2010年 4月の記事一覧

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10年04月30日 12時22分00秒
Posted by: takeuchiconsult
うちの会社は、規模が小さいから社長室長なんて必要ないです。という方もおられますが、実は社長室長は大事なポストです。この役職があるのとないのとでは、教育に大きな差が出てきます。

室長とまでも行かなくても社長が連れて歩くことをおすすめします。半年や1年交替くらいで、自分の秘書代わりにして仕事を覚えてもらうのです。
これが一番力が付きます。

昔は社長室長と言わずに、専属の運転手だったと思います。社長の運転手をしながらいろんなことを覚えた経験のある方も多いと思います。

いつしか遠い存在になってしまった感があります。しかし、従業員を本当に育てようと思えば、自分のそばに置いて育てるのが一番です。自分の意のままに一人ずつ育ててみませんか?

部課長クラスや人事部に任せるだけでなく、社長が率先して従業員の育成に力を入れないと人は育ちません。

この人はと思う人を期間を決めて育てて下さい。
いつまでも社長室に居させるのではなく、最初から期間限定です。どこまで習得するかはその人次第。

ある会社では、社長室を経験しないと管理職にしないところもあるくらいです。社長室は会社の中枢です。

秘書もいません。余分な人員もいません。という声も聞きますが、それは当たり前です。今の役割や職種にプラスして社長室的な仕事も兼任してもらうのです。本人にとっては数倍、数十倍の経験になるでしょう。それにかなりきついでしょう。

でもそれが人を育てるコツです。
通常の何倍もの仕事を与えて、意図的に負荷をかけないと人は育ちません。追いこまれたり、パンクするくらいの環境を与えることが本当の愛情だと思います。

手加減は無用!
社長室長、作ってみませんか?

まずは社内募集です。
何人の方が手を挙げてくれるでしょうか?

社長のそばで仕事をした人が出世するというのは嘘ではないようです。
経営者感覚が付くからでしょう。

向こう10年間、社長室候補でいっぱいの状態を作って下さい。
10年04月29日 10時22分00秒
Posted by: takeuchiconsult
過去の話や現状の話をする。
変わることによる課題・問題の列挙。
お聞きしていると、これでは会社の改革は難しいのではと思うことがあります。

できない理由を挙げても意味がないです。
今までと違った動きをしないといけないから議論している訳です。
特に上役の方がそのような発言をされると会議が進行しません。

「過去の話は、一切するな!どう変わって行くかを議論しよう!」
と言っていただきたいです。

そこからがスタートです。
なかなか変われないから今の現状があるのです。
もし変わっていれば、業績は上向いているはずです。

会議のあり方や話の内容が大事です。これからどう変わるかに集中して議論できる場を作るべきです。

0からスタートするつもりで話し合うことです。
意見が出てきた瞬間、ダメだしをしていると従業員のやる気が削がれます。

これからどうなるかは誰もわかりません。しかし、変わらないと生きて行けないのも事実です。何とかしたいと思っているなら、フリートークで皆の意見を聞くべきです。

少なくとも社内で過去の話をさせないことが大事です。過去に縛られていると良い意見は出ません。体質も変わりません。

会社の改革は、過去との決別からだと思います。良い時のイメージを早く捨てることです。

改革スピードはここに原因があるような気がします。変わらずに今のままで何とか生き延びたいという願望があるかもしれませんが、それはないと思います。

舵を切るタイミングを逸するとたいへんなことになります。
早く気付いて下さい。
過去の話からは解決策は出てこないということを・・・・
10年04月28日 10時21分00秒
Posted by: takeuchiconsult
時間外の会議や勉強会、当然、手当は付かないです。

仕事量が減り、原則的に残業は禁止にされているところもあると思います。休日出勤もほとんどないというのが現状です。

仕事量の少なさに慣れています。仕事量は減っているのに、労働時間が同じでは生産性は落ちることになります。

この状態が続くと良くない現象が起こってきます。例えば管理職の方に付いている管理職手当の意味は何でしょうか?

経験に対して支払ったり、その方の能力に対して支払っているという意味だけではないはずです。会社は、管理職としての職務遂行を期待して支払っています。

緊急時に備えるのも当然です。時間外に対処しなければならないことも出て来るでしょう。

役職が上がり、時間外手当が一括して支払われる役職手当に変わったということではないです。役職手当はその役職の役割を果たしてもらうために支払われています。

会社の緊急時に仕事をするのは当たり前。
常日頃から会社の業績アップのために時間外でも活動するのが普通です。

しかし、甘えた体質になっていると、時間外に会議やミーティングを行うことに否定的になってしまいます。手当が支給されないなら、時間外に召集するのは止めて下さいといった意見も出てきます。

そうすると会社の業績はますます落ちて行きます。時間なんて関係なく、業績を以上向上させるのが役職者の務め。もし会社が潰れたら、従業員やその家族全員にまで影響が及びます。

自分たちの力で何とかしないといけないという気慨が欲しいです。
業績を伸ばされている会社は当たり前のようになさっています。

どっちが変かと言えば、時間で仕事をする方が変です。
業績を伸ばすことはそう簡単ではないです。目に見えない努力の繰り返しでやっと成果が出ます。

業績が悪ければ部門長の方が声をかけて会議・ミーティングを自主的に行うべきです。会社の会議カレンダーだけが集まる日ではないです。

結局、時間外の動きで会社の業績は決まるような気がします。
10年04月27日 10時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
業界動向が悪いのは皆同じです。ところが悪いと言っても業界平均数値よりも悪ければ大きな問題です。その差はどこから来るのか分析してみますと、明確な営業方針が出ていないことが上げられます。

トップや幹部が方向性を明示していません。現場は、指示がないと今まで通りのスタイルで業務に励むしかないです。

ところが今大事なのは、ドラスティックな改革です。特に営業が強くないと、企業は存続が難しくなります。

技術だけでは飯が食えないとよく言われます。仕事を取ってくることが一番大事なはず。今までとは違ったマーケットや顧客層をどう取り込んで行くか、それを議論し、方向性を出していかないと行けません。

でも理屈はわかっていてもなかなか・・・というのが現実だと思います。

しかし、やるべきことは一つなんです。過去に利用いただいてお客様のところに回ることです。計画を組んで全社員でローラー作戦も良いと思います。

そういう具体的な戦術を、誰かが先頭に立って組んで行かないと数字にはならないでしょう。待っていては、衰退するだけです。

攻めの姿勢と具体策、それがないと危険です。将来性も成長性も継続性もないことになります。これでは銀行評価は下がる一方です。

営業方針をどう立てるか、それが実際一番難しい問題かもしれません。方針が出ないので低迷していると思います。

方針が出なくても動かないと数字にならないのも事実です。社内にたくさん人がいるというのは良くないです。勤務体制も変えて行かないと無理です。今までの甘えを捨てない限りこの現状は続きます。

予算数値や営業数値に厳しい会社に転換する必要があります。
また個々人の意識も変えて、自主的に数字を稼いで来る体質づくりが必要です。人任せの営業なんてありえないです。

出口が見えないのは、この営業方針が立てれないことからきていると思います。
中身のある営業会議の実践が緊急課題のようです。

数字の報告ではなく、どうやって仕掛けて行くか?営業の具体的な手段についての議論が必要です。

我々コンサルタントの提案内容にもこの営業方針の提案も重要な位置を占めてきそうな気がします。
10年04月26日 10時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
名刺ボックスに名刺を入れてきても良い話がきません。
1回会ったくらいで名刺交換をしたからといって仕事にはなかなかつながりません。
外へ行って月間100枚の名刺交換をしても意味がないことがあります。

本来、営業というのはどういう活動をするものなのかを考え直す必要があります。

決まるための営業を考えることが大事です。
まず情報を集めるための努力が必要です。各種会合に参加し、人脈を築き上げることです。最低でも10年・20年はかかるでしょう。
また社長や役員の方々から紹介していただいた古いお客様を丁寧に回ること。
あるいは協力会社さんとの有益な食事会などを企画実施することです。

名刺を配れば、誰かヒットするだろうでは今の時代難しいです。
今すぐに決まるなんてことはないです。あらゆるところに顔を出し、自分を売ってこないと・・・

よく社長が営業に参加してくれると成約率が上がるのだがなぁという意見が営業サイドから出てきます。でもそれをアテにしているようでは営業部として情けないです。

営業は、個々人が個人事業主と同じです。仕事を取って来なければ後がないと思わないと、取っても取らなくても同じでは困ります。

世の中には、一流のプロ営業マンがおられます。日常の業務は普通の営業マンと同じでしょう。しかし、業務以外での人付き合いは、半端でないと思います。使うお金も半端でないでしょう。

夕方17時以降にどういう動きをするかで営業は決まってきます。終業後、まっすぐ家に帰られますか?

人が集まるところに顔を出していないと、情報は入ってきません。昼間会った人や電話がかかってきた内容が活きた情報と言えますでしょうか?
それを超えた情報が皆欲しいはず。

自分の生活を犠牲にする部分もあると思います。でもその犠牲精神が必ず成果を生むと思います。

わからなければ、大先輩に意見を聞くのも良し。
昔話や自慢話をたっぷり語ってくれます。
何かヒントを得ていただきたいです。

大人の営業戦略を自分なり組立てて行くことが大切です。
社内に仕事は落ちていません。電話を待つくらいなら事務の女性でもできます。
求められているのは何でも良いから仕事を取ってくること。

受注しないと帰社できない雰囲気を作るのが良いかもしれません。
10年04月25日 10時19分00秒
Posted by: takeuchiconsult
皆さん理想の店づくりを目指されます。自分の店を持つのが誰しも夢。
良い店を作ろうと必死になられます。

ところがお店をオープンしたが、数字が予想を下回っているということがよくあります。返済の負担もあり、きつくなって行きます。

そこでふと、疑問に思う点があります。

最初の1店舗目にどれだけのお金をかけられるでしょうか?
1店舗目は、新しい店でないといけないでしょうか?

店にお金をかけるのは2店舗からで良いのではないでしょうか?
なぜ最初からお金をかけられるのでしょうか?

自分の店を持つという意味は、自分で稼ぐという意味です。カッコ良くて、自分の思っていた店を作ることが第一になっていませんでしょうか?

だから最初は、居抜きであろうと何であろうと店として機能できれば何でも良いくらいです。大事なのはお客様に認められて、利益を出し、内部留保することです。

それから徐々にお金を貯め、理想の店を持たれてはと思います。

家賃負担の大きい店は、独立開業者には大きな負担となります。まして、金利や返済があると、かなりの重荷になります。できるだけ初期投資を抑えて、お金を使わずに、自分の腕で勝負されるのが良いと思います。

カッコ良さや立地の良さだけではお客様はリピートしません。
大事な商品が認められない限り、繁盛店にはならないでしょう。

飲食業の根本理念である「うまいものづくり」に徹することが繁盛店への早道だと思います。気をてらったものや急激に売上を上げる策は一時的なものです。
商売として本当に大事なものは何か見極める必要があるのではないでしょうか?

夢は儲かってから・・・

少し取っておいて下さい。
上手に運転できるかどうかわからない初心者マークの人がベンツはまだ早いです。

順番を間違えないようにした方が良いと思います。
10年04月23日 10時18分00秒
Posted by: takeuchiconsult
役員の方が役員の仕事をされていません。ただ役が付いているだけ。
これでは企業本来の姿ではないです。大会社のように、役員が役員の仕事に専念するというのは難しいかもしれませんが、ある程度役員本来の仕事をしないと会社の成長性が望めません。

専務や常務と言っても部長職の次の職になってしまっていませんか?
役員には役員にしかできない仕事があるはずです。

戦略を練ったり、仕組みを作ったりとやるべきことはたくさんあるはず。
「私に役員としての仕事をさせて下さい。」と従業員に言う訳にも行きません。
また従業員の方は役員のあるべき姿を知りません。できれば、毎日、近くに居てくれて指示を出してくれると安心すると思っておられませんでしょうか?

社長以外に当然役員の方々がおられるのですが、役員の仕事をされている方は少ないです。

会社は経営幹部で事業運営するものです。その根幹をなす役員が力を発揮していないとなると問題です。

調査・診断させていただきますと、このことがまずグローズアップされてきます。役員に任命された時も何をやって欲しいのか具体的に言ってもらわなかったという方がほとんどでしょう。

通常は役員と言っても役割ごとに役員が分かれています。営業担当役員とか総務経理担当役員とか・・・

概ね2年で改選です。実績を残せなければ、居場所がなくなります。そんな気持ちで仕事をされていますでしょうか?

役員に後はないのです。
前に進むか引退、あるいは独立開業。

いつまでも会社が面倒を見てくれると思っていると自分も会社も成長しません。

自分から意識を変えていかないと取り返しのつかないことになります。
役員の方は、役員にしかできない仕事、探して下さい。

社長からの指示を待っていては、自分が不幸になります。
役員が本来の業務を行い出した瞬間、業績は上向きます。
是非、仕事のスタンス変えられて下さい。
10年04月22日 10時17分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今、利益を出そうとか、儲けようと思っても無理があります。
大事なのは3年計画を立てることです。それがコツです。

3年サイクルで事業の再構築が必要です。
同時に組織の見直しも必要です。

目先どうしても利益を出したいというのはわかりますが、初年度だけ利益が出ても意味がないです。構造的に改革を進め、次の5年、10年が読める体制に変えることです。

単年度の黒字化は大命題ですが、それ以上に将来性が大事です。未来が見えてくる改革にすることが理想です。

利益面での数字だけが企業評価ではないはず。企業価値は、将来性や成長性も加味されています。

3年経つとどうしてもマンネリ化してきます。一度立ち止まって見直されることをおすすめします。

同じメンバーでやっているので変えるところがないとよくおっしゃいます。
メンバーのことではなく、事業自体の見直しが必要だということです。抜本的な改革を行っていないと、ダラダラと業績は落ちてきます。

毎年、行いたいところですが、成果の検証ができないため、3年くらい改革プランを実行する必要があります。
それを繰り返し行えるかどうか?

3年に一度くらい、意図的に社内に揺さぶりをかけて、危機感を持たせるという社長もおられました。

結局、今と同じことをしていては未来がないということだと思います。
上手に波を乗り越えられる方は、自然とこのサイクルが身に付いておられるようです。

3年サイクルの改革プラン、成否は別として事業においては必須のもののようです。

目先以上に3年サイクルでプランづくりをすることが大切なのかもしれません。
10年04月21日 10時16分00秒
Posted by: takeuchiconsult
仕事と遊びを分ける?
仕事は悪で、遊びは善。いつも窮屈で休みの日が待ち遠しい。

しかし、1日24時間のうち、仕事をしている時間は通勤時間なども入れるとおそらく10時間以上は使っているのではないでしょうか?

仕事が嫌になれば、すべてが面白くなくなります。仕事を楽しくするコツを早くつかんだ方が幸せになるのではと思います。

逆に幸せをつかんでおられる方は、仕事を楽しんでおられます。仕事中という言葉すらないような感じです。

あぁ~、また仕事か・・・
と思わず、今日も頑張るぞぉ!明日出社したらこれをやろう!
とやりたいことが出てくれば最高だと思います。

仕事ばかりしていて、休みはどうされているのですか?と聞かれますが、体と頭を休めている時が休み。休みたい時に休んでいる感じ。

だから何日が休みというのはないです。
慣れて来るとこの方が気楽で良いです。時間に縛られることなく、自由に自分で設計できます。

仕事から逃げず、前向きに次のことを考えています。
仕事だからではなく、仕事も休息も同じように楽しめば良いと思います。

仕事という言葉自体、死語にしないと・・・

常にスイッチオン。
できる方ほど、時間の使い方が上手で、発想が違うようです。
仕事と何かを分けて考えるという発想がないです。

おそらく死ぬまで仕事はしていそうな気がします。
何らかの形で目的を持ってやることが一番幸せでは・・・

仕事という言葉が出なくなった時が本物に近づいた証拠かもしれません。

時間は、自由に自分で設計していきたいと思います。
10年04月20日 10時16分00秒
Posted by: takeuchiconsult
このような意見を持っておられる社員の方がどの企業にもおられるようです。
規模が小さい時には、何でも話ができて、自由だったという思いがあるのでしょう。

しかし、会社は進化・発展しています。立ち止まっていては会社が潰れます。
一個人に会社が合わせることはできません。

組織的な運営を行う会社になったことを理解してもらわないといけません。
それが難しいとは言っておれません。会社の規模に合わせて役割が違ってきます。

もう昔には戻れないのです。
昔のような環境が良いなら、そのような環境を見つけていただかないと・・・

会社の成長に付いて行けない社員が出た時にどう対応するか?
それも会社の大きな課題です。社員の和を崩さないようにどう教育していくか?頭の痛い悩みだと思います。

でもプラスに考えられても良いのではないでしょうか?
そういう人が出て来るということは、会社が成長しているという証です。逆にそういう社員がどんどん出て来るようにもっと成長させてはいかがでしょうか?

今を満足している社員ではなく、昔に帰りたい社員を意図的に生んで下さい。

いろんな人が出て来るのが組織であり、会社。
そこからまた成長するのは社長です。

こういう人が出てこない会社の方が問題だと思います。
昔と変わっていない?
それでは寂しいです。

昔を懐かしむ方が居づらくなるくらい会社を成長させまましょう。
会社の成長度は数字ではなく、こういう社員が出てきたかどうかでわかると思います。

結局、成長しているのは、従業員ではなく社長や会社です。

躊躇することなく、前に進みましょう。
前に進んだ方が、多くの幸せを手に入れることができると信じて・・・
10年04月19日 10時15分00秒
Posted by: takeuchiconsult
工期を短くする・リードタイムを短くするという発想を常に持つこと。

同じものを作るにしても時間を短くすると生産性が上がります。価格が同じでも原価が下がり粗利が上がる結果につながります。

どんな仕事でも今やっている時間よりも短い時間で仕上げることが大切です。
仕事に価格が付いていないからといって無意識に仕事をしていると、実はコストが上がっていることをご存知でしょうか?

同じ仕事を同じ時間で仕上げる癖が付くことが一番危険です。それが当たり前になります。別に悪いことをしていないという錯覚が起こります。

少しでも早く仕上げる工夫と仕組みづくりが必要です。意識してそのような仕事の仕方をしていないと、コスト高の会社になります。

人件費は、昇給やベースアップなどで少しずつ上がって行きます。役職が付かく方も当然出てきます。役職が上がったのに、今までと同じ仕事をし、同じ時間で仕上げていたのでは、原価が上がることになっていることに気付いているでしょうか?

仕事にはもう一つ時間という値札が付いていません。だから、完成すればそれで良いという発想になりがちです。しかし、その姿勢を変えない限り効率は上がりません。

仕事に時間の概念を付けることです。
実はそれがプロの仕事と言われます。

時間で仕事をするようになると、一つ一つの仕事が早く終わるようになります。工夫するようになります。

指示を出す時もいつまでに仕上げるのか?その指示が大事です。
納期のない仕事なんてないはずです。

単純に仕事を教えるだけでなく、この時間概念を教え込むことが教育につながります。

不景気になり仕事量が減っているのに今までと同じような仕事の仕方をしていては原価は上がります。逆に今までと同じ時間で仕上げようとされていませんか?

仕事量が減ってくれば、それに合わせて時間も短くしないと理屈に合わないです。ダラダラと残る癖、付いていませんか?

仕事には時間という値札が付いていることを従業員の方々に再認識させて下さい。
10年04月18日 10時14分00秒
Posted by: takeuchiconsult
生意気かもしれませんが、クライアントの方々とお会いさせていただき、お話をうかがった瞬間、業績がわかります。

「武内さん、世の中の流れはどうなっていますか?うちの業界はどうですか?」とお聞きになる方がおられます。このような方が要注意です。

景気が悪くても業界動向が悪くても伸びておられる方は世の中にいます。逆にそのような方は、景気や世の中のことが気にならないようです。

質問内容も自ずから変わって来ます。「今自社がやらなければならないことは何ですか?それを指摘して下さい。」とおっしゃいます。

自社のことで手いっぱいということではないようです。世の中や景気のこと、業界のことを考えてもどうにもならないからだと思います。大事なのは自社の事業をどう軌道に乗せるかです。

業績が悪くなればなるほど、他社や他人が気になるようです。他社が何をやっているのか聞いてみたいと・・・

しかし、そこから解決策は見つかるのでしょうか?ヒントにはなると思います。でも根本原因の解決にはならないと思います。

話をしていると徐々に離れて行きます。自社の話ではなく、他社の話になって行きます。

個人的には、経営コンサルタントですので、訪問先の企業様をどう改革して行くか、その話しかしたくないです。世の中に目を向けたり、景気の話をしても業績は回復しません。

社長の視点がどこにあるのか?それで業績を図ることができるようです。

自社のことにどこまで集中できるか?
他社の良い点ばかり見たり聞いたりすると、すべてやりたくなったり、やらなければ業績が上がらないのではと錯覚が起こります。

自社の器や体質に合ったものを見極めることが大切です。

他人の芝生は青く見えます。伸びている人は、他人の庭なんて見ようともされません。

自分の会話の内容、もう一度見直してみて下さい。
どんな話を外部の方とされていますでしょうか?

世の中や景気を恨んでもしようがないです。
今をどう生き抜くか?それが一番大事なような気がします。
10年04月17日 10時14分00秒
Posted by: takeuchiconsult
社長の至福の時?
従業員の笑顔を見た瞬間
忘年会・新年会は心の洗濯の時間かもしれません。
よし、また来年この会を開くぞぉ!と思って邁進。
この繰り返しかもしれません。

事業はお金ではないとよく言われます。
それに中小企業の事業主は逃げれません。孤独です。

自分のモチベーションを保つのがたいへんだと思います。つらい時や悲しい時もあるでしょう。社内ではそんな顔を見せずに、頑張らないといけません。

愚痴を言ってばかりもおれません。常に前向きに考えて行動することが大切です。

その糧が従業員の笑顔ではないでしょうか?
毎日頑張ってくれている従業員の笑顔を見ると、よし今日も頑張るぞぉ!と気合いが入ります。

自分の年収を増やすため、豊かな生活をすることが目的では社長はやれないと言われます。それを超えた何かが見えられた方が大きく成功されるのだと思います。

その成功もお金に変えることのできないものなのでしょう。

人生の諸先輩方がいろんなことを教えてくれます。何気ない一言が、自分の立場が変わった瞬間、理解できるようになります。

社長業は本当につらいものだとわかっていて、二代目・三代目に事業継承するのはたいへんなことだと思います。

会社を維持し大きくするには、今の自分以上の苦労をしないとわかっていて継承するのですから、我が子を谷にあえて突き落とすのと同じです。でもそのことからしか始まらないのだということをおわかりだからでしょう。

厳しかった親父の顔が仏顔に見える時が来るはずです。同じことを果たして自分ができるかどうか?

従業員の笑顔を見て、会社を守る決心ができることが社長の条件のような気がします。
10年04月16日 10時13分00秒
Posted by: takeuchiconsult
お客様からの接客に対するクレームが一番嫌。それに流通業者として一番恥ずかしいことです。

ほっておくとどんどんクレーム数が増えてきます。
原因は何なのでしょうか?

一つ言えることは、クレームの多い店は声が出ていません。お客様と出く合わせた時にしか挨拶をしない?それでは、店ではないです。

昔は、オープン前に発生練習をしたものです。
それも店内ではなく、外です。誰もいない駐車場に向かって、「おはようございます。ありがとうございます。またお越し下さいませ。」とやっていました。軍隊のようですが、それが当たり前の時代でした。

声が出ない人は店に立たせてくれませんでした。商品を覚えるよりも声が出るかどうかで判断されます。厳しい環境でした。

今は、声が出なくても人数が足らないからとりあえず店に立ってもらっている状態です。店に入ってから教育というところもあるくらい。

これでは店は良くならないと思います。毅然とした態度で店長が声を出させないといけません。当然、店長自身が一番声を出すことです。

声を出すとミスが少なくなると言われます。クレームを言う側も元気そうで対応してくれそうな人に言いにきます。

声が出ていないという致命的な欠陥だけは曝け出さないように注意することです。やっぱり朝一番の声出しが大切なようです。

クレームの内容や数ではなく、いつも声が出ていて活気のある店にする方が大事です。クレームが0なんてことはないです。大なり小なりクレームは必ず発生します。発生したクレームに対して上手に対応、解決することです。

はっきり言いますと、クレームが多い店は店長が声が出ていないのです。気付いておられますでしょうか?

店長!あなたがまず変わるべきです。そうしないと店は変わりません。

クレームは、店長が率先して声を出すようにすれば、大きな問題は起こりません。さて、今日から、いつ声出しのトレーニングをされますか?

クレームの解決方法を模索しても解決策になっていないということを理解されてはと思います。
10年04月15日 10時12分00秒
Posted by: takeuchiconsult
我々のようにバブルを経験したことのない世代が登場。
どうも我々とは生き方も価値観も違うようです。

モアアンドモアではなく現状維持?
車は贅沢品?
お金は使わず、貯める?

生まれた時から景気が低迷。良い時を知らないため、必然的に保守的になっているのでしょうか?

滅茶苦茶頑張るという人が少なくなっています。生活スタイルも頑張ってたくさん給与をいただき、生活レベルを上げようという意識が薄いように思えます。

しかし、それも一理あるように思います。昔のように昇給や賞与が当たり前のようにある時代とは違います。現実を受け入れた中で、どうプランニングするかが大事なような気がします。

もう昔には戻れません。あのバブル時期のようなことは起こらないでしょう。
今の人たちが時流に対応していて、我々の方が頭が切り替わっていないのかもしれません。

もっと頑張ればあの日に返るのではと・・・

現状認識と価値観の変換を受け入れる時期に来ているようです。良い時の話は過去の話。現実はどうなっているのかもう一度再認識する必要があるように思います。

経済は縮小ぎみ。景気も良くありません。その中で自分のできること、自分の夢を確実に描くことが大切なようです。

昔と今を比較することすら馬鹿げているのかも・・・

気付いていないのは我々の方。
新人類が登場したのではなく、我々が取り残されているのかもしれません。

現状を受け入れることができない人や昔に憧れを持っている人が危険なような気がします。
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