2011年 8月の記事一覧

11年08月24日 00時48分00秒
Posted by: takeuchiconsult
この質問は、いつの時代になってもあります。小売業にとっては一番大事なことだからです。基本的なルールやノウハウは押さえておく必要はあると思いますが、どうも時代は変化しているように思います。

何かと言いますと、昔に比べてもうどこもレベルが上がっています。小手先の改善だけでは売上は上がらないのではと思います。

もう少し違った角度からの戦略がプラスして必要かもしれないということです。決して商品陳列を疎かにしても良いというのではなく、それだけでは店舗活性化が弱くなってきていると思うからです。

商品陳列以上にお客様のニーズに合った商品があるかどうか?
価格戦略がどうなのか?
それらに加えて、お客様への告知方法も大切です。時代に合ったやり方を実践することが必要だと思います。

売り場を見て下さい、陳列方法はどうでしょうか?と質問や相談があります。本当に、小手先の改善だけでは売上は上がりません。売場以外にも商品と価格、販促企画、広告宣伝などにも同時に力を入れるべきです。

単発的な売場改善だけではダメで、総合的に店舗の活性化を図っていかないといけない時代になったということです。

だからいつも、売場改善だけで大丈夫なのかなぁと思います。

商品陳列や売場が気になるのはわかりますが、それ以上にもう少し視野を広げられて考えられても良いのではないでしょうか?

逆に商品陳列が良くなくても商品そのものに特徴があったり、広告宣伝が上手く行ったり、固定客の方がおられその方に案内ができるなどすると業績アップにつながります。

商品陳列は必要最低限の小売業の鉄則になった感じもします。
だから、商品陳列を変えただけでは売上は上がらないのではというのが結論です。

店舗活性化、業績アップは総合的に見直す時代になったような気がします。

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11年08月23日 15時46分00秒
Posted by: takeuchiconsult
ミスは仕方ないです。注意して同じ過ちが怒らないように教育指導するしかないです。

ところが、過度の要求をお客様がしてきた場合、店長はスタッフを守ってあげないといけません。店で守りきれそうにない場合は、会社が守ってあげることです。

ミスに対してくよくよ考え込むよりもお客様からの要望に耐え切れなくなることの方が多いようです。

ミスがあったのなら丁重におわびをし、後は毅然とした態度で接することも大事です。卑屈になって、何でも要望に応えているという状態は良くないです。

謝り方が良くないという指摘もあると思いますが、店長が見ていてスタッフが自分なりに一所懸命お詫びをしているのなら、そこから先は店長の仕事です。

スタッフのお客様に対するミスやクレームはつきものです。やって良いというのではなく、一所懸命やっていても必ず大なり小なり出て来るものだということです。

常にどう対処するのか、お店でルールを作っておくべきです。あるいは会社としての対応マニュアルをしっかりと用意されてはと思います。

スタッフを守ってあげないと、仕事が続きません。また、クレーム対応時の店長の行動でその店に対する信頼感が決まってきます。

相手に納得の行くお詫びの仕方というのは難しいものですが、丁重に頭を下げるしかないです。ただし、過度の要求には応えないこと。物品や金銭で解決しようとしないことです。

例えば、大きなクレームを発生させたとしても1回目は手ぶらで、何も持って
行かないことです。実際、どのような状況でクレームが発生したのか、それを確認することが大事です。その時、自店に大きな過ちがあったと確認できたなら、手土産を持って再度お詫びに行けば良いと思います。

クレーム内容が激しくなっているとお聞きします。クレーム対応は店長の大事な業務となっています。

必ず、スタッフを守ってあげて下さい。場合によっては店の売上以上に大事な場合もあります。気持ち良く、皆が夢を持って働ける職場を作って下さい。

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11年08月23日 08時46分00秒
Posted by: takeuchiconsult
単純に業績が悪化する以上に怖いことです。人がいなくなってから立て直しは難しいです。業績が悪化してくると悪い雰囲気が社内に蔓延し、将来が不安になる社員が出てきます。

そうなると、優秀な社員から辞めて行くことになります。一人でも出れば、それに続く人がどんどん出てきます。

会社経営では必ず波があります。いつも良いことばかり続くということはないです。良い時もあれば、悪い時もあります。ただし、悪い時の落ち込みを少なくすることが大切です。

少し数字が良くなかったという程度に抑えることができるかどうかそれが大事です。誰が見ても「悪化」している状態を作らないことです。根本的に大改革を行わないといけないとか、少々のことでは立て直しが不可能な状況まで悪くしないことです。

理想は業績を伸ばし続けることですが、現実問題、これは厳しいです。だからこそ安定した状態を作ることが大事です。

業績は社長が知る以前に、現場の最前線の方が知っています。実際の数字が悪くなる以前に、マーケットの状況がわかるからです。

仕事や受注が減って来ると、社員は不安になってきます。それを解消するためには、常に新しいことにチャレンジし、新しい受注方法を検討し動くことです。

結果や成果が出ていなくても動いている状態が大切です。業績が悪化しているのに、何もせず手をこまねいている状態では、人は流出して行きます。

世の中の変化も激しさを増しています。そのような中で生き残っていくためには、新しいビジネスを模索し続けないといけません。それが事業継続の糧になります。

静ではなく、動いている状態を意図的に作ること。
将来が見えなくなるのは、会社に動きがないからです。何かやっていて、これから何らかの可能性があるのではと思うような取り組みをしていることが条件です。

人は流出すると帰ってはきません。そうなる前に、業績とは別に会社の動きを活発化させることが大事だと思います。

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11年08月23日 00時47分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最初は、目先の技術論であったり、小手先のノウハウに興味を示すものです。私もそうでした。少しでも売上につながるヒントがないかと探していたような気がします。

本や資料になければ、実際にクライアント先の現場で探してきます。でもこれが経営コンサルタントの仕事なので当たり前かもしれませんが、今でも必死に探し求めています。

ただし、「本物の経営コンサルタントというのは、小手先の技術論に対する興味が薄れた時だよ」と言われました。当時は何のことやらさっぱり・・・
クライアント先の業績を上げるためのネタ集めのどこがいけないのかと思っていました。

ところがお付き合い企業先が1000件も超えると、違った目で見るようになります。もう少し広い視野で物事を判断したり、そのことに興味が沸いてきます。目先の業績だけではなく、3年後・5年後を見通す力や企業を存続させるためにはどうしたら良いのかを考えるようになりました。

そうすると、数値だけの計画書や話だけではなく、より哲学的な話になって行きます。

経営に対する理念や思想。あるいは会社に対する思いを具体的にどう表現するかなど、哲学的な要素がだんだん出てきます。

本来の会社経営というのは、目先の数字を追いかけるだけではなく、この哲学的な部分を自分の中で創って行くことの方が大事ではないかと思うようになりました。

技術や数字の話をするだけでは一流の経営コンサルタントではないと言われます。自分で培った自信のあるノウハウを持っていても同じです。そこから、会社経営にとって何が大事なのかを伝える力が大切だと思います。

最近、この本を読みました。
「社長になる人に知っておいてほしいこと」松下幸之助[述] PHP研究所[編]

素晴らしい経営者の方ほど、技術論的なことは書かれていません。自然とそうなるのだと思います。おそらく興味の範囲が変わってくるのでしょう。

わたしもそろそろ注意して、舵を切ろうと思っています。腕の良いコンサルタントというのは、技術・ノウハウを持っている人ではなく、会社を診れる人のことを言うのではと思います。

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11年08月22日 15時47分00秒
Posted by: takeuchiconsult
数を追いかけていては、難しいと言われます。いつか質の高い顧客作りに専念できる環境を作りなさいと言われます。

その通りだと思います。若い時は少しでも仕事が欲しいですから、可能性のあるものすべてに手を出そうとします。自分の力や能力で判断するのではなく、入ってきたものすべてを自分で処理しようとします。

ところが出来もしない仕事を受けると、後がたいへん。そんな経験を繰り返して成長するもんだと自分で言い聞かせながら前に進む。こういう感じって多いと思います。

ところがこれでは良質な顧客は出来ないらしいです。意識して良質な顧客が作れる環境を自分で作ることが大切です。

どこかで仕事のあり方、人との付き合いの仕方を転換しないといけないのでしょう。仕事ができる人の顧客は素晴らしい方ばかり。客筋を見れば、将来その商売が成功するかどうかわかると言われるくらいです。

自分が他人に自信を持って紹介できる人が何人いますでしょうか?
それが財産です。友人・知人、あるいは顧客やクライアント先の方々。毎年、良質な顧客や人間関係が出来て行かないと成長しないと言われます。

単純に目先の売上だけが伸びていてもそれは人間的に成長していないかもしれません。だから数字を追いかけるだけでなく、中身も吟味しないと本当の意味での成長を計ることはできません。

良質な顧客、毎年、毎月増えていますでしょうか?そのことを意識して業務に当たっていますでしょうか?

年を取り、ふと立ち止まって振り返ってみて下さい。他人の給与と自分を比較するのではなく、他人の顧客と自分の顧客を比較して下さい。

顧客層の差が、力の差です。これは数字以上にはっきりとわかります。

いつしかこのことを意識しないといけない時が来ると言われます。良い顧客があって初めて良い仕事がや素晴らしい人生があるようです。

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11年08月22日 08時22分00秒
Posted by: takeuchiconsult
20年は続かないでしょう。
では10年間は?

かなり当たる期間が短くなってきていると感じます。昔は、新業態を立ち上げれば10年、20年安泰でした。それも小手先の改善の繰り返しでは追いつかなくなっているような気がします。

また、中抜きとよく言われました。問屋がなくなるのでは?とかメーカー直になるのでは?という発想です。お客様により近づく形での新業態がでてきました。

かなりお客様にダイレクトに近づくようになっているとは思いますが、なくなってはいません。いつしかこの議論が薄れてきているようにも思います。

それともう一つ、現代における新業態とは、徐々に人の手を介さなくなっているものへ移行しているような気がします。今までは店ありきでした。少しでも来店数を増やし、そこから次の商売へつなげる。そのためには大型化が必要であり、地域一番の売場面積や駐車場を確保しようと躍起でした。

でもそのようなところが今一番利益が出ているかと言えば、疑問な点もあります。

店を持つ、広げるということは固定費を押し上げる原因につながります。また、在庫の問題も発生します。

逆に新業態とは、在庫を持たないビジネスモデル、店を作らないビジネスモデルでないと利益化は難しくなるのではと思います。

新業態という言葉は、新しいタイプの店づくりというイメージでしたが、これもどこかで変えないといけないのかもしれません。

どんな店を作るかという以上に、どんな仕組みを作って行くか、そこに新たなビジネスチャンスがありそうな気がします。

新業態とは、店のことを指さない時代が来るかもしれません。

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11年08月22日 00時46分00秒
Posted by: takeuchiconsult
開業相談だけでなく、今は撤退についての相談も増えています。ところが店を作るより閉める方が難しいです。特に、開業する決断はすぐにできても閉店する決断はできないものです。

自分で納得の行く形や資料がないとできないもののようです。
例えば、以下のような撤退理由があります。
1.まず負債や借金の有無(保証の問題)
2.自分の体の問題
3.気持ちの問題(やる気)
4.店の状態の問題(営業状態ではなく、店の老朽化・再投資という意味)
5.後継者の問題
6.競合状況の問題
7.マーケットの問題(特に業界動向)

借金や保証の問題がないのであれば、オーナーのやる気と体調で判断は可能かと思われます。

ところが引き際と言うのは、廃業という意味だけでなく、店舗移転という意味合いも含んでいます。人口の減少が激しかったり、人・車の流れが変わったり、
競合状況が激しくなってきたりして考え直さないといけない場合です。

その場合は、いったん仕切り直しを図り、再スタートされることが良いと思います。

最終的には自分で決断することなのですが、悩み始めたら一人で悩まずに他人の意見を素直に聞いてみることです。

心の整理が付くまで、人の話を聞いてみる。
昔のように条件がかなり悪くなっていても続けることが美徳であるかのような時代は終わったと思います。

周りに気兼ねせず、自分が納得のいく形をお考えになられてはいかがでしょうか?

悩みや課題は一つではなく、いくつもが絡み合っていることが多いです。一つ一つ問題点を洗い出し、伸びしろがあるのかどうか、それが見えてこないなら決断が必要だと思います。

一つ言えることは、良き相談相手を必ず見つけて下さい。自分と家族だけで判断せず、第三者の意見も聞いてみられて下さい。

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11年08月21日 08時21分00秒
Posted by: takeuchiconsult
大幅な改革を行い、現在の事業の伸びしろを図ります。ところがこの計画で数年後、営業利益が出て、経常利益が出てもまだまだです。返済余力がないと本当の意味での改善・改革になっていません。

それにもっと大事なポイントがあります。現業の伸びしろだけでは将来がデザインできない場合です。業界動向も悪く、景気も悪く、今後大幅な事業拡大、業績回復が望めない場合です。

私の立場としては、青天井で右肩上がりで上がり続けることはないと予測します。いつか天井が来ます。そのことも踏まえて計画を組んで行かないと、机上の空論で終わってしまいます。

昔は、前年対比○%ずつ伸ばして行くような、安易な書き方もありましたが、今はそれは通じません。業界や市場を見て、後どれくらいなら伸ばすことができるのかを把握する必要があります。

では、足らない数字はどうするのか?
早めに第二の事業の柱を作って行くべきです。業績が悪化している企業ほど、この次の事業づくりが遅れています。

単一事業をなさっている方ほど、景気や業界の波に大きく左右されます。景気が良い時は良いですが、悪くなった瞬間、歯止めが利かなくなってきます。できる限り、事業の柱をいくつか持っておくのが理想です。

「急に言われても無理です。」とおっしゃる方がおられますが、3年後、5年後のことを考えると今からでも立ち上げておかないと最悪のことが起こる可能性があるということです。

現業の伸びしろに大きな期待をかけるのは危険です。慎重に今後の伸びしろを図り、事業を再デザインし直すことが大事です。

安易な数字の羅列にはならないように、しっかりと組み立てることが大切です。

伸びしろは現業の可能性だけでなく、トップの夢の大きさに比例します。その夢を改善計画書に書かれませんか?

それが書けた時、本当の意味での改善計画になると思います。

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11年08月21日 00時43分00秒
Posted by: takeuchiconsult
この相談内容が一番多いです。おそらくコンサルタントにお金を払って経営支援をお願いする以前に、意見を聞きたい、ちょっとしたコツやアドバイスが欲しいと思っておられると思います。

また、案件によっては誰に相談して良いのかわからず、とりあえず聞いてみようという方もおられます。

従来の○○屋さんや業種として明確に存在しているものなら、少しくらいアドバイスできるかもしれませんが、隙間マーケットの事業であったり、世の中にまだ存在しない事業の立ち上げとなると、正直アドバイスができません。それは私の力不足のためです。

コンサルタントは何でも屋ではないので申し訳ないです。私も含めおそらく皆さん得意分野を持っていますので、ストライクゾーンの案件でないとお答えできないと思います。それに安易にアドバイスをして、不利益を被られてもと思います。そのため、知っている範囲で、どこに相談されれば良いかくらいしかお答えできないのが実情です。

本当に、誰に聞けば悩みが解決できるのだろうと思っておられます。でも誰かに聞いて行くと、紹介などもしていただき、自分が期待している答えに近づくと思います。何もしないで待っているのだけは避けられた方が良いと思います。

得意分野なら丁寧にお話しすることが可能なのですが、少しでもストライクゾーンを外れると無知の状態です。専門分野は専門家に任せた方が良いと思います。

何でもできますと言う人の方が怪しまれます。

それと、ちょっと聞いてみたいんだけど・・・というのがあると思います。
電話で回答できる程度。
ただし、料金がかからない範囲で、答えが欲しいというのが希望。

これが問い合わせのほとんどではと思います。このような悩みに積極的に答えているサイトや会社は少ないように思います。

でも必ず、どこかに存在して欲しいです。
できるだけ私も力を付けて、問い合わせにお答えできるように努力いたします。

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11年08月20日 17時13分00秒
Posted by: takeuchiconsult
予約が入ると心が落ち着きます。少しでも売上が見込めた方が楽です。ところが最近、この予約が減ってきているとお聞きします。

また、うちの店は予約がないのですが、良い方法はないですかという相談・質問があります。

週末に予約で数字が読めるのが理想です。店を開けてみないとお客様が来られるかどうかわからないというのは危険です。どんな小さな個人店でも夕方になると、「今日、空いていますか?予約お願いしたいのですが・・・」と電話があります。

一旦、予約が入り出すと、自然と予約客が増えてきます。ふらっと立ち寄ってもいっぱいだったり、希望の席がなかったりすると、予約しないと気に行った席で食事ができないんだと思われます。それが好循環につながります。

だから予約比率は大事です。月間の全顧客数、組数の中で予約の方の数字はどれくらいでしょうか?理想は、最低20%超えたいです。50%以上のお店もありますが、予約に比重を置き過ぎると、今度は新規客が入れないという悪循環も起こります。そのため、適度に予約は制限することも大事と言われます。

予約に関しても2通りあります。個人の方が友人で予約される場合と、もう一つは宴会予約です。お店のタイプによって違うと思いますが、どちらでも良いので予約を取ることです。

具体的には、やはり顧客名簿が欲しいです。お客様にアプローチできる手段が必要です。今なら、携帯電話の番号やメールアドレスがそれに当てはまります。予約が途切れているなら、そのような方にお店の告知をされてみてはと思います。

良い魚が入ったらすぐにメール。そのメール顧客の数をまず増やされませんでしょうか?最低でも20~30人は欲しいです。数件のメール配信では、ヒット率は低いでしょう。それに何度も配信していると、毎回その方が来てくれるとは限りません。余裕を持って多めに配信できるくらいが良いと思います。

すぐに成果を求めなくても予約は店の力と比例します。特別なあなただけにという情報を流さない限り予約してまで来てくれません。だから予約を取ろうと思えば、まず商品やメニューに磨き込みをかけることです。

お客様をびっくりさせてやろう!
あの人にはこれを絶対に食べてもらいたい!
というイメージは沸いていますか?

それがコツです。そう思わない限り、予約だけ増やそうと思って無理です。
お客様が予約してでも食べたいものがない限り予約は増えません。

予約は、商品・メニュー力と比例していると言えるかもしれません。
予約を増やそうと思えば、商品・メニューの見直しが必要な気がします。

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11年08月20日 12時12分00秒
Posted by: takeuchiconsult
未回収は、どの会社にもあるかもしれません。未回収金額の大小以上に、その対処法や取り組み方について再検討する必要がありそうです。

景気が悪く、業績も悪化して来ると未回収金額がボディブローのように効いてきます。大丈夫だと思っていたところが急に倒産ということになると回収不能になります。

会社ですので、未回収は0が理想ですが、実質残っているのも確かです。それを極力少なくし、リスク管理できている会社にすることが大事です。

例えば、辞められた方の未回収金額は、どのように引き継がれていますでしょうか?単に担当を引き継ぐというような処理だけでなく、辞められる方が退職期日までに、回収努力をしていただくか、現状報告していただくことが大事です。負の遺産だけ残されても困ります。

また、未回収については、毎月担当者別に一覧を配布し、回収状況と今後の見込み、回収手段などを明記した報告書提出を義務付けられてはと思います。えっ、そこまでするんですか?という質問もありますが、未回収を甘く処理している会社は、今度自分の会社が危うくなることを認識すべきです。

会議においても予算会議だけでなくこの未回収会議をやるべきです。それが会社におけるリスク管理になって行きます。

それと個人の評価も売上・粗利以上に未回収金額を査定項目に入れるべきです。売上が高くても未回収金額の多い人は、評価を下げることも必要です。刈り取りだけでなく回収も評価対象に入れ、会社全体でその取り組みを推進して行くことが大事です。

未回収をそのままにしている。直接交渉をしいていない。ということがないように、会社の仕組みやルールとして厳しく管理して行く必要があります。

担当者の方の足も重くなると思いますが、それも仕事です。

未回収の多い人は、一旦減っても仕事の取り組み方を変えない限り、また増えてきます。要注意です。

会社として、未回収の位置付けをどのようにされているかで決まるような気がします。突発的な営業外費用での処理が発生しないように、早急にルール作りが必要ではと思います。

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11年08月20日 08時41分00秒
Posted by: takeuchiconsult
まずどれだけの見込み顧客の方がおられますか?
1.家族や親せき
2.友人・知人
3.前職の同僚やお付き合い企業の関係者
4.同業者(飲食店) などなど・・・

ということは立地が良くても全く土地勘のないところで商売をすることが不利だということがわかると思います。上記の1番~4番で約1000名の名簿が理想です。少なくとも300名位の名簿は欲しいです。オープンしてどれくらい売れるかは、この数値にほぼ比例します。

実は、このことはあまりマーケティングの教科書には書いていません。店舗周辺の商圏人口については細かく書かれています。一次商圏、二次商圏、三次商圏でいくらくらい住んでいて、その中のシェアをどれくらい取ると、どれくらいの売上になるのではという予測の立て方は書いています。

しかし、実際にはマーケティングの教科書のようには行かない場合があります。逆に不利な立地であっても最初からある程度軌道に乗せられているところもあります。

どこか違うかと言いますと、オープン前にどれだけ見込み客を持っているかどうかです。本当に、店舗周辺半径300m以内の方を対象にして、店をしようと思うとたいへんです。新聞折り込みチラシやハンドビラで徹底的に集客を図っても限度があります。小さなお店では、それほど販促に経費をかけれません。

ところが、最初から見込み客を持っている方は、販促費は基本的に0です。コンサルタントへの依頼もないです。

商品は後から修正が何度でも効きます。しかし、最初の見込み客の数というのは、変えようがないです。開業しようと思った時、何名の名簿があるかまず数えてみてください。それが今の現状の力です。

またこのようなことも言えます。今、友人・知人が多い方は、お店をオープンされてからもたくさんの友人・知人ができるでしょう。ひょっとするとこのタイプの方はお客様に困らないかもしれません。

それくらい顧客づくりがお店の売上に関係してくるということです。是非、お店を開業されようとしているなら、もういちど見込み客の数を調べてみてください。

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11年08月20日 08時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
なぜレジで並ぶのか?

1個ならば100円、3個なら198円?
お買い得シールを貼れば20円引き、ただしお酒類と100円以下の商品は除く?

お客様もわかりづらく、従業員もわかりづらい。店内の商品に対していろんなルールを設けて、少しでも集客を図ろうと思っておられます。ところがこれが進み過ぎると、お客様にとっては不快でわかりづらいものになります。

レジで1つずつ確認が必要になります。お客様も意識していた訳ではなく、諦めたり、そのまま購入したりとレジに時間がかかります。

集客目的に行っているのだと思いますが、今後高齢化が進むと、店内ルールのあり方も考えないといけないと思います。

POPの表現だけではわかりづらい。
新聞折り込みチラシを見てもルールがわからない。
従業員の方に聞いてもすぐに返事してもらえない。
というような状況を作らないことです。

単一のわかりやすいルールで訴求することが大事なような気がします。
近所の食品スーパーを見渡しても一番当たっているのは、ポイント還元セールみたいです。特にポイント10倍の時はレジがいっぱい。お酒までポイントを付けてくれるところがあります。ポイントがいっぱいになると、その場で金券が出ます。

これから大事なのは店内ルールのシンプル化を図りながら、集客効果の上がることを考えないといけないようです。

わかりづらいものは敬遠される傾向があります。
だからまず従業員の方に確認されてはいかがでしょうか?自店の従業員が理解しづらいものは、お客様にはわかりづらく感じます。

レジが込むと効率が悪くなります。諦めてお帰りになるお客様が出てきます。
昔のように、一人当たりの買上げ点数が多い訳でもないです。レジのスピード化を上げ、気持良く買い物が終えるよう心がけるべきではと思います。

「ごめんね。ごめんね。」とレジ会計をされている、私の前におられる年配の方に言われるのは、かえって気が引けます。

店のあり方も考えないといけないと思います。

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11年08月19日 19時05分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最近、特に多い相談案件です。
でも相談があった瞬間、ピンと来ます。

なぜかと言いますと、良い物件ならもうすでに売れているはず。売れていないので何とか有効活用したいということだと思います。それも複雑な条件が入り組んでいる場合があります。

オーナーの方はなんとかしたいと思っていてもどうにもならない場合があります。例えば、業種変更しても今の赤字幅よりは少なくなるだけで抜本的な解決策にはならないというような時です。

空き物件をなんとかするよりも、今のビジネス自体を考え直す時なのかもしれません。

現状の物件に固執していては脱出できないものです。他人の芝生は常に青く見えます。

近くの飲食店さんでランチが流行っていそうに見えたとします。同様のことを自店で展開したら成功するのではという期待感が膨らみます。ところがランチというのは、売れても2~3万円くらいです。客数にすると30人強で目一杯です。

ランチは夜の営業につなげるためと、食材を有効に活用しロスを少なくすると言う意味合いで行うというのが普通です。決して、ランチ営業で儲かるということはないです。

もう少し大きな視野で見直すことが大切だと思います。立地もよく、繁盛しそうな物件なら、不動産屋さんから声がかかっているはずです。一度もなかったというのなら、どこかに問題・課題があるということです。

逆に近所の不動産屋さんに聞いてみられてはいかがでしょうか?
この物件なら売れますか?
家賃はいくらくらいもらえそうですか?
どのような業種のなら可能でしょうか?
と・・・

絶対に自分で判断しないことです。
周りの方の意見を聞いてみられて、それを真摯に受け止めること。

おそらく、誰に聞いても同じ答えが返ってくると思います。
難しい物件を繁盛させるほど難しいものはありません。

頭を真っ白にされて、新たにキャンバスに絵を描かれても良いのではと思います。

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11年08月19日 15時20分15秒
Posted by: takeuchiconsult
いつも雑用ばかりやっている気がする。
自分の思い描いた仕事ができていない。
と感じている若手の方が多いと思います。

それで、やりたい仕事というのはいつになったら出来るものなのですか?と質問・相談があります。

皆、早くやりたい仕事をしたいと思っています。でもなかなかそこまでは到達していなくて悩んでいます。やりたい仕事が会社にあるからこそ、夢が持てると思います。

仕事の内容でなくても稼ぐようになりたいという方もおられると思います。しかし、上司が会社が思うような仕事をさせてくれない。自分では自信があるのになぁと思っています。

周りが認めてくれるようになったらやりたい仕事はいくらでもできるようになると思います。自信だけあってもダメで、やはり会社が認めるように人物にならないといけません。

若い時は、特に焦ります。少しでも早く、次のステップに上がりたい。同期に負けたくないと思いがちです。

ところが社会では、やりたい仕事がすぐにできるというようなことはあまりないです。10年、20年以上かかる場合だってあります。それに社会人になって、仕事をする年数は、概ね40年くらいです。そう考えると、最初のスタートだけ良いというのでは、先が心配です。

自分の将来設計、人生設計をし、いつになったらやりたい仕事ができるかなぁと目標を立てられてはいかがでしょうか?

それとやりたい仕事とはどんなものなのか、もう少し煮詰めても良いと思います。

仕事ができる人というのは、やりたい仕事をやっている人ではなく、周りから認められている人を言います。そのような状況を自分で作って行くべきです。

やりたい仕事よりも仕事ができるようになること。その方が先です。
仕事ができるようになると、やりたい仕事はいくらでもできます。

少し視点を変えて物事を考えられてはと思います。くれぐれも焦らないように。
やりたい仕事は時が来れば、必ずできるようになります。

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