2011年 10月の記事一覧

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11年10月14日 01時17分00秒
Posted by: takeuchiconsult
料理を作るだけでは寂しいと思います。会社や店から指示がないと新メニューを作らないという状況も良くないです。

今、凄く忙しいので新メニューを作る余裕がないという答えが返ってきます。そうすると決められたメニューを作って出すだけになります。そこからは考えて作ったり、創造的な仕事を期待することができません。

厨房の中だけを守っているというのではもったいないです。自分の店と思ってメニュー開発や店のことにもっと真剣に関わって行かれた方が良いのではと思います。

期待されていることは、メニューを確実に出すだけでなく、何か少しでも創造的なプロの仕事をして欲しいと思われています。

どの企業・店でも同じなのですが、メニュー開発は会社側・店側からの発案でないと動かないという体質のところがあります。料理場は常に待ちの状態。指示があるとやっと腰を上げて考える。でもしっかりと良いものを考えてくれていますので一見良いようにも見えます。しかし、この体質が店や会社全体の雰囲気を悪くします。

メニューに一番近いところにいるのは、調理場の方々です。そこから意見がまず出てこないと良いものはできないと思います。当然、お客様の声を反映してメニュー化することも多々あると思いますが、調理場が作ってみたいもの、やってみたいものが出てこないと、店の主張ができません。

店舗活性化も大事ですが、調理場の活性化も必要です。会社側が止めないといけないくらい新しいものをどんどん出して欲しいです。

どの店もお客様アンケートを取ることに必死になっていますが、調理場のアンケートというよりも意見をしっかりつかんで下さい。これからどうしたいのか、どう思っているのか?

お客様も大事ですが、自分の出したいものがないとお客様と勝負ができません。
理想は、3か月先までの新メニュー案が出来上がっていることです。

また急に作ってみたくなってメニューがあっても良いです。止まっている状態だけにはならないようにして下さい。

調理場の役割は?
企画開発や店づくりに至るまですべて関わっているんだと言う意識で仕事をされた方が良いと思います。自分で勝手に役割を限定化しないこと。

調理場は会社や店からかなり期待されていることは事実です。その期待を超える仕事を是非やっていただきたいと思います。

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11年10月14日 00時15分00秒
Posted by: takeuchiconsult
雨の日限定のセールを打つか?早く仕舞ってスタッフを帰らせ人時生産性を上げた方が良いのか迷うところです。

これが正しいとか当たるという対策は別にないと思います。大事なのは方針や方向性を明確に出すことです。

一番悪いのは、何もしないこと。通常営業日と同じような感じで仕事をしていることです。これでは、売上は上がらないでしょう。

当たる当たらないは別にして頭を使って仕事をしないといけません。売上が少しでも欲しいのなら、外へ出て声を出しお客様をキャッチするとか、ハンドビラを用意して配るとか、あるいは近隣にポスティングに行くとか方法があると思います。

特に最近、雨の日に帰ってくると、私の家のポストにポスティングを一所懸命しているお兄さんをよくみかけます。お客様が来ないのなら、こちらから仕掛けようと思われているのでしょう。感心します。

また逆に雨の日には、仕込みが終われば徐々にスタッフを帰らせるという方もおられると思います。足元も悪く、お客様の数が少ない時は極力早く帰してあげる。大切な心遣いだと思います。人時生産性を基準に、客数を予測すれば、何人・何時間必要か出て来きます。数字で商売するのも有りです。

しかし、「今日も雨かぁ・・・」と愚痴を言うだけで対策を何も打たないのは良くないです。お店のスタッフの士気にも関わってきます。

自分なりに雨の日はどうするのか?方針を決めるべきです。今の天気予報は精度が高くなっています。ネットでも雨雲情報など速報で見れますので、後何時間で雨が降ってくるのかわかります。

天気は予測可能です。後は、自分の心の持ちようです。何をするのか、どうするのかを決めるだけ。

何もせずに1日終わるともったいないです。

私のクライアント先のある店では、大雨が降ると大掃除をされるところがありました。棚から順番に器を出し、磨かれます。厨房の中も普通はできないようなところを掃除。机や椅子も脚の部分まで1個ずつ丁寧になさいます。

その店長いわく、「毎日、こんなことはできません。綺麗にしないといけないのはわかっていますが、営業で忙しいですから無理です。でも、大雨の日でお客様が来ない日は、スタッフを早めに帰らせ、私と2番手の二人で掃除をすることにしています。」とおっしゃっていました。

何でも良いです。自分で決めて下さい。雨の日に何をするか?

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11年10月13日 22時14分00秒
Posted by: takeuchiconsult
会議はすべて一本化。その会議で決断しようとしても無理があります。
普通の会議のあり方は、予算会議が中心で余った時間に他の議題や連絡事項といったところが多いと思います。

ところがこの会議のあり方を見直す必要がるように思います。予算会議も大事ですが、利益を出すための会議やコストカット会議、未回収会議などテーマ別にしっかりと行うことが大切です。

クライアント先の方からは、うちは規模が小さいので会議ばっかりやっている訳にはいきませんとおっしゃいますが、大事な会議はやはり時間を取るべきではと思います。

大手企業は当然会議が主体です。組織として動いているため会議を行って状況判断する必要があります。ありとあらゆる会議があります。でも会議の時間が多いからといて日常業務の時間が中小企業と較べて少ないかと言いますと、逆で多いです。だから売上も利益も出るのです。

通常業務に支障をきたさない時間帯に自主的に集まって会議をするようになると一人前の会社です。

予算会議の前に、各部門ごとに集まって会議をされていますでしょうか?いきなり予算会議で発表ということのないように、個々人から上がって来た数値を部門長が確認する会議が必要です。

会社から指定された会議だけを開催していたのでは売上も利益も達成できません。達成されているところは、やはり努力されています。

会議の数や時間ではなく、必要性のあるものはどんどんやるべきです。それも誰かが音頭を取ってやらないと進みません。

部のメンバー全員が揃わなくても「今から会議をしようか?」と一声かけることが大事です。朝一番や夜に少しミニ会議をやることです。

会社のスケジュールにない会議をどのような形で実施しているか、それが大きな鍵です。

管理職の立場の方が、自分のスケジュールで会議をどんどんやられることが理想だと思います。

会議の数や時間の議論よりも中身の議論が大事です。まずは月曜日の朝一番の会議の実施。伸びている企業は、その会議を重要視され、動かれています。

各種、会議のあり方、それに付随するミニ会議やミーティング、どのようになっているのか現場調査が必要かもしれません。

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11年10月13日 20時13分00秒
Posted by: takeuchiconsult
「視野を広げる勉強してるかい?」といきなり上司から質問されたのを覚えています。

日々の業務にばかり目が行って、少しばかり仕事をこなす自分に満足している時に急に声をかけられました。

大きく育って欲しいという願いがそこにはあったのだと思います。個人的には忙しくて、焦っている時に、「何だ!」と思っていましたが、どうも深い意味がありそうです。

仕事ができるというのは、業務遂行能力のことだけでなく、視野が広く、懐の深い人間になることを言うのだと思います。

若い時は、目先や手元の仕事に夢中です。日々の業務をこなしているうちに成長させてくれるのではと一所懸命に頑張っています。ところが、世の中それだけでは通用しなくなります。

作業はどんどん次の若手の仕事になって行きます。自分がしないといけない仕事はもう一段上の仕事。それも単に完成させるだけでなく、自分の色を着けて完成させるのが理想です。

どうすれば一段上のレベルの仕事ができるのだろうと焦り出します。

それを防ぐためにも常に視野を広げる勉強をしないといけないのだと思います。かつて私がお世話になって上司の方は、忙しそうにしている私を見つけると、美術館や映画館へ行ってこいと言います。

わかっておられるのだと思います。そんなに目が尖がった状態で仕事をしているとミスを冒したり、完成度の低いものが出来上がってくることを・・・

余裕があり、常に創造的な仕事をするためには、心の余裕が必要なんだと思います。そんなことが若手に言える人間に早くなりたいです。

俺の仕事を早く仕上げてくれないかなぁというのが普通の上司の方の心情だと思います。それをグッとこらえて、若手が壁に当たらないように上手に指導するとうのは、凄いことだと思います。

視野を広げる勉強、それが人生では一番大事な勉強なのかもしれません。

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11年10月13日 18時11分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昔は売上を上げる依頼がほとんどでした。それが目的であり、目標でした。ところが今の時代、簡単に売上が上がりません。10%も上がると言うことが少なくなっています。実際目標数値は、数%アップです。

ところが、ほんの数%上がったくらいでは、利益が出ず、経営を立て直すことはできません。

逆に、利益先優先で「利益を作る体質づくり」が大事になってきます。

具体的には、何をどう進めるかですが、まずは止めることを決める。決断することをお願いします。利益が出ていない企業は、決断の遅さが原因です。

役員会議や幹部会議では、出てきた課題・問題について即決します。先延ばしにしたものも期限と担当者を決めて、あやふやに絶対にしません。外部の私たちのようなものが参加し、議事録を取っていますので、もう逃げることはできないです。

そうやって止めることをどんどん決めて行くと、自然と利益が出るようになります。安易に何でも判を付いて進めていたものが、企画書や稟議書などでチェックし慎重に進めるようになります。その癖付けが利益体質につながります。

売上は横ばいでも下がっても利益が出るようにすることが大事です。無茶な営業をして取って来ても最終的には利益が出ていなかったということがないようにすることです。

利益の出し方は、皆ご存知です。赤字のもの、利益がでないものを止めることです。ただし、それがなかなかできないのが中小企業の経営者です。自分が企画して立ち上げたものなら尚更です。

だから外部の方の判断が必要になってきます。それと前年と同じことをしない。前回上手く行ったから今回も大丈夫だろうという安易な判断はしないことです。

また一つの仕事が終われば、必ず報告書を提出させること。
未回収については、毎月状況報告を担当者に文書にて提出させることです。

こういった当たり前の業務が、疎かになっているために利益が出なくなっています。売上ばかりに目が行き、結局利益は2番目以下。

会社の目標数値も売上高から営業利益や経常利益に変えられた方が良いと思います。売上で話すのではなく、利益で話す癖付け。それが社内に浸透するように改善・改革が必要です。

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11年10月13日 17時11分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昔と状況が変わってきているように思います。単純に売上高が伸びたからと言って喜んでおれません。売上は景気や業界動向によって大きく左右される時代です。

売上高以上に、事業を整えることが大事になっているような気がします。赤字事業は即撤退が妥当です。いろんな付き合い関係や歴史から止めることができないというのもわかりますが、景気や業績が右肩上がりなら良いですが、すべての市場において縮小すると予想されている中ではやはり危険です。

どのラインの数字を切れば撤退するのか、その基準も明確にしておくことが大切だと思います。ダラダラと決断できずに継続することが一番良くないです。

私がコンサルティングさせていただく場合、まず部門別損益を出していただき、赤字部門は撤退できないかどうかの検討を始めます。

なぜかと言いますと、撤退を決断できない経営者の方は、すべてにおいて決断が鈍ります。

経営者の決断とは、以下の決断です。
決断-1 中途半端に継続されているもの
決断-2 決断を先延ばしにしてきたもの
決断-3 今決断しなければならないもの 
これらについての決断ができるかどうかです。

何とか今の体制のままで行きたいという願いは、どの経営者の方も同じですが、数値分析データからは継続は無理と判断された場合、どうするかです。

病と同じで早めの処置が大切です。今赤字でも1~3年後に黒字化が見込めるなら良いですが、それも無理なら撤退です。

伸びている企業、業績好調な企業ほどこの撤退スピードが速いです。経営者の速い決断が会社を守る結果となっています。

それはおそらくいろんな失敗をされてきているため、早めに決断しないと会社が持たないと認識されているからだと思います。

経営者の決断で会社は決まります。
鈍らないように、遅れないようして下さい。
即断即決があなたの会社を守ります。

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11年10月13日 16時10分00秒
Posted by: takeuchiconsult
育てる人がいない。
育つような素質のある人がいない。
育て方がわからない。
いろいろ諸事情があるようです。

でもこのような相談がある方は、自力で教育を施されています。やっても成果が上がらないため外部の方に相談されます。

人を育てると言うことは本当に難しいことです。特に、中小企業や零細企業では元々従業員数が少ないです。その少ない人数の中で育てていかないといけません。大手企業のように人が余っていると言う状態ではないです。

組織が出来上がっていて、自然と人が育つ仕組みがあれば良いですが、それがないために苦労されているのだと思います。

正直言って、管理職研修を行ったからと言ってすぐに人が育つ訳ではないです。人が育つような土壌を作って行くべきです。

また、今の従業員の方の中から誰か育って欲しいという願いはあるかもしれませんが、大きな期待をかけ過ぎないことも注意点です。本人にとってはかなりのプレッシャーになります。

それと人が育たないと悩んでいる企業の特徴は、新しい人が入っていないことです。社内の新陳代謝が行われておらず、教えなくても業務遂行に支障がない状態です。だから結果的に人が育たなくなります。

やはり募集や採用は行うべきで、そのような場から経営者の方も勉強された方が良いと思います。今の採用現場がどうなっているのかとか若い人たちの考え方など、社外にいる人たちの情報収集も大切です。

人が育たない理由や原因は一つではないようです。あらゆる面で課題があるためそうなっています。

解決策は?
成果が上がっても上がらなくても継続して教える場を設けることです。
社内業務以外に、勉強会や研修などを行っておられますでしょうか?そういった時間をきっちりと取ることです。

会議や勉強会をやったりやらなかったりと言う会社では人は育ちません。曜日と時間、テーマを決めて社員教育を行う必要があります。

業績低迷企業は、社員教育が欠如しているという現実があります。商品やサービス以上に教育に力を入れてこなかったために苦戦します。

でも人が育っていないと思われている方はもう気付かれていますので、安心です。次は、具体的にどう進めるかです。

教育は回数や時間に比例しません。継続して文化にすることです。
やはり何でも続けられた方が成果を上げられているようです。

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11年10月13日 15時09分00秒
Posted by: takeuchiconsult
折角教えたり、鍛えたりするチャンスなのに・・・
人に頼むより自分でやった方が速くて、正確。

個人で事業をなさっているのなら良いですが、組織の中で仕事をされている場合は問題です。何でも自分でやる方ほど、成長しないと言われます。

仕事を全部自分でこなしている人ほど要注意です。知らず知らず、全部自分でやる癖が付いています。周りにおられる若手に声を掛けられて、一緒に仕事をされれば若手の方も仕事を覚え、成長されるはず。

簡単なことのようのですが、それが一番苦手と言う方が意外に多いです。これを職人気質と言うらしいです。

仕事に支障のないようにするには自分で片付けるのが一番かもしれません。しかし、会社にとって組織にとってはどうでしょうか?

会社に職人さんが多くなると業績が上がる感じはしますが、未来が心配になります。プロ集団だから良いと言うのではなく、そのプロの方が未来も安心して事業運営できるように若手を育成しないといけません。

中小企業でよくあるのは、プロレベルの方とそうでない方との差が大きいということです。今は大丈夫、あと数年も大丈夫、しかし10年後が心配という会社が多いです。

会社や社長は、認識されています。今のプロレベルの方の仕事ぶりには満足し評価されていますが、部下指導をもっとやって欲しいと思っておられます。中小企業では、世の中の景気や業界動向以上に、教育や伝承が大事です。決まったルールや仕組みがないため、どうしても疎かになって行きます。

組織的運営の欠如が危機を招きます。職人集団は一見良いように見えますが、危険性も孕んでいます。

職人からの脱却、それが一番の課題です。仕事が入ってくれば、若手に声をかけて一緒に作業を行って欲しいです。

それを各人が気付くようになった瞬間、もう一段高いステップへと昇華されると思います。

職人が目立たない組織をどうやって作るか、それが大きな課題のように思います。

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11年10月13日 14時25分18秒
Posted by: takeuchiconsult
両方、同じように考えることができれば、一人前の仕事をしていると言われます。自分のお金は大切にし、会社のお金に対してはルーズだったり、無関心と言うことがないように・・・

自分のお金の場合、1円でも数えたり、いくらあるのか必ず確認するはずです。通帳の中のお金も気になるはず。それに請求書が来るといつまでにいくら支払わないといけないのか確認されると思います。

しかし、会社や店のお金となるとどうでしょうか?
個人では100万円単位の買い物なんてほとんどないと思いますが、会社や店では発生することがあります。そんな時、請求書や支払伝票が回ってくれば、即支払をされていますでしょうか?

まずは金額のチェック、支払内容のチェックをすると思います。また、支払内容が間違ってなくても支払条件はどうでしょうか?仕入れたり、買ったりしたものをどのような条件で支払うのかというのが、会社としては一番大事なことです。

例えば、手形を切ったり、現金で支払ったり、あるいはサイトの期間の問題もあります。いつ〆ていつまでに支払うのか?会社と言うのは売上を上げるだけでは回って行きません。入って来るお金や支払うお金のバランスで事業が運営されています。もしお金が足らなかったら、その分は銀行に借りるか、社長の持ち出しになります。

現実的には、買った人や営業担当の方は、そこまで深く考えずに仕事をされている場合があります。売上が上がっているんだから良いだろうという発想です。

第一段階としてはそれで良いかもしれませんが、その次のレベルになると、入金の状況や支払いの条件のことを加味して、考えることが大切になってきます。

景気が悪く、業績が悪い時は支払条件の見直しをすることも業績に貢献することになります。自分が担当している仕事に関しては入金状況や支払条件を必ず確認して下さい。

また自分の判断で条件も設定しないことです。会社としてのルールがありますのでそのルールに従って行うこと。もし逸脱した条件提示を先方に求められれば、稟議を上げ会社として認めてもらわない限り、勝手な取引条件で進めないことです。

こういう意味でのお金の話。世の中の常識だからとか、わかっているだろうからと言って別段、勉強会などをされません。しかし、そこに落とし穴があると思います。利益体質の会社にするためにはこの辺りの話をしっかりとすることが大切だと思います。

会社のお金と自分のお金の考え方、分けないで下さい。
一緒です。

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11年10月13日 14時20分37秒
Posted by: takeuchiconsult
言葉は少し悪いかもしれませんが、オーナー経営者ではなく、サラリーマン経営者の会社が少し気になります。

業績が良くないところの特徴の一つです。任期さえ全うすれば・・・というところがどこかにあります。このことが会社を危機に陥れます。何事もなく、何とか終えたいという気持ちもわからないではないですが、大事なことを見失ったらたいへんです。

オーナー経営者の場合、保証のこともあり必死です。会社を潰さないように身を粉にして働かれます。今だけ良いのではなく、未来が見えるような形を望まれます。

どんな立場であっても未来が見える経営をすることが大事だと思います。

またもう一つ気になる点は、オーナー企業の場合は社長か奥さんがすべてを取り仕切っておられます。だから決断も早く、スピード感もあります。任せっぱなしにするということはないです。

逆に誰も仕切らなくて、私が仕切っても良いのですか?という返事が返ってくる会社があります。オーナー経営者でないところはこの傾向が強いです。責任を持って仕事をするという癖付けができていません。

理想は、私にやらせて下さいと立候補して欲しのですが・・・

これが危機的な状況になると顕著になってきます。誰かがやるだろうとか会社の指示を待っておけば良いと腰を上げません。

引っ張って行くリーダーが必要なのですが、皆そのリーダー役を嫌がります。リーダー不在、まとめ役不在では組織が成立しません。いざという時に何も決まらない、何もしないというのは良くないことです。

社長や奥さんの代わりはいませんが、組織の長は必要です。その方が機能しているかどうかで会社は決まるような気がします。

会社を守ると言う強い意志と組織を引っ張って行く強い行動力が大事です。まずはトップから未来が見える経営状態を作り、組織の長を作って行くことが大切だと思います。

上手くやっているところもあります。だから、その方の意識次第なんだと思います。会社の危機的状況は、経営者発想をどこまで皆が持てるかにかかっているような気がします。

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11年10月13日 14時09分20秒
Posted by: takeuchiconsult
私のような若造にはまだまだ理解できませんが・・・
はっきりとされた方が良いのではと思う時もありますが、最近は少し見方が変わってきています。なるほど、この方はどこか意図的に相手に本音を見せないように工夫されているのではと思うからです。

実は、はっきり白黒を付けて話す方が簡単です。誰にでもできると思います。しかし、こちらに腹を見せずに、探られないように話を進めるのは意外と難しいものです。

どこか意図的に出来が悪いように見せたり、抜けているように見せる。
相手に尻尾をつかませない生き方。
商売上では、これも有りかなぁと思います。

賢く見せるよりも抜けているように見せる方が難しいです。いつもノラリクラリ。

ご本人は意図的になされているかどうかはわかりません。しかし、それが結果的に良い方向に向いているのなら得だと思います。

すべてにおいてはっきりとしゃべらないといけないというものでもないです。相手を見ながら上手に付き合って行くことも大切なようです。

おそらくそれがプロの経営者の域なのではと思います。本音で話したくても話せない場面が経営上ではあります。それを上手に生き抜いていくための術なのかもしれません。

この当たりのことは本には書いていません。誰かに教えてもらうものでもないです。自分で少しずつ気付きながら、勉強して行くしかないです。

最初から相手を信じてしまっては良くないとアドバイスいただく方もおられます。こっちが本音で語ったからといって相手も同じように話してくれるかどうかは別です。

経営者は相手に心を許すと負けだとも言われます。常に良い緊張感を持ちながら、お付き合いして行くことが大事です。

私には到底無理な世界ですが、一流の経営者の方々の所作から学ばせていただきたいと思います。

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11年10月13日 14時08分29秒
Posted by: takeuchiconsult
今の時代、販促費は削減対象。少しでも切り詰めることはできないか、皆さん模索されています。しかし、事業運営を行う上で販促費を0にしてしまうと新規顧客が取れなくなります。

考え方はいろいろあると思いますが、業績悪化をしている企業や店の原因の一つに活きた販促費を使っていないところがあります。利益が出ていないので販促費を使うことができないとか、あるいは活きた販促費そのものの使い方をご存知ないといった感じです。

売上に対して1~2%くらいが販促費としての適性数値と言われています。販促をカットするだけでなく、中身を精査したり、新しい集客方法を考えないといけません。

そうすると一つの答えが見えてきます。販促費を使ってお客様集客やクライアント獲得に直接影響があるものしかお金を使わないという基準を設けられては
いかがでしょうか?

例えば、会社案内やパンフレット(金券などが付いていないものを想像して下さい)などは、ないよりかはあった方が良いくらい。今の時代ではネット上のホームページやパソコン・iPad画面で説明できます。何も紙媒体にする必要がないです。

また新聞折り込みチラシやポスティングチラシも少しは効果が見込めますが、どれだけ反響率があるか読めなくなっています。昔は3%くらいとよく言われましたが、今は0.1%以下のようです。それくらい反響率が落ちていますので、販促費を使ってまで、わざわざ実行するものなのかどうか検討する必要があります。

逆に私がおすすめなのは金券です。お客様にとっては金券はお金と一緒大事にされます。それも無作為ではなく、手渡しですから反響率はかなり上がります。
実際の商品やサービスを値引かなくても金券を持ってお越しいただける確率が上がります。

同じ10万円のコストをかけるなら少しでも反響率の高いものを選択されると思います。

また金券の金額もお考え下さい。100円、500円くらいでは重宝されません。お客様がいただいて、大切に保管しようと思うくらいの金額が理想です。でも店に魅力がないと意味はないですが・・・

何に販促費を使うか?一番大事な課題です。限られた予算の中で、反響率の高いものを狙われてはと思います。

伸びている店は販促費が0ではなく、適正な販促費を使っておられます。再検討されてみてはいかがでしょうか?

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11年10月02日 00時47分00秒
Posted by: takeuchiconsult
大事な日は、手帳に予定を記入されると思いますが、その大事な日の前日はどうなっているでしょうか?

自分のペースではなく、部下の人たちのペースも考えることが大事です。前日にゆっくりとチェック・確認する余裕が欲しいです。そのためには、まず自分が大事な日の前日、何もしない状況を作ることです。

皆、忙しい忙しいと言いながら通常業務に励まれています。大事な日のことは頭に入っていますが、前日のことまでは気が回っていません。何とか大事な日さえ終われば、次の業務に着手できると思っておられます。

いつもこの状態。前準備ができなくて、当日後悔したことが多々あったにも関わらず、なかなかできない。

会社や部下に迷惑をかけないためにも仕事のスタンスを変えられた方が良いと思います。

個人的に土壇場は嫌です。だから報告書は最低でも1週間前に仕上げたいです。前日にチェック・確認のために徹夜をした苦い経験があるため、少しずつ前倒しで仕上げるようにしました。

これは自分のためではなく、周りの方すべてに迷惑がかかるからです。それと当日だけでなく、前日も極力日程を空けておき、微調整が可能な状態しています。

365日のうちの1日や2日くらい空けても仕事に支障はないはず。なのに、手帳にはスケジュールでいっぱい。スケジュールがいっぱいであることが業績がいまいち伸びない原因かもしれません。

役職が付けば、逆にスケジュールを空ける工夫が大事です。自分のためではなく、部下やクライアントのためにスケジュールを空けておくことです。急な仕事が入っても回せるようにしておかないと対処できないと思います。

忙しそうにしている方ほど、信用性は低いです。自己満足で仕事をしない。
1週間に1日くらいは、机に座っている状態を作られてはいかがでしょうか?

忙しく動き回っている会社ほど儲かっていないかもしれません。
人に迷惑をかけない仕事の仕方、一人ひとりの心がけ次第で改善は可能なように思います。

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11年10月01日 00時40分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どれくらい予算を取れば良いですか?という質問がありますが、予算を取ったからと言って、成果や結果が見込める訳ではないです。

教育研修は金額ではなく、かけた時間と内容が重要です。場当たり的な教育にならないように、やはり年間スケジュールや計画を組むことが大事です。

その計画を作った際に、予算はどのくらいかかるかを計る必要があります。理想は外部研修と内部研修を組み合わせたものが良いと思います。

特に最初は外部研修や講師の方を招いて、世の中の常識や業界常識はどうなっているのかを肌で感じられてはと思います。今の自分のレベル感がよくわかります。

また、外部の研修に参加すると、同業他社の方とのコミュニケ-ションが図れ、楽しいですし、情報が入ってきます。このことが、成長を促進することにつながります。

だから社長からはいつも「外部の研修やセミナーにうちの社員を参加させたいと思っているのですが、おすすめのセミナーありませんか?」と相談があります。

社中で業務内容中心に教育指導を進めても外の空気を吸わないと大きく成長することはないと思います。そのような時間を極力、作ってあげることが社員の成長を促します。

机に座っての教育だけでなく、日々業務をこなしながら教育指導を行っていると思います。その時間は、年間通すとかなりの時間になります。この社内教育における時間は上限はありません。

逆に、外部研修の時間は、役職ごとに目安を設けても良いのではと思います。ある程度力が付いて来たなぁと思ったら、他流試合へ行かせてあげて肌で何かを感じ取って来ることが大切です。

それを会社側がセッティングされてはと思います。意識の高い方は自主的に自分でそのような研修を受講されるかたもおられます。資格を取得される方までおられます。

社内で一人でも意識の高い人が出てくれば、周りの雰囲気も変わってきます。

社内アンケートを取ってみるのも一つの手です。
「希望する外部研修・セミナーをあげて下さい。」とアナウンスされてみてはいかがですか?

教育は意識の高い人に、費用と時間をかけるのがコツです。そのような方が必ず会社に新しい風を吹かせてくれます。

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