2011年 8月の記事一覧

11年08月28日 00時55分00秒
Posted by: takeuchiconsult
一番手っ取り早い方法です。しかし、皆知っているはずなのですが・・・
わかっていてできない理由は?

あれこれと店をいじるよりも名物料理を作った方が効果があると思います。当店自慢の一品を作ることが繁盛店につながります。

難しくなさそうなことが一番難しいのかもしれません。何十年もなさっている調理長さんでさえ、なかなかこれといったアイデアが出てこないようです。いろんな街へ行き、食べ歩いても納得の行くものができないと悩んでおられます。

でも視点を変えてみてはどうでしょうか?
あまり独自性の強いものは、好みが分かれます。店がどうこうというよりもお客様が支持しやすいもの。例えば、その土地の特産物を使った料理などがベストだと思います。

一過性で終わらず、長続きするものでないと名物料理とは言えません。奇をてらわず、シンプルに考えてみられてはいかがでしょうか?

お店の名前や場所で来てくれるのではなく、あそこの店のあの料理が食べたいから行きたくなると言われれば本物です。

競合店が先にやっているメニューは嫌だ!
一流の調理人が作ったとわかるような出来にしたい!
誰も真似できないものにしたい!
いろいろ希望はあるようです。

ただし繁盛させようと思えば名物料理は不可欠です。名物料理が屋号になっているくらいが理想です。

普遍的な料理。
一人で考えるのではなく、皆で知恵を出し合って、折り合いを付けた方が良いと思います。

名物料理を作ることは、お店の使命です。
毎月1回、名物料理会議が必要な気がします。

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11年08月27日 17時36分00秒
Posted by: takeuchiconsult
外へ出たことがない。(地元を離れたことがない)
一人暮らしをしたことがない。(親元を離れたことがない)

やはり経験は、人としての幅を作ってくれるような気がします。

私は大阪生まれの大阪人です。東京で住むことなど想像もしませんでした。しかし、前職で大阪配属だったのですが、急に東京への転勤を命じられました。何の抵抗もなく、面白そうだから言ってみようと思いましたが、会社からの辞令が出ていなかったら、おそらく東京に住んだり、仕事をすることはなかったでしょう。それも貴重な30代の10年間を過ごせたので本当にラッキーだったのかもしれません。

学校も神戸大学の夜学でしたので、通学は諦め、六甲で間借り暮らし。親元を離れるのが嫌というより、最初は一人暮らしがしたくてしようがなかったです。
体調を壊しても自分で何でもしなくてはならず、それが自己鍛錬になったような気がします。

甘えた環境で育つと危機管理能力が磨かれないのではと思うことがあります。地元のことしか知らない、他流試合をしたことがないとなると外部環境の変化や競合他社の進出に生き抜くことが難しくなります。

自分を追い込むくらいの気概がないと、大きく成長しないのではないでしょうか?また、そのような機会が生きていると何度か訪れると思います。なかなか
自分から決断して手を上げるのは難しいかもしれませんが、勇気を出して欲しいです。

若い時の苦い経験が、30歳、40歳を過ぎてからボディブローのように効いてきます。

周りも若手にそのような経験をできるだけ積ませてあげた方が良いと思います。
学生時代苦労しなかったのなら、社会人になってから厳しい環境で仕事をした方が良いかも・・・

一人暮らしや転勤はチャンスと思って積極的に自分のものにして欲しいです。

殻は自分で破れ!と言われますが、チャンスに気付いて、自分から飛び込むことが大事だと思います。

考えているとチャンスは逃げて行きます。
自分が想像もしなかった環境で生活したり、仕事をすることが人を成長させるような気がします。

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11年08月27日 12時35分00秒
Posted by: takeuchiconsult
毎年、予算書を作っているので、それに基づいて経営しています。3年後、5年後のことはわかりません。作ってもその通り行くことはないと思います。それよりも毎年の予算をクリアすることに全力を挙げています。というところが中小企業では多いです。

また作成してもチェックされる人がいない、自己満足の世界になってしまうとおっしゃる方もおられます。金融支援や融資を受ける場合には、銀行へ提出しますので、チェックが入り経過をモニタリングされます。良い意味でのプレッシャーがかかり、結果・成果に近づきます。

また、作っても経営数値が根本的に改善される訳ではないとおっしゃる方もおられます。これも納得です。数値計画を作っただけではダメで、改善策が明記され、それを実践・実行しないと意味がないです。逆に、改善・改革の手段が見つかっていないのに、数字を並べただけのものでは実効性は薄いと思います。

それと経営計画の数値が、思い通りの数値にならないともおっしゃいます。少々のブレなら良いですが、景気動向や業界動向が悪く、大きく変化するので当初作ったものとのかい離が大き過ぎるとおっしゃいます。かい離が大きいとどうしてもモチベーションが下がり、当初作成した計画書を見なくなります。

現実的には、個人店や中小企業ではまだまだ経営計画書の重みが感じられません。それよりもどちらかというと改善・改革の手段や方法に目が行っています。
少しでも売上や数字を改善するための方法論が欲しいと言ったところでしょうか。

これもわかります。長期的な展望よりも目先や今が大切。そのためのネタや情報があれば欲しいと思っておられます。

でも中期経営計画書は、経営者の思いを綴ったものだと思います。ないよりはあった方が良いくらいの状況なのかもしれませんが、思いを整理するため、経営者としての勉強のために是非、作成されてみてはと思います。

後、大事なのは、経営計計画書の数字の羅列の中に、会社の方向性や経営方針を明記されることです。従業員が不安になるのは、現状の赤字ではなく、将来に対する不安です。その不安は、会社の方向性・ビジョンの欠如から来ています。
是非、このことも発表されてはと思います。

経営計画書通りに、数字が達成できている会社はありません。あくまでも目標数値です。でも目標がないとさらに悪い数字になります。だから作らないと経営数値は悪くなって行きます。

目標作りはモチベーションアップ以上に、歯止めとしての効果があるかもしれません。

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11年08月27日 08時54分00秒
Posted by: takeuchiconsult
誰に束縛される訳でもなく、チェックされる訳でもないです。
思ったことを好きに書けます。

外部の第三者の意向に沿った形で書かないといけないというのはやはり窮屈です。時代に合っていないと思います。

読み手側が自由に解釈すれば良いのであって、うけるため、売れるために文言を変えたり強調するのはいかがなものかと思います。

生ビールと同じで鮮度感がある。
気付いたことをすぐ書ける
それに便利。どこでも書ける。

誰も気軽に始めることができます。暗黙の規則やルールもなし。本当に自由です。

読む側からしても貴重な情報が書かれているブログがたくさんあります。すごく便利です。検索して知りたい情報がすぐに手に入ります。気付いたこと、知ったことをすぐに書かれていますので、情報鮮度が良いです。

本が徐々に売れなくなっている理由は、本を読まなくなったからだけでなく、本以外の情報ツールがたくさん出てきたからではとも思います。

おそらく本は有名な人が書いたものしか売れなくなり、その他はブログやメルマガ、ツイッターなどに移行して行きそうな気がします。

誰もが有名作家になるにはハードルが高いですが、有名ブロガーにはなれると思います。それも誰にもチェックされずに、好きなことを書いて・・・

ブログやネットと本の使い分けが始まっているように思います。本は一つのテーマで情報がまとまっていて読みやすいものですが、ブログなどは書き手の表現方法などが自由なため、微妙なニュアンスまでも感じることができます。

何をどう進めるかは、個人の自由ですが、情報という観点からはスタイルが変わって行きそうな気がします。

束縛のない自由なものに人気が集まるという法則は、これからも続きそうな感じがします。

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11年08月27日 07時32分00秒
Posted by: takeuchiconsult
例えば、百貨店の今後を占って下さいと言われたら・・・
過去最高に売った時代に戻ることはないでしょう。おそらくこのまま少しずつ数字が下がって行くと思います。

人口減少に伴うマーケットの縮小と百貨店離れです。昔のように百貨店へ行けば何でも揃う時代ではないです。大型専門店が百貨店の売場スペースから飛び出し、地域一番の品揃えと安さで根を張っています。

またネット通販がかなり普及し、わざわざ店へ行かなくても商品を手にすることができます。外商も昔のように買ってもらえません。

元の形に戻すのではなく、何か新たに創造する必要があると思います。

販売力が低下したのではなく、購買動向が大きく変化したために、過去の売上を維持できなくなっています。

需要そのものも、モノがなかった自体からモノ余りの時代へ。あるいは、携帯電話などの通信費の増大が消費に大きな影響を与えているとも言われています。

私たちの頭の中を変える必要がありそうです。過去には戻れません。新たなものを創るか、縮小均衡して行くのか、それは企業次第です。

過去の栄光を引き摺っていてもしようがないです。百貨店のなどの場合、利益が出なくなったので統廃合の繰り返し。これでは根本的な解決策とは言えないでしょう。

低迷している業種の方ほど、次の一手が必要です。昔は、現在扱っている商品に関連するもので、何かできないかと考えましたが、今はそうでもないです。自分がやってみたいと思う事業へ飛び込んでも良いのではと思います。

昔を引き摺ることが一番危険です。何とか元に戻らないかなぁと思っても世の中がもう変わっています。

いつまでも右肩上がりで商売ができるということはないです。常に新しいものが出てきて、シェアを奪ってきます。生き残るためには、ドラスティックな改革と新しい事業の芽を探す必要があるのではと思います。

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11年08月26日 17時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
いろんな経費を圧縮、削減します。教育費もその対象です。でも教育費までカットするとどうなるでしょうか?

もう社内で黙々と作業をこなすだけになります。従業員の成長はそこでストップです。外部からの情報が入らなくなり、個々人の成長は、業務スキルのアップしか期待できなくなります。

従業員の成長が止まった瞬間、業績は悪化します。

教育に費用をかけれないのなら、社内教育に力を入れるべきです。実質、キャッシュアウトしない形でできる範囲のことを考えないといけません。

企業再生の局面にある企業が苦戦する理由もここにあるような気がします。再生、再生と気ばかりあせり、数字しか見なくなる傾向が強いです。経費を圧縮し、損益分岐点を下げたとしてもその再生は一過性のものに過ぎません。これから軌道に乗るような再生を志すべきではと思います。

逆に、今まで教育に関して時間と費用を積極的にかけてこなかったために事業として苦戦してきたのかもしれません。そのような企業は、教育体系がないです。教育は上司任せになっています。

だから今後どのように教育を行っていくのか、それも考えないといけないと思います。教育を現場や上司に任せっ切りの状態では、苦戦は続くと思われます。

予算がないから教育できないということはないです。それは外部研修の問題であって、社内ならいくらでもできるはずです。

成長するためには教育は欠かせません。個々人の成長を促すような仕組みや制度が欲しいです。

例えば、毎週、決まった時間に教育訓練を行っているでしょうか?社員が講師となっていろんな勉強会を開催すれば良いと思います。できれば社長が先陣を切って講師をされてはいかがでしょうか?

会社として何も教えないというのでは、個人の能力とやる気に委ねるしかないです。特に再生局面で自分でモチベーションを高めてやる気を出して下さいと言っても無理があると思います。

会社が今後どういう方向性を考え、どのようなことを行っていくのか、今までと違うところを見せないといけません。その一つが教育です。これを疎かにすると企業は衰退します。

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11年08月26日 15時54分00秒
Posted by: takeuchiconsult
お金の問題ではなく、小さい時から描いた夢が実現すること
社会人になってからやりたいと思ったことを実現すること。
それが本当の夢だと思います。

お金はキャリアを積めば少しずつ手に入れることができます。しかし、ふと立ち止まってみて、やりたいことができているかどうかを確認してみるとどうでしょうか?夢に届いている人もいますし、届いていない人もおられると思います。

成功とは自分が目標としたお金を手に入れるだけでなく、やりたいことができているかどうかではないかと思うようになりました。

社会人になって数年は修行の身と考え、とりあえず一所懸命頑張ろう。そうすればいつかやりたいことが出来るのではと夢を描きます。

ところがこの夢、計画を組んで考えていないと、いつかチャンスが巡ってくるというような簡単なものではないようです。

周りで夢が実現されている方は、学生時代や若い時に明確な夢を描いておられます。それも日付入りです。

思ったことがすべて実現するわけではなく、それに日付を入れて、毎日確認が必要なようです。

給与は低くてもやりたいことができている方が幸せの場合もあります。自分が本当にやりたいと思っていることができていますでしょうか?

嫌々何となくやっていても成果はでないでしょう。
何を成功とするかは人それぞれですが、いろんな企業様を訪問させていただいていると、本当に今の仕事が向いているのか、やりたいのかどうか疑問に思うことがあります。

ただ流されているだけの人生では後々後悔すると思います。

夢は、やりたいことを仕事にすること。
そうであって欲しいです。

無理や無茶が利くのは、やりたい仕事があると思うからこそ。
いつか夢を実現されて欲しいです。

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11年08月26日 08時53分00秒
Posted by: takeuchiconsult
高給与なら人件費を削減すれば再生が可能です。固定費を削減し、損益分岐点を下げることができるからです。

しかし、平均賃金が低く、人件費の総額が業界平均と比して少ない場合、削るところがないこともあります。

また、窮状に陥っているため、現状では人件費総額を増やすことができない場合、今のままで凌いで行かないといけなくなります。

報奨金を出したい、賞与を出したいと思っても先に原資を稼ぎださないといけません。

経営改善計画書の中には、この報奨金・賞与などの人件費の増加分を実際は見込んでいません。利益が出たら還元しようというのが普通です。

でも実際には、この人件費の増加分もどこかで見ておく必要があります。行き当たりばったりで、最終的に利益が出ればその中から出すと言うのではなく、予め計画しておくことが大事だと思います。

本来の計画書とは別に、どれくらいの利益を出さないと従業員に還元できなのか数字をはじき出しておくべきです。

利益が出たらといって出た経験はあまりないです。最初から算段をしておられるところは、それなりに出されています。

すべては計画、どこまで数字を読み込んでおくかが大事です。

業績が少し回復したくらいで、人件費を大幅に改善することは難しいです。やはり現状では一時金として還元していくしかないです。

また業績回復とは1年後の結果で判断するのではなく、通算3年連続して概ね業績回復したというような状況になることです。

平均賃金が低くて利益が出ていない状態と言うのは、改善が難しいです。賃金を上げたいという思いと利益を出したいという思いが交錯します。当然利益を出すのが先ですが、その中からどれだけ人件費に回せるのか、それを計られてはと思います。

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11年08月26日 07時30分55秒
Posted by: takeuchiconsult
最近、ふと思うことがあります。
近所でキャッチボールをする子供を見ない。サッカーボールをリフティングしている子供を見ません。鬼ごっこなどして走り回っている子供も見ません。

学校が終わってからの夕方や祝日、何をしているのか心配です。外で遊ばないと、基礎体力は付かないと思います。学校の体育の授業だけで十分とは思えません。小さい時から、体を動かす訓練をしておかないと大人になってからがたいへんです。

私たちが子供の時は、皆貧乏でバットとグローブを持っていつも野球。それしかなかったです。でも毎日が夢中です。終業のベルがなった瞬間、グラウンドへ。土日も誰よりも早く運動場を取るために、早起き。でもこの早起き、嫌ではないのです。早く野球をやりたいために取りに行きますので、皆納得。常に集合時間より早く集まるのが当たり前。

同様に会社や店でも誰よりも早く出てきて、仕事をしている風景ってあるでしょうか?我先に、朝一から仕事をこなす。そんな上司や先輩が社内におられますか?

やはり若手を良い意味で鍛えてあげないと将来が心配です。与えられた環境で満足していると成長はしません。自分たちのやりたいように環境を変えたり、会社を変えていって欲しいです。

毎日のキャッチボールと同じように、お客様への電話やメール、ブログ配信などやることはたくさんあると思います。仕事では、間違いなく毎日欠かさずやればやるほど上手くなって行くものです。

上手に電話が出来るようになれば一人前と言われます。そのような状況になるとおそらく仕事が取れるようになるでしょう。

昔、寿司店のオーナーが言っていました。店を持ちたいと必死の奴は、ランチから夕方の仕込みの間に、ハンカチや塩でシャリを握る練習をしたものだか、今は寝ている奴が多いと嘆いておられました。

一人前になりたい、プロになりたいと思えば練習すること。それも毎日欠かさず時間を取って練習をする。

上手くなりたいのなら基礎体力作りを意識的に行うべきです。基礎体力抜きで能力や技術だけでカバーしようと思ってもすぐにメッキが剥げます。

毎日、これが私にとっての練習だ!と思えるものがあるでしょうか?
最低でも10年続けた人が成果を上げられると思います。

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11年08月26日 00時51分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昔、とあるクライアント先でランチ後のチェックを行いました。ランチは無事終了したようなのですが、洗い場には洗い物が残っています。ところがスタッフは片づけをして皆休憩に入ります。

えっ!・・・この状態で・・・と思いました。

店長にお聞きすると、残った洗い物は、夕方出勤するスタッフの仕事にしているとおっしゃいます。

もっともらしくもあるのですが、これでは従業員の教育上良くないと思います。ランチ営業の片づけものは、ランチ担当者の方が片づけるべきです。後回しにする癖が付くと、すべてがそうなってしまいます。

夜残ったものも翌日のスタッフの仕事になるのでしょうか?凄く危険な状態だと感じたのを覚えています。

どのお店でも同じなのですが、時間になるとタイムカードを押してすぐ帰る方がおられるとお聞きします。時給も低くはないです。なのに、時間がくるとパッと手を離して帰宅?

これは意識の問題だと思います。仕事というのは区切りの良いところまで片づけてから帰ることを教えないといけません。

それも勤務初日からそのことを教えるべきです。15分単位の時給の支払いになっていたとしても自分の仕事をほったらかしにするようなことがないように!自分だけが良いのではなく、スタッフ全員に迷惑がかからず、気持良く仕事ができるように気遣いすることが大切です。

このことができていないとお店のチームワークは崩れます。超過した時間分、時給を請求するというのはおかしいです。ひょっとすると、自分が仕事が遅いために片付かなかったのかもしれません。

悪く考えれば、時給が欲しいためにゆっくりと仕事をし、勤務時間を延長する人も出てくるかもしれません。

だから、お店の中が綺麗な状態で終わろう!帰ろう!と店長が教えないといけません。

逆に、勤務時間以内片づけが終わり、一服できるくらいの余裕時間をどう作るかも考える必要があります。

仕事は時間でするのではなく、片付くまでするのが仕事。
いくら時給で給与をいただいているからといって勘違いが起こらないように注意して下さい。

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11年08月25日 15時52分00秒
Posted by: takeuchiconsult
素晴らしい書物も素晴らしい講演も感化されますが、逆に難しいと思い否定的に考えてしまうこともあります。それは求める理想が高いと感じた時ではないでしょうか。

最初から高い基準点を目標に掲げると良くない場合があります。特に、企業内においては、注意された方が良いと思います。モチベーションが下がってしまうからです。

理想は高い基準点であっても現実的には頑張れば手の届く目標が良いと思います。

ところが理想は徐々に高くなって行きます。そうすると組織の中では、窮屈に感じる人が出てきます。また高い基準点を目標にしないといけないとか、高い基準点を達成しないと評価しないとなると、厳しさを通り越しだんだんやる気が失せてきます。

どこを基準点に設けるかが大切です。社内でも若手でモデルになる社員を挙げて下さいとお願いする時があります。誰が見てもあの人かなぁと思える人が理想的です。ただし、あまり突出し過ぎていないこと。本人には失礼かもしれませんが、あの先輩なら、数年間勤めればなれるかもしれないというのが本当は良いと思います。

基準点を高くし過ぎて失敗されているケースをよく見ます。基準点は、社長の基準ではなく、今の会社の状況に合わせて基準点を設けられた方が良いと思います。焦って高い目標を設定するよりも少しずつ成功・成長され、バーを上げて行かれるのが良いのではないでしょうか?

無理をするとどこかが破綻をきたします。それに窮屈になります。従業員の方の本音は、お金や労働時間以上に窮屈な職場環境で仕事をするのを嫌われます。

目標が人ごとのようになってしまうと、目標が機能しなくなります。高い基準点になっていないかどうか、常に現場の意見を聞きながら再チェックが必要です。


高い基準点を相手に求めないことも時には大事な場合があるようです。
くれぐれも社内が窮屈にならないように配慮して下さい。

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11年08月25日 08時51分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今現在の損益分岐点売上高を出すことは簡単です。一般管理費の総額を粗利率で除すれば出てきます。そこから今の状態での損益分岐点はいくらなのかを割り出し、今後の方向性を出して行きます。

例えば、原価を下げるとか一般管理費を削減するといった手法で損益分岐点を下げる計画を立てると思います。ところが、本当に大事なのは3年後、5年後の損益分岐点売上高を予測することです。

今期の数値は結果であり、それを増やすことも減らすこともできません。将来がどうなるのか、それを予測する必要があります。

特に今のように景気が悪く、各業界のマーケットが縮小している中では、今後売上がどのように推移して行くのか厳密に見直すことが大事です。やりたい数字を並べて計画書とするのは少し危険だと思います。

具体的には、売上を落とす計画も有りです。カッコ悪いとか、そんな計画を組んだことがないと言ってられないと思います。

大事なのは、利益を出し経営を継続させることです。そのためには、実現可能な売上を予測し、その時の損益分岐点売上高を出すことです。

そうすると今後どのような対策が必要なのか見えてくると思います。昨年よりも売上が常に伸びている数字でないと納得がいかないという考えを持たないことです。

事業を縮小させ、利益体質化させることも経営では大切です。ところがこのような計画書をあまり見たことがないです。日本では昨対を超えないとダメなような神話があります。

昨対の売上を超えることだけを目標にしていると、経営が危うくなる時代です。
いち早く気付き、舵取りされることをおすすめします。

もう右肩上がりの時代ではないです。整えることこそ今一番大切な戦略です。

また、諸事情により緩やかに売上が下がって行く可能性があります。そのことも折り込んで計画を立てることが本当は大事なのではと感じています。

3年後・5年後の損益分岐点売上高を早急に予測されてはいかがでしょうか?

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11年08月25日 00時50分00秒
Posted by: takeuchiconsult
こういった方をどのように処遇するのか皆さん悩まれています。
人事考課表でズバッと査定・評価するという訳には行かない場合があります。現状の業務を考えると、どうしても必要だとおっしゃいます。でも、協調性やチームワークも大切なので、どうすれば良いですかという質問が返ってきます。

どの職場においても協調性のない人、チームワークが取れない人が徐々に増えているようです。自分の仕事はしっかりとするのですが、他人と一緒になってする仕事は苦手という方が出てきています。

対応策としては、人事考課や評価制度の中で、「協調性」や「チームワーク」といった項目を明記し、自社ではこのような項目の比重が高いことを示すべきです。

また、日々朝礼や会議・ミーティングでも伝えて行く必要があります。目に余る方は個別に面談を行い、本人に上手に欠けている部分を伝えることも大切だと思います。

仕事ができる人は世の中にたくさんおられます。逆に、協調性を持った人というのはどうでしょうか?

自分の能力・スキルを高めるためには頑張るが、会社のため、仲間のために頑張るということを薄れてきているような気がします。

逆に会社の業績というのは、一人や個人でやる仕事よりもチームでやる仕事を増やした方が伸びると言われます。一人で小さく仕事をまとめるのではなく、皆で協力し合って、小さな仕事を大きく育てることが必要です。

協調性やチームワークを大切にされている会社は、徐々に仕事が大きくなり、業績も伸びて行きます。

個からの脱皮。
なぜ協調性やチームワークが大事なのかを説く必要があります。また、社内でチームで仕事をして上手く行っている事例を作るべきです。


そうすると、視点が変わってきます。
個が大切な時もありますが、理想はチームです。チームで勝たないと意味がないです。

仕事はできるが協調性のない人もこのチームの中に埋もれてしまえば、欠点が見えなくなってきます。

個の修正以上に、チームで仕事をする癖付けも考えられてはいかがでしょうか?

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11年08月24日 15時50分00秒
Posted by: takeuchiconsult
特に対策を打った訳でもなく、表面上の数字だけが良い。このような現象がたまに起こります。しかし、最も危険な症状です。数字が良いからと現場は安心感に浸っています。このままの状態を維持すれば大丈夫だろうと思ってしまいます。

数字に偶然はないはずです。少しでも良くなったのであればその原因を突き止めるべきです。原因追究ができないのなら、逆のことも起こり得ます。数字が悪くなった時の理由がわからないということも出てきます。

「今月は、はっきりした理由はわからないのですが数字は良いです。」という報告を受けると、危険な症状が出てきているかなぁと判断します。

数字が上がっていたら何でも良いという訳ではないです。事業は継続している訳ですから、良い時も悪い時も必ずあります。その理由や原因を突き止めて、次に活かすことが大事です。

だからあいまいな返事や回答をする方は要注意です。理由が述べれないと意味がないです。

たまたまとか偶然は何度も続きません。おそらく1カ月か長くて3カ月くらいでしょう。それに、報告書に「たまたま」とか「偶然」という言葉は書けません。

分析を行ってその理由を見つける癖付けが大事です。結果オーライが一番怖いです。プロセスの分析を行わない限り、安定した成長はないと言われます。

偶然に期待することはできません。来月はどうなるのでしょうか?
何もせずにいると、来月から数字は落ちると思います。

だから偶然は評価の対象にはなりません。それと今の時代、単月で評価するのは難しいです。いろんな諸事情が絡んできますので、3か月通算でどうなのかを計る必要があると思います。

偶然という言葉が社内から消え去った時、会社が成長しているのかもしれません。

数字については、あいまいな返事が返ってこないように厳しく指導されてはと思います。

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11年08月24日 08時50分00秒
Posted by: takeuchiconsult
まじめに勤務。何かあればすべて自分で解決。
ところがこのようなお店の店長さんのところほど実はクレームが多いのです。

一所懸命仕事をしているはずなのに、クレームやミスが発生してしまいます。
シークレット調査で行ってみても本当にまじめで、手を抜いているところはないです。逆に必死に仕事をされています。

でも少し様子をうかがっていると見えてきます。何かと言いますと、問題が発生するとすぐに自分が飛んで行くのです。どんな小さなことでもです。

何かあれば自分で解決しないといけないという責任感が強いのでしょう。ところがこの状態を繰り返していると店は成長しません、良くなりません。

逆だと思うのです。店長が何もしなくても良い状態を作ることです。そうしないと休みも取れなくなります。

マネージャーが見ればこの状況や問題点はすぐにわかると思います。しかし、ここからが難しいです。本人はまじめな方なのです。一所懸命仕事をすることが自分の一番の特徴だと自信を持っておられます。それなのに、自分が先頭を切ってやらなくても良い状態を作って下さいと言っても理解されない場合があります。

仕事の本来のあり方を説明する必要があります。店長の仕事はスタッフのミスをカバーするお助けマンではないです。本人が気付いて改善できるように、サポートして、成長させることが本来の仕事です。

飲食業ではよく「うまいもの作り、人づくり」と言われます。人を少しでも成長させた店が業績を上げます。自分がではなく、皆が成長するように教育指導することが大切です。

これに気付いた人から次の階段を上られます。できの良い店長とは、店内業務が全部できる人、業務遂行が早い人というのではないです。人を使える方、人を育てる方言います。

自分で何でもやる店長になっていませんか?
それを改善しない限り、クレームもミスも減らないと思います。

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