向いて行くような気がします。

今の業績や成績だけを追いかけるだけでなく、そこから先がまだあり、それを追いかける姿勢が大切なのかも・・・

目に見えない大きな課題が出て来たように思います。気付いた企業や人から変わって行くような気もします。

自分が生きて行くための貯蓄、企業が株価を安定させるための貯蓄よりも豊かな未来が想像できる貯蓄がどれだけできているかが本当は大切なのかもしれません。

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12年01月24日 00時55分00秒
Posted by: takeuchiconsult
愚直に頑張った人は成功すると言われます。1年や2年で成果が出たり、成功するということは稀だと思います。それに上手く行ったとしてもそれが本物かどうか?

今の苦労が必ず本物のなるための一歩なんだと思えているかどうかだと思います。逆に周りから本物だと認められている人は、現状に満足はされていないと思います。ほんの少し世の中が見えて来ただけで、さらに深い部分まで見える訓練を行わないといつ落ちるかと不安で一杯です。

よく続けることが大事だと言われますが、どれだけ続ければ良いのですかという質問があります。続けるということは一生続けることであり、期間を言うのではないと思います。

本物になるにはある一定の期間があり、それを耐え忍んだ方が本物になる訳ではないと思います。

続けたら本物になると信じるということは、その思いや姿勢が大事なんだということを言っているのではないでしょうか?

一番頭が良い人でも一番能力が高い人でもなく、続けることが出来た人が本物と認められます。

成功するよりも周りから本物だと認められる方が難しいです。成功とは、一時的なものであっても成功は成功です。ところが本物というのは、ブレがなく常に高い評価をいただける状態です。

成功を求める方もおられると思いますが、もっと大切なのは本物を目指すことなのかもしれません。

いろんな経験を積みながら、やっと40歳を過ぎてから少しずつ見えてくるらしいです。60歳過ぎてからさらに幸せになるためには、続けるという努力を怠らないことらしいです。

結果や成果が出なくても、続けているといつか本物に近づける、本物になれるのではという夢を持ってやること。

それが人生の最大の武器になるらしいです。

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12年01月23日 20時54分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どの企業でもいろんな諸事情から退職者の方が出ると思います。ところがその退職者の方を分析すると、従業員の方から見た企業の評価がわかってきます。

若い人から辞めて行く会社。
中堅以上の方が辞める会社。
それぞれ何が理由なのかを見極めることも大切ではと思います。

例えば、若い人は未来に期待されています。今給与が低くても頑張れば明るい未来を手に入れることができると思えば、退職はされません。今よりも将来の方が気になり、比重が高いです。

一方、中堅以上の方は現状に満足しているかどうかで判断されます。将来よりも今の自分の経験と能力であれば、どのくらいの給与が妥当なのかを判断されます。給与だけが判断基準ではないですが、やはり正直一番気になるところです。自分のことを考えるという場合、会社からいただく給与が一つの物差しとなります。

ところが特に気になるのは、若い人から辞めて行く会社です。現状はベテラン社員がいるので大丈夫だと思っていても将来はどうでしょうか?企業は若手社員の採用と成長により大きくなって行きます。この若手社員がだんだんいなくなると事業は縮小してしまいます。

今の経営も大事ですが、未来に希望の持てる経営も大事です。平均年齢を下げる経営が理想的だとも言われます。そのためには若手に人気のある会社にしなければなりません。

それも給与面だけの見直しでは良くないです。自分を成長させてくれる魅力的な会社であることが理想です。当然、個々人の努力も大切ですが、ある程度自分が成長できるステップが見えないと夢を持てません。

ひょっとすると若手から見た会社の評価が、その会社の純粋な評価かもしれません。

会社側も若手を育てることにやりがいを感じ、経営の第一目標にしても良いのではと思います。これからは若手を育てることが好きな会社が伸びそうな気もします。

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12年01月23日 17時53分00秒
Posted by: takeuchiconsult
いつか起こるわからないリスクを回避はできないものか?そのためにリスク管理の徹底が叫ばれます。現実的には、リスクは小さくできても100%回避することは難しいでしょう。

リスクを冒してでも前に進まないとチャンスを逃すことがあります。しかし、リスクはいつ起こるかわかりません。

少しでもリスクのあるものはやらないとなると事業は小さくなってしまいます。
法に準じていればある程度はリスクは回避できますが、すべてのリスクを回避することは難しいでしょう。

会社を少しでも大きくしたいと思うと、少々リスクのあるものに対してもチャレンジして行かなければならない時もあります。

業界動向や景気予測から判断するものに関しては、ある程度判断可能ですが、未来に関するものに関しては予測不能です。それは経営者の判断次第だと思います。大きく成功することもあれば、失敗することもあると思います。

リスクは管理できないとも言われますが、もしものことがあっても最小限の被害で済ませることが大事ではと思います。あれもダメ、これもダメと言っていると本当にやることがなくなり、今の事業を継続することすら難しくなります。

ただし、安心・安全に関するリスクに関しては要注意が必要です。今後、安心・安全にたいする消費者意識がかなり高まってくると思います。情報は、どこからでも入手することができ、対応策も打てるくらいです。企業側は慎重に安全・安心面でもリスク管理を徹底化し、安心・安全面での基準に満たさないもの、不確定なものに関しては手を出さない方が良いのではと思います。

リスク管理で特に難しいのは、グレーゾーンの判断基準です。見方によってはどちらにも取れます。しかし、消費者の立場に立つとどうでしょうか?完全に白でないと納得されないと思います。あるいは白だと思って企業を信じたからこそ購入されている場合が多いと思います。

リスクに対する判断基準も社内基準だけでなく、消費者目線での基準も必要かもしれません。

法の基準以上に、消費者目線というさらに厳しい基準があるということを理解した上で経営戦略を構築・推進して行くことが大切ではと思います。

事業の方向性に関するリスクは会社側で取れますが、安心・安全については消費者目線というフィルターを通してリスク回避することがこれから大事になってくるような気がします。

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