2011年 2月の記事一覧

11年02月23日 15時55分17秒
Posted by: takeuchiconsult
もうそろそろビアガーデンの準備が必要です。早いところでは、5月の連休前からスタートされます。

期間の設定はもうお済でしょうか?
例えば昨年と同じ売上を目標金額とした場合の課題は見えていますでしょうか?

景気が悪く、どこもデフレ傾向。価格を下げて実施されるところが多くなっているようです。そうすると一人当たり単価が下がるため、昨年並みの売上を上げることが難しくなります。

ビアガーデンでは一人当たり単価が下がると、売上は下がります。でもそのような条件下で昨年並みに売上を維持しようと思えば、開催期間を長く伸ばすというのが一つの方法です。どこよりも早く始めるか、遅くまで開催し、売上を補わないといけません。

ところが4月末から頑張って9月末まで開催するとなると、長いです。およそ5カ月強、開催することになります。お客様から見ると、いつ行ってもやっているから大丈夫だと思われてしまいます。

対策としては、開催期間中に何かイベントを組むことです。飲食店の店内販促営業と同じで、レディースディや焼肉の日など目先を変えたイベントを数多く打ち、気にいっていただいたお客様には数回足を運んでもらうことです。

ビールの味はどこで飲んでも同じ。それなら面白いことをやっているところへ行こうということになります。

ビアガーデンの施工スケジュールだけでなく、イベントスケジュールを是非作って下さい。自分も参加したくなるような企画やイベントを組んで下さい。

ビアガーデンの売上が徐々に落ちてきている原因はそこにあります。毎年、同じメニューを出していたらお客様は来なくなります。また、少々メニューを変えたくらいでもきついでしょう。

企画やイベントの差が集客力に反映してきます。飲んで食べるだけでは、普通の居酒屋さんで飲んでいると変わりません。

雨にも負けず、ご来店いただける強力なイベントづくりに力を入れて下さい。
イベントの回数の差が売上の差になりそうな気がします。
11年02月23日 15時54分43秒
Posted by: takeuchiconsult
もうそろそろ大事な期末の決算が迫っていますが、棚卸は大丈夫でしょうか?
棚卸の作業自体は慣れておられるかもしれませんが、なぜ棚卸をするのかその理由を理解してもらうことが大切です。

その月の仕入れた量や金額が原価にならないことを理解されていますでしょうか?毎月、棚卸をしないと原価が出ないことを知っていますでしょうか?

在庫を減らすためのコツは、毎月きっちりと棚卸を行うことです。合わないと、月に何度もやり直しをさせる企業もあるくらいです。また、デッドストックをなくすにもこの棚卸の精度上げることです。

具体的には、以下のようなものを実施されてみて下さい。
1.棚卸のスタートの日時を決める
2.棚卸表の提出日・時間を決める
3.棚割表を作成し、棚にラベル貼る(置き場所を決める)
4.賞味期限や消費期限を把握する(廃棄ロスをなくす)
5.標準在庫・発注在庫を決める(むやみに安いからと言って大量買いしない)
6.数量だけでなく、金額でも把握し前月と比較する

棚卸表を見るとその企業の体質がわかると言われるくらいです。原価算定の基礎資料を疎かにしていては利益は出ません。

管理職の方もそれを一番理解して欲しいです。売上を上げるよりも原価を下げ利益を出す方が、収益改善からみると効果があります。

売上を上げるための施策はあれこれと打たれますが、原価を下げることや、棚卸の精度を上げるといった施策は打っていますでしょうか?どうしても売上の数値に目が行きやすいですが、こんな不景気には原価1%の違いが会社の業績に大きく左右します。

棚卸にはルールが必要です。それを一つずつ自社の体質に合った形で精度を上げて行くことです。また従業員への教育も大事です。棚卸や原価の勉強会は実施されていますでしょうか?

原価というものを従業員全員が認識し出した時初めて下がってきます。理解もせず棚卸を作業としてやっているだけでは、意味がないです。

理解して納得した瞬間、工夫し出します。
棚卸の重要性をもう一度社内で説くことをおすすめいたします。
11年02月23日 15時54分08秒
Posted by: takeuchiconsult
社長や幹部からの一方的な方針発表、現状報告も良いですが、そこからもう一歩さらに踏み込んで議論する場が必要です。

従業員が聞き役になっているだけの会議・ミーティングでは意味がないです。
発言もせず聞くだけ。そういう状況になると前準備をしなくなります。資料を準備する癖が付かなくなります。

聞いておけば良いだろうとか、なんとかこの会議が早く終わって欲しいとうつむいて聞いているだけ。そんな状況の会議をよく見かけます。

この状態では会社は成長しません。特に中小企業では社員の力をどう発揮させるかで決まってきます。

社員がイキイキ活発に発言し、自主的に考え、動く環境にすることが大切です。
誰が見ても従業員が主役になっていることです。

でも急にそのように変えることは難しいです。だから、会議の前には必ず課題を与え、調べて資料を作成して望む癖を付けることです。それと、時折、宿題を出すことです。

個々人が調べて来た内容について議論しないと前に進みません。トップダウンで強制的にやらせるだけでは、本当の意味での教育にはなっていません。

待ちの姿勢にさせないこと。そのためには課題を与えたり、自分で課題を考えてもらったりしながら、それを議論・検討するサイクルを作ることです。焦らず、続けることをまず目的にすることです。

私もよく会議やミーティングに参加させていただきますが、私が一方的に話をしている時はその会社の業績は良くありません。会議は自然と進行し、時折意見を求められるくらいが理想です。

社内の会議でも社長や幹部をそのように使って欲しいです。主役は自分たちなんだ!とどんどん意見を言い合って欲しいです。社長や幹部の顔を見て、言いたいことも言わない、言えないのは良くないです。

そこで提案!そのようなイキイキした会議にするには、社長や幹部の姿勢も変える必要があります。怖い顔をして、社員の意見を言わせないような雰囲気を作らないことです。どんなつまらない意見が出てきても考えて言っているなら、少しは認めてあげて下さい。

最初から、どうやって従業員を主役にするかを考えて開催して下さい。
もう昔のような会議では会社が成長しないということを理解されてはと思います。
11年02月23日 15時53分31秒
Posted by: takeuchiconsult
能力やスキルを高めることは自由にできます。しかし、良い仕事をするためにはどうもこの能力だけではダメなようです。

本人の仕事に対する意欲が大きく左右するような気がします。仕事が好きで常にレベルアップを図り、深く知って今まで以上に良いものに仕上げようという気持ちが大事だと思います。

今の自分の力を過信してもしようがないです。学校の勉強とは違い、100点が上限ではないです。点数に天井がないため、何点取っても良いのがビジネスの世界。

自分がどうありたいか、その気持ち次第かもしれません。
ある程度キャリアを積むと、後はこれで食べて行けるかなぁと安定志向に入ります。仕事もある程度潤沢に入ってきているので、大丈夫だろうと・・・

また、周りの環境が良すぎることもあるでしょう。そんなに頑張らなくても周りが助けてくれる。

仕事には、終着駅がないため、常に勉強し続け、良いものを創り上げようという意欲が常に必要だと思います。前回と比べてどれだけ成長したか?それを仕事の糧にしないといけないと思います。

凄い方は会うたびに進化されています。仕事に広さも深さもあります。
死ぬまで勉強というのは嘘ではないかもしれません。

能力があると周りから認められても安堵せず、そこからどれだけ磨き込みを掛けるか、それが大事です。特に若いうちに能力が付いた方ほど危険だと思います。

今認められている能力は、今の評価に過ぎません。時間が経てば、その評価が変わる可能性があります。常に能力のブラッシュアップが必要だと思います。

そうすると、仕事が好きであるかどうかが一番大事な要素のような気がします。仕事そのものが好きでないと、勉強し続けることは難しいでしょう。

いつも何か新しいものを見つけ、さらなる発展をしている人を見ているとカッコ良いと思います。

仕事は能力よりも好きかどうかの方が大切ではないでしょうか?
11年02月23日 15時52分52秒
Posted by: takeuchiconsult
社長の言うことも役員幹部の言うことも聞かないというか、やらない人たちが職場で生まれてきているようです。

反発しているようでもないです。ただ、責任感を持ってやらないだけのような感じです。絶対に、必ずやらなければというのがないような感じです。

社内を調査してみると、そのような会社にはある特徴が見られます。昔は社内に必ずいた鬼軍曹がいないのです。怖い人がいません。または、叱る人がいないというのも共通した特徴です。

オーナー経営者のところは、オーナーが毎日、叱咤していますので、皆真剣です。ところがそうではない組織の場合、緊張感がやや欠けています。理由は、ガミガミ言う人がいないからです。

大声を出して叱っている現場を見なくなりました。昔は、仕事に対する責任感よりも、鬼軍曹に叱られたくないから何とか必死にやっていたということがあったと思います。

鬼軍曹は、もういなくなったのでしょうか?
今思うと、そういう人の下で仕事をした経験がある方が得だと思います。仕事に対する責任感が植え付けられます。安易な返事をしていると叱られます。出来ていないとチェックが入ります。その繰り返しでいつしか鍛えられて行きます。

やってもやらなくても良いとか、空返事なんてできません。毎日、必死でした。

誰かが厳しく叱って育てていかないといけないと思います。出来るまで横についていて、提出を待つくらいのことは必要でしょう。それに任せっ切りにしないで、毎日チェックして嫌がられるくらいでないと良くないです。

会社や上司をなめているような組織では業績は上がりません。出来るまで面倒を見る人ということが管理職の仕事です。

積極的に鬼軍曹になって欲しいです。嫌われることはしたくない、言いたくないでは管理職失格です。

できるまで帰さない。現状の報告をこちらから聞く。毎日、仕事の指示を出し続ける。考える暇のないくらい管理しないと本当の意味で育たないのではと思います。

また、あの人が来た!と言われる人が職場に何人いるでしょうか?
中小企業では、そのような人の数だけ成長するような気がします。

鬼軍曹は時代が変わっても従業員教育には大切なもののようです。
11年02月23日 15時52分20秒
Posted by: takeuchiconsult
決算書は、作ることが目的ではなく、そこからの読み込みが大切です。一部の役員の方しか目を通していないというのでは意味がないです。決算の数字が出来上がったならば、決算書を読み込む会議を開かれることをおすすめします。

私は仕事柄、訪問させていただいた場合、真っ先に3カ年分の決算書のコピーをいただきます。その際、この決算書の数値は、どのクラスの方までご存知ですかと確認させていただきます。

また、決算書から各部門別の損益に落とし込まれているかどうかも確認させていただきます。

この時点で、だいたいのことがわかります。一部の方しか目を通していなかったり、部門別に損益を出されていないところは、利益は出ていません。

それと、予算会議は行っていても決算数字から対策を打つ会議をしていないところが多いです。決算は済めば良いものになっています。

社内から出て来る数字と決算の数字に違いが生じる原因がどこにあるのか、付き詰めて検討する会議の場が必要です。

外部の方からの評価は、決算書の数値です。透明性のある数値で、説明ができる状態にすることです。

決算用の数字というのでは寂しいです。
勘定科目ごとにチェック・確認が必要です。それに内部資料になればなるほど仕分けができている状態が理想的です。

社員の方も決算の数値が気になるくらいになって欲しいです。そのためには自社の決算書を読み込む会議や勉強会があった方がよいのではと思います。

他人ごとのようになっていませんか?決算は終わらせることが目的ではなく、そこから戦略を組み立てることが大事です。通知簿が出てきているのに対策を打たないというのはおかしいです。

勘定科目の一つ一つの数値について見直しをかける会議を開かれませんでしょうか?経営数値の透明性と業績や利益率は比例するような気がします。

だから、私の場合、質問会を開催させていただいています。そこで決算書の中の不明な数値について洗い出しを行います。

決算書の洗い出しは、単に売上を上げる施策を考えるよりも業績改善につながります。

是非、決算数値が出てきたならば、決算会議を開いて下さい。
11年02月23日 15時51分48秒
Posted by: takeuchiconsult
何か新しい企画を始めようとされる場合、企画書が上がっているかどうかが大事です。書面に落とし込まれていない企画はまず当たらないでしょう。またその企画書の中に精緻な数値予測が入っているかどうかも大事です。

いろんな企画書を見せていただきますが、もうその段階で成否は概ねわかってしまいます。数字も大事ですが実はもっと大事なものがあります。それは見込客です。

その企画を行った場合、確実に買ってくれる、利用してくれる方が何人いるかです。ただ単に数字を言うのではなく、顔と名前が浮かぶかどうかです。また、そのような見込客のリストが企画書と一緒に添付されているかどうかです。

もうそろそろ花見シーズンですが、例えばこの花見弁当、売ろうと思ったら場合、どういう対策を打たれますでしょうか?

新聞折り込みチラシやTVCM、雑誌掲載などコストのかかる販促を打ち、反響率から売れ個数を逆算されるのが普通ですが、そんなことをしなくても電話1本で買ってくれる方は何人いますか?

見込客が0で企画をスタートすると危険です。反響率は過去のデータであり、その通り行くとは限りません。理想は企画の販売数の約半分くらいを見込客で売りたいですが、実際には2~3割程度でしょう。その見込客数の数だけ当たる確率が高くなるということです。

それに数千円の商品を足で営業して売るなんてことはナンセンスです。そんなことをしていたら利益は出ません。机に座って、あちこち電話を掛けまくり、買っていただいた方が効率的です。

逆に言うと、営業の方はそのような見込客をどれだけ持っているかで決まるということです。

毎回毎回は無理でも年に数回は、こちらのお願いを聞いてくれる特Aランクの見込客をたくさん作って下さい。

それと当たる企画を作るコツは、必ず買っていただけるであろう特Aランクのお客様が喜びそうな企画を作ることです。お客様に支持していただける企画を作るのです。

自分たちの頭の中で考えて作った企画はなかなか当たらないです。だれがまず買ってくれるかそれが大事です。

お客様の顔をイメージして企画を立てて下さい。お客様の顔が見えてこない企画だけは作らないように!
11年02月23日 15時37分00秒
Posted by: takeuchiconsult
「ハイ!その事案、前向きにみんなでやりましょう!」
と言って欲しいのですが・・・

なぜその事案をしなければならないのか、自分の意見を言いだす方が出てくると会議がまとまらなくなります。

そのままにしていると、皆が社長気分で話を始めます。会社の決定事項については素直に従い、それをどうやって上手くやるのか、その議論をして欲しいです。

決定事項に従うのは当たり前。そこから建設的な意見を交わし、早急に実現できる方向性を考えて欲しいです。

どうも会社のあり方や運営について説明しないと、わからないのではと思う場面があります。大人としての常識的な判断をして欲しいのですが、自分の意見をまず言いたいと思っておられる方がいます。

そんな極端ことは言っているつもりはなくても拡大解釈されています。
はぁ~とため息が出そうな時もあります。

伸びている会社、優良な会社ほど素直な人が多いです。素直が社風になっているような感じです。

本来、会社はそうであって欲しいです。年を召された方が、素直でないと他の従業員がすべて右にならえになってしまいます。悪い方向へと流れて行きます。

ベテラン社員ほど、素直な会社を創るよう意識して、会議などに臨むべきではと思います。若いうちの、はみ出した意見は皆あることですが、それを治めるのがベテラン社員の役割だと思います。

小さい時から素直に返事をしなさい!と親に叱られてものです。
組織の中で、素直でない人が出てくると収拾がつかなくなります。

その場で言って良いこと、後で上司に相談してみること、言わない方が良いことの判断が必要です。

会議中の発言を聞いていると、その後の会社の業績が見えてきます。
売上を伸ばす以上に素直な社員を育てることは難しいことかもしれません。

だからこそ、力を入れて教えることが大切です。
会社の未来は素直な社員の数に比例するのではないでしょうか?
11年02月23日 15時06分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どの現場を拝見させていただいても最近リーダーらしき方がいないのです。
社長や役員の方ではなく、現場のリーダーです。リーダーとは役職が付いている方のことを言っているのではなく、現場を取り仕切っている方のことです。

誰も決断しない、企画立案しないというようなことになっていませんか?
良い社員の集団、つまり真面目に業務をこなしてくれる集団になっていると危険です。誰かが先頭を切って欲しいです。

社長や役員任せになっているところが多いです。トップダウンが癖となり、現場から声が聞こえてきません。現場を実質仕切っているリーダーがいないことが原因のようです。

仕切ると嫌われる、軋轢が生じると避けているようにも見えます。怖い現場監督者はもう昔の話なのでしょうか?そういう怖い部長さんが居て、ピリピリとした雰囲気で仕事をするという環境はなくなったのでしょうか?

リーダーがいないと現場に締まりがないです。責任の所在も明確ではなくなってきます。社長からの指示待ち状態では業績回復は遅れます。現場のリーダーが現場を回して行って欲しいです。

リーダー不在が時流になって欲しくないです。誰かが現場を仕切って、従業員を引っ張っていかないと会社として機能しません。

それに最近、リーダーの役目を担うのは嫌だという声も聞こえてきます。たいへんなプレッシャーだとは思いますが、誰かがやらないと本当に危険です。

そのような状態が続いてきたからこそ、業績不振に陥っているのです。どこかで変革が必要だと思います。リーダー意識が幹部社員に芽生えた時、数字に変化が見られます。そのような人が出て来るまでは苦戦が続くでしょう。

自然発生的にリーダーが出てきて現場を回してくれれば良いのですが、それが難しいようです。最終的には、社長からリーダーを指名していただかないと動かないような気もします。

リーダー不在ということだけは避けたいです。
リーダー作りが会社にとって急務になってきました。
業績向上にはリーダーを何人作るか?それが鍵のようです。
11年02月23日 14時49分15秒
Posted by: takeuchiconsult
接客が得意という管理職は必要ないかもしれません。得意でも良いですが、今の自分の立場では何が大切なのか考える必要があると思います。

現場が好きな方がたくさんおられます。その経験を買われて役職が付いておられますが、少し不安になってくる時があります。現場の仕事から離れられなくなっているのです。

意識して、現場を離れ、管理の仕事をしないといけないとわかっていてもお客様がお越しになると、真っ先に飛んで行かれます。意識の中心がお客様です。悪くはないのですが、立場上何が大事なのか優先順位があると思います。

周りからも接客が上手ですね。と言われればさらに自信が付いて、また接客。
このようなことが続くと現場から抜け出すことができなくなります。

若い時はまだ良いですが、キャリアを積むとそうも行きません。会社が何を期待しているのかそれを理解して欲しいです。

役職が付くと言うことは、現場のことは若手の方に任し、管理の仕事をして欲しいと言うことです。経営数値の管理や人の管理、在庫の管理など様々な管理業務があります。そういったものを管理できる人になって欲しいのです。

現場の仕事や接客の仕事が減ったからと言って評価は下がりません。逆に管理の仕事ができていないならば、いくら現場で頑張っていても評価は下がるでしょう。

現場の仕事からいつかは離れないといけません。会社からの指示があり役職が付いたのなら、そのレールの乗って行かれてはどうでしょうか?だれしも現場は好きです。現場の仕事をしていると、仕事をした気分になりがちです。

でも求められているものを理解することが大事です。できる管理職の方は、人を育てられます。自分が動かなくても良い分身を作っていかれます。それが会社にとっても財産になります。

現場が好きだけでは、キャリアップは難しくなります。年を取っても体を動かして現場の仕事をしないといけないことになります。

意図的に自分の仕事内容を変えて行くことが必要です。今度は管理の仕事が楽しくなるようにいろんなことを学んで行って欲しいです。

自分がしたい仕事ではなく、会社が期待している仕事が何かを常に意識して下さい。
11年02月23日 14時48分40秒
Posted by: takeuchiconsult
実は、私も嫌でした。社会人になって最初の仕事は電話TEL営業でした。
毎日、机に座って、セミナー参加を促す電話です。知らない人のところに電話をかけるなんてできませんでした。

誰もが通らないといけない大きな関門です。慣れてしまえば何ともないのですが、最初は受話器を取るので精一杯。

今は景気が悪く、どの企業様へ訪問させていただいても営業成績が今一つです。どんな営業をされていますか?とお尋ねすると、普通に営業をされているようです。

ところが、電話でアポを取ったり、飛び込み電話をしていますか?とお聞きするとやっていないようなのです。

ヒアリングしてわかったのは、電話営業の必要性は皆理解されています。ただ、電話をするのが嫌なようです。だから方法論をいくら伝えても同じです。一歩踏み出す勇気を持っていただくことが大事だと気付きました。

飛び込み電話をかけると、あからさまに嫌な応対をされることがしばしば。それが何件か続くと嫌気がさして、テンションが下がります。

でもそれに慣れることです。大事なのは何件もかけることです。そうすると自然と嫌な応対も気にならなくなります。反応が悪いと判断したらすぐにこちらから切れば良い訳ですから・・・

逃げているといつまで経っても成長しません。早めに卒業するためにも、かけ続けることです。それと後廻しにしないこと。出社すると午前中のうちに電話を済ませる癖を付けることです。

ノルマを早くこなし、やりたい仕事に早く取りかかることです。
だからロールプレイングで電話の仕方を訓練しても意味がないのではと思います。本人の意識次第です。いろんな失敗もあると思います。最初から受注できる電話なんて難しいです。

どうすれば受注につながる電話ができるだろうかと考えるよりも先に、電話をかけてみることです。

方法論や内容の問題ではなく、まず電話をかけること。
歳を取れば取るほど、電話営業が恥ずかしくなってできなくなります。早めにクリアして下さい。
11年02月23日 14時48分05秒
Posted by: takeuchiconsult
仕事が早い人はどこが違うのでしょうか?
今日発生した仕事は、今日中にやること。ただそれだけです。

仕事の処理能力や処理スピードを上げることです。意識して早く片付ける癖を付けることが大事だと思います。

また、職場でしか仕事はしないと決めている方もおられるかもしれませんが、家でも仕事をある程度できる環境も作った方が良いと思います。

直帰して、リラックスされるのも良いですが、私は家に変えると真っ先にパソコンを開けて、今日一日の議事録を作成します。それを関係者にメールするようにしています。

この作業が終わるまでは、その日の仕事が終了しないと決めています。風呂も食事もその後です。私が議事録を送らないと困られる方がおられます。迷惑のかかる仕事はしたくないためにすぐに作るようにしています。

自分のために仕事をするという以上に、お客様や関係者の方々に迷惑をかけない仕事をしようと努めることが、結局良い仕事ができるようになるのではないでしょうか?

仕事ができる方を見ていると何かにこだわっておられます。朝早く起きるとか、その日の仕事はその日にすべて終わらせるとか、集中できる時間を必ず作るとか、工夫されています。

毎日、出社して自分の席で仕事をするだけでは伸びないでしょう。そこから先、何にこだわるのか?人と違ったことを何をするのか?後は、自分で決めるだけです。

それと諦めずに継続することです。どんな単純なことでも継続すると力になります。実は、仕事が出来る人は、難しいことをしているようではないようです。
当たり前のことを当たり前に坦々とこなされています。

自分で決めたことを継続すること。
できる人の真似ごとをするのでもなく、他人から何かアドバイスされるのでもなく、自分で継続できそうなものを何か決められてはいかがでしょうか?

大事なのは何をするかよりも自分の意志で決めることです。
それができないと、仕事ができるようにならないのではと思います。

結局、仕事ができる人の特徴は、意志の強い方です。
自分に負けないように頑張って下さい。
11年02月23日 14時47分27秒
Posted by: takeuchiconsult
営業実績を少しでも上げようと外へ行かれます。朝早くから、夜遅くまで。
お客様が会社や店におられる時間帯は、全部外回り。
このスタイルが本当に優秀な営業マンの形でしょうか?

傍から見ていると、頑張っているように見えなくもないですが、どこか違うようにも見えます。この状態が続くと、朝はだんだん早くなり、夜はだんだん遅くなります。結局、自分で自分をたいへんな状況へと追い込んでいるのと同じです。

どの会社へ訪問させていただいても営業成績の良い方に、コツやヒントをお聞きします。皆さんほぼ同じ答えが返ってきます。成果を上げるために労働時間を伸ばすのではなく、効率的に動けるように考えて動きますとおっしゃいます。

そのコツは、まず社内営業を徹底的にかけるそうです。自社の新商品を従業員の方は何人知っているでしょうか?それに売るなら、自社の社員の方が売りやすいです。また、話をしている中でいろんなヒントが生まれてきます。上司の方に営業をかけながら、アドバイスをいただくこともできます。

できる営業マンの方は、社内営業の段階で、商品やサービスの反響率がほぼわかるとおっしゃいます。

外へ走るのは、社内でのインタビューを終えてからだそうです。じっくりと自分で考えて、それから行動です。

この考える時間がもったいないからと言って、闇雲に外へ出て行っても当たりは少ないのではないでしょうか?

社内の人間を活用できる人がプロの仕事人です。社内で認められないものが社外の方に売れる訳はないです。

だから社内を歩き回ることも大切だと思います。社内を疎かにせず、そこも抑えて欲しいです。

考える時間を作っているでしょうか?
自分の販売方法をどなたかにチェックしてもらっているでしょうか?

外へばかり目を向ける前に、社内を活用し、認められることです。
営業は、社内営業の段階で決まっているという方がおられるくらいです。

営業成績は、最初は営業時間に比例しますが、その後は営業時間とは無関係になります。そこからは、考えて行動した方が成果が上がります。

効率的とは、考えて動くこと。
今一度、検討されてはいかがでしょうか?
11年02月23日 14時46分49秒
Posted by: takeuchiconsult
当たり前のことなのですが、忙しいくらいでないと利益が出ません。しかし、少しでも忙しくなれば、現場から愚痴が出てきます。

忙しい、忙しいというのが自然と口癖になります。
人を入れて欲しいと言う希望が出てきます。

今まで利益が出ていない状態で、少しでも忙しくなると人を入れていては利益が出ません。どの企業、どの店でも忙しい状態でないと利益は出ないでしょう。すごく忙しいと言う状態でないと利益は出ないものです。

過去の暇だった時のことが当たり前になっているため、忙しい状態が来るとすぐにパンクです。

その時、上長の方がどのような判断を下すかで利益は変わって来ます。当然、人を入れるから辛抱して下さいと言っていてはダメです。

頭を使った工夫をして仕事をしようというふうに変えて行かないといけません。付いてこれない人も出て来るかもしれませんがしようがないです。

暇な時がベースになっていては困ります。体質改善を早めに行わないとたいへんなことになります。

忙しくなれば、上長の方が声を出して、指示を出し続けることです。その状態に慣れさせるしかないです。それとそのような状態が継続しないと、利益が出ないと言うことを従業員の方に教え込むことも大事です。

忙しくなると愚痴が出る職場では利益は出ないでしょう。どの企業様もこのことで頭を抱えられます。企業の中で一番大きい経費は人件費です。人を入れるとなるとその分、売上や利益を上げないといけません。

大事なのは今の人員でやり繰りをし、生産性を上げることです。売上や利益が逆に上がっていても生産性が上がっていないと意味がないことになります。そのことも管理職の方が認識され、管理する必要があります。

一般の従業員の方には生産性という概念を理解してもらうのは難しいかもしれませんが、生産性を上げるために売上や利益を上げるのです。

ということは少ない人員や少ない経費で売上や利益を上げないと、見かけの数字を作っただけでは良くないということです。

だから会議やミーティングの場で、生産性について伝える必要があります。
自分たちの給与アップも生産性のアップがあって初めて評価されるものです。

忙しいことを楽しんで欲しいです。そんなことは今の状況ではあまりないことです。甘えた発言が出ないように、厳しく教え込むことが大切な気がします。
11年02月23日 14時46分09秒
Posted by: takeuchiconsult
硬く硬く見積もって現場から出てきた数値。よく検討されている数値です。
ところがその数値のままでは営業利益が出ていない場合や営業利益が少ししか出ていないということがあります。

逆に少しでも黒字ならOKでしょうか?
硬い数字のまま走ると、予算の達成は容易にはなるでしょう。しかし、必死になって頑張ろうという意欲に欠けることになります。

まぁこの数字なら大丈夫だろうと思われては困ります。正直な予算数値では、モチベーションアップにもつながらないですし、結果的に会社の業績も良くならないです。

だから予算数値にはお化粧が必要だと思います。予算を低く出す体質が出来上がらないように注意しないといけません。

全く無理で無謀な予算を組むのは良くないですが、出てきた数字に対してほんの少しお化粧をすることが大事です。

後はそのお化粧の度合いの問題です。厚化粧では見栄えが良くないです。人間と同じで、化粧をしたことがわからないくらいに抑えるのが綺麗ではないでしょうか?

出てきた予算数値にほんの少し化粧をして仕上げること。それが会社を成長させる糧にもなります。

現場からも予算を上乗せされたと思われないくらいにして下さい。無理はしないように・・・

可能な範囲で、少しずつ上げることです。
また、上限も自分で決めないこと。できそうなら予算に関係なく、目一杯やること。

お化粧は上司の腕にかかっています。どんなお化粧をするのか?どの程度行うのか?

そこで管理職としての評価が決まるような気がします。

いつも少しでも綺麗になるようにお化粧してあげて下さい。