2011年 12月の記事一覧

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11年12月06日 16時56分13秒
Posted by: takeuchiconsult
企画が弱いからと言って企画部を作られます。ところが、企画部では何をするのか、どこまでが企画部の仕事が明確でないため成果が上がらないようです。

企画が弱いのは、企画部がないからでしょうか?

私のお付き合い企業様でも企画部があるところはほとんどないです。中小企業の場合、企画部を設けるだけの人員的余裕がないというのと、プロフェッショナルの企画の仕事の域まで達していないからです。

大手企業でも企画部を設けていないところの方が多いと思います。理由は、経費の問題ではなく、担当者が自分で企画を上げるからです。別段、企画部を設けなくてもどんどん企画が上がってきます。

伸びている会社は、個々人の自由裁量に任せておられます。指示を出さなくても勝手に考えて出てきます。こんなに企画を出して一人で処理できるのかと上司の方が叱りたくなるくらい出てきます。だから企画部が必要ないのです。

それと企画部のポジションが難しいです。社長付けなどになっていると、経験もないのに偉くなったと勘違いも起こりますし、周りからも良い目では見られません。

また企画に関する仕事で成果を出さないといけませんが、成果を出すためには現場に精通していないと難しいでしょう。現場の意見を聞きながら進めていると、それだったら企画はいらないのではと言われます。非常につらい立場になります。

よく外部から来た人は、企画部を立ち上げて企画を強化しないといけないと進言されます。ところが企画というのは、現場の一人ひとりが常に考えることであって、部署を設けて何かをするものではないと思います。

ビジネスマンというのは、企画を立てることができて初めて一人前です。自分で考えて仕事をする癖がないと指示待ち状態になります。

この体質を変えることが大事であって、企画部を設けることによって劇的に改善できる訳ではないです。

いつも会社のこと、自分のこと、お客様のことを考えながら仕事を進める。指定された提出日に企画を上げるのではなく、ヒントが浮かんだらすぐに実行です。

企画部や上司に提出するよりも早く行動に移したいと思うくらいでないと成果は出ないと思います。日々の業務の中で、いろんなことを積極的に気付き、それをヒントに企画する。そんな意識の高い社員を育てることが会社の財産になります。

モノや箱、部署を与えても人は変わりません。会社も変わりません。
会社を成長させるためには、個々人の意識を変えることが大事だと思います。

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11年12月01日 20時22分00秒
Posted by: takeuchiconsult
テナントを探してきて家賃をいただくというビジネスモデルでは通用しないような気がします。大手企業の場合、独自で販売戦略を組まれます。立地や条件に応じて様々な対策を打たれます。

一方、町場の人気店を誘致する場合、家賃やその他の条件提示だけでは不安で一杯だと思います。今まで一所懸命頑張ってきたものが崩れるかもしれません。どんな結果になるのか想像もつかないと思います。

ただ、出店してみたいという夢はお持ちだと思います。その夢というのは出店するというだけでなく、出店してさらに繁盛するという意味です。

そうすると誘致する側も場所を貸すだけでなく、売るためのコンサルティング付きでないと成約とは行かないかもしれません。ありとあらゆる局面を想定してサポートできる体制ができていないと、売れなかったから退店・撤退ということを繰り返すことになります。

入っていただいたお店が繁盛するようにすることが大事であって、入店の契約を結ぶことが目的だとすると未来がないような気がします。

場所を貸す方は、借主が見つかればそれでOKではなく、借りた方が売れるようにアドバイスする、共生の発想がないと優れたビジネスモデルにはならないでしょう。

小さなお店が出店されても大丈夫なノウハウやサポート体制を築くことが今後の大きな課題のような気がします。

これがクリアできないと、いつまで経っても家賃やその他経費などの固定費での判断でしかできなくなります。

折角、良いお店で、良い商品・サービスを扱っておられるのに、それを活かすことができないとビジネスになっていません。

出店された場合の注意事項や過去の失敗事例などをまとめたレポートや報告書のようなもの、あるいはマニュアルがあっても良いかもしれません。

町場の商売とテナントでは商売の仕方や客層が異なります。入店希望者待ちがあるくらいの施設運営が理想だと思います。

家賃が安いからではなく、サポート体制が充実してるからであって欲しいです。
リーシングも奥深くなって来たような気がします。

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11年12月01日 17時22分00秒
Posted by: takeuchiconsult
第一講座 世の中で成功されているビジネスマンの生き方・実践法
第二講座 質疑&応答(自分の悩みをぶつけ合う!なぜ殻を破れないのか?)
第三講座 まとめの話(今日からやるべきこと・すぐにやって欲しいこと)
第四講座 各人からの方針発表

※時間は、第一講座から第四講座までで概ね3時間程度です。

≪講座内容≫
1.自分との約束に勝つ
 ①自分で決めたものは絶対に達成させる
 ②約束を守れるという意味は、他人との約束の前に自分の心との約束を守る
こと
 ③スキルアップ・キャリアアップしている方は自分との約束に勝っている人
2.中小企業と大手企業との違い 
①甘えをなくす、隣の芝は青く見えるもの
 ②良い意味での心地よい競争意識を持つ
 ③他社と自分を比較しない、伸びている人・成長している人と比較する
3.夢と目標を持つ 
①何がしたいのか?
②どのような生活をしたいのか?
③どうなりたいのか?
4.最低限守らなければならないビジネスのルール
①絶対に自社ではやってはいけないことを理解する
②世の中の常識、業界の常識を理解する
③会社の方針・方向性を理解する
5.貢献できる人間になる
①会社のために貢献すること
②お客様のために貢献すること
③仲間のために貢献すること
6.意識を変えるためには、行動を変えることが大事
①業績が悪い時の行動法とは?
②考えて仕事をすることはなぜ大切か?
③結果だけでなくプロセスも大事にしているか?
7.仕事のあり方を変えてみる
①ワンランク上の仕事をするには?
②営業成績を上げるには?
 ③良い人脈づくりをするには?
8.感謝する気持ちを持つ
①会社・上司・仲間・親に感謝すること
 ②お客様・お得意先・関係先の方に感謝すること
 ③感謝を言葉以外で何かやっていますか?
9.気付きのある生活
 ①出社・出勤時の注意点
②休日や休憩時間の使い方
③就業時間後の時間の使い方
10.勉強癖を付ける
①勉強する時間を作る
②本を読む
③手帳の使い方
11.まとめ
 ①まず自分から変わろうと思っているか?
 ②今の自分に満足せず、チャレンジしようとしているか?
 ③自分が変わればどうなるかイメージできているか?

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11年12月01日 15時21分00秒
Posted by: takeuchiconsult
正直、仕事は会社のためではなく、自分のキャリアアップのため。
そう思って仕事をしている社員が何人いるかどうか?

私も自分のスキルアップのために必死でした。会社のために仕事をしているという意識はなかったです。自分を少しでも高めるために仕事をしていたような気がします。

自分のスキルアップを常に考えながら仕事をする人が社内に出て来ると、成長が早くなります。指示を出さなくても企画が上がってきます。新しい仕事が発生したら、手が上がります。「私にやらせて下さい。」と自己申告する人まで出てきます。

そうなると会社は職場環境を整えたり、諸規則を整備するだけで、後は個々人の自由な裁量に任せるだけで良くなります。特に大手企業ほど、同期のライバル意識、他部署とのライバル意識が強烈にあります。少しでも数字をやるんだという意識を持っています。また自分で独立開業しようという方も出てきます。

そのような組織にいると、必然的に意識は高くなり、上司が部下を教えるというよりも自分から上司に聞きに行ったり学ぶようになります。どんどん若い人が成長して行きます。自分の夢と目標もしっかりと作れるようになります。

仕事に対する意識が変われば、会社は大きく変わります。会社が変わろうと思っても社員が変わらないと組織は変わりません。個々人がやる気を出したり、自分のために頑張るんだという強い意識が出てこないとなかなか変わらないようです。

そういう強い意識をどうすれば社員は持ってくれるのか、それを考えることも大事かもしれません。会社のために働くという以前に、自分の将来のため、自分の夢と目標を達成させるために仕事をするという意識を持つこと。

そういう会社にしたのですが、どうすれば良いですか?
そういう社員にしたいのですが、どうすれば良いですか?
と質問・相談があります。

意識の高い社員の集団にすることが企業成長の条件のような気がします。ただし、これは誰かに教えられるものではなく、自分で気付かない限り厳しいように思います。

学生時代から夢と目標を持っていたか、あるいは会社に入って目標となるような先輩に出会ったか、または組織自体がそのような雰囲気だったか、理由は色々あると思いますが、何とか今の社員の意識を変えないといけません。

その答えはトップにあるように思います。トップがそのような意識を持って仕事をしていれば、自然と他の人も感化されます。逆に、強い意識を持っていないとこの会社でやっていけないと思うくらいになります。

今トップの役職の方も若い時に同じように強い意識を持たれていたため、今のポジションを手に入れられたと思います。自分ができていないことを他人に期待しても難しいでしょう。

強い意識を持った会社は、やはりトップが違うようです。

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11年12月01日 12時19分00秒
Posted by: takeuchiconsult
個人店で原価率を計算することは大切でしょうか?
業界平均原価率にしないといけないでしょうか?

大手チェーン店に勝とうと思えば、業界の常識を破ることも考えないといけません。人と同じこと、業界で当たり前と思われていることを普通にやっていても生き残ることは難しいでしょう。

どんなに綺麗な店を作ってもお客様は、食事をされに来ています。その食事メニューの差別化をどのように考えるかが大事だと思います。

例えば、原価率50%でピカピカの良いものを出せないかと考えるのも一つの方法です。大阪ではよく、「原価を気にするよりもえぇもんを出すことやでぇ」。と言われます。

その通りだと思います。どれだけ良いもの、お客様が納得するもの、ビックリするようなものを出せるかどうかです。

業界平均の原価率30%を頑なに守っていては無理でしょう。思い切って原価を50%くらいかけて評判の店を作ってみませんでしょうか?

売上が悪くなると、あれもダメ、これもダメと悪い点がいくらでも見つかってきます。しかし、急には変えれないものもあります。立地や客層を変えようと思っても無理です。店舗を直そうと思えばお金がかかります。投資した分以上にお客様が増えれば良いですが、そんなに甘くはないでしょう。

そうすると、飲食業の商売で変えやすいものと言えば商品です。商品の見直しから始めない限り、店の再建は難しいです。

ただし原価率を50%にしたとすると、客数を2倍にするか、他の諸経費を削減
しないといけません。しかし削れる経費もそんなにないはずです。人件費もギリギリでやっているならばもう削れるところはないかも?

理想は、販促費はかけずに口コミでお客様が増えてくれることです。急にお客様は増えないかもしれませんが、常連のお客様から徐々に口コミで広がって行けば面白い展開になるかもしれません。

原価率を50%とは行かなくても業界平均や大手よりもかけてみることも検討の余地があると思います。まずはお客様を増やさない限り、目標売上に到達しません。

結局、業界の通例から逸脱した何かを持っているかどうかだと思います。普通や当たり前ではなく、ビックリするような戦略。それを見つけ磨きをかけることが個人店では大切なような気がします。

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11年12月01日 10時19分34秒
Posted by: takeuchiconsult
「厳しい話をして下さい。どんなに世の中が厳しいのか教えてやって下さい。」と社長がおっしゃいます。

何かのきっかけで意識を変えたいと皆さん思っておられます。社長が毎日そのことを伝えていたとしてもピンと来ていない場合があるのでしょう。外部の第三者の方から本当の世の中の状況を従業員に教えて欲しいと思っておられます。

ただし従業員の意識を変えるというのはなかなか難しいものです。それも1回2時間の講演時間の中で変えないといけません。少しでもヒントになるような話をさせていただきますが、後は本人次第だと思います。

大事なのは、研修当日に臨む気構えだと思います。自分はこの研修で何を学ぶのか、何を変えたいと思っているのか、その意識がないと変わらないと思います。

理想は、机をロの字型にして、今思っていること、考えていることを吐き出す場を設けることです。特に聞きたいのは、参加されている方々の夢や目標です。これからどうなりたいのか、何を目指しているのか、あるいは夢や目標を持てていないのかなどが知りたいです。その上でアドバイスしたり、話を進めることによって効果が出てきます。

明確な夢と目標を持つと人は変わると思います。心にスイッチも付くと思います。従業員の意識は、実現可能な夢と目標の設定にあるような気がします。

具体的には、身近に成功されている上司や先輩がいるかどうかです。あの人のようになりたいと思うような方が社内にいないと若手は伸びないと言われます。

モデル社員を何人作れるかが会社の成長を決めます。だから伸びそうな方にはどんどんチャンスを与えて伸ばしてあげて欲しいです。

自分の意識を変えるには、やはり問題意識を持っているかどうかだと思います。だからどのような問題意識を常に持っておかないといけないのかを話すようにしています。

また自分の夢や目標を達成するためには、どのような努力が必要かもお話させていただいています。

一般的に成功されている方がどのようなことをしているのか、どのような仕事をされているのかを聞くことは刺激になると思います。自分と比較して何が足らないかが見えてくるからです。

積極的に話を聞いて、自分から変えてみようとか、チャレンジしてみようと思うようになると徐々に変化が表れていると思います。

幹部の方は、ドラスティックに変わっていただき、明日から見違えるような仕事ぶりに変身することを期待されるかもしれませんが、心のスイッチが入ったかどうかは本人次第です。気付いた瞬間、何かが変わると思います。それまではチャンスを与えてあげて待つしかないようにも思います。

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