2010年 3月の記事一覧

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10年03月01日 15時06分00秒
Posted by: takeuchiconsult
業績不振の企業ほどやっていません。気付いておられません。

「新年の発表会のようなものはされませんか?一年の方針を発表されませんか?」と心配するのですが・・・

いつも言っているから別段やらなくてもとか、従業員全員を集めることは難しいのでとおっしゃいます。だったら、紙1枚にまとめたものでも良いと思います。

いつしかこの新年の発表会がなくなっているようです。
大切な1年の始まりです。何か区切りとして方針を発表されてはと思います。

伸びている時はやりたいことがたくさんあり、発表会の時間も伸び伸びになります。聞く方がつらいくらい。しかし、業績が悪化してくると、そのような時間を取る余裕がなくなり、休止状態になっているところが多いです。

苦戦しているからこそ、方針が必要になってきます。この厳しい中、社長はどのようなことを考えているのか、従業員は心配しているはずです。少しでも話をされて、不安を取り除いてあげてはいかがでしょうか?

新年の発表会は、社内を一体化させる良いチャンスです。また社長自らの考えをまとめるチャンスでもあります。

今期の予算数値や取り組みたいこと、改善・改革に着手しないといけないことなど、話すネタは山ほどあると思います。調子のよい時はやるが、調子が悪くなるとやらないというのが一番良くないです。

私は仕事柄必ず、「新年の発表会はされますか?」と質問させていただきます。
その時の回答で業績がわかってしまいます。伸びている会社、伸びようとされている会社ほど、新年の発表会を大事にされ、業務にさし障りのないように時間を少しでも多く取られようとされます。

あるいは、発表会のレジメなどチェックして下さいと依頼されます。気合いが入っておられます。新年から飛ばして行くぞ!という意気込みが伝わってきます。

社長の目の色が変わらないと、会社の業績は変わりません。
だから、心に残る発表会を毎年開催して下さい。

俺の話なんか・・・と思っていても従業員は、しっかりと聞いておられます。
社長の一言が会社を変えます。

もうそろそろ準備をされてはいかがでしょうか?
10年03月01日 10時05分00秒
Posted by: takeuchiconsult
いつもいつも人が足らないという声が上がってきます。
私的には、何をもって人が足らないというのかその根拠を示して欲しいです。

人が足らないからと言って人を入れていると利益は出ません。
現場の声は、どこまで本当なのか?

基本的な経営数値を出させるべきです。一人当たり売上高とか、一人当たり粗利高とか数値を示させるべきです。

人を入れると自分が楽になるだけでは意味がないです。
根本的な問題を解決することが大事です。

人が足らなくなった理由は?
人が足らなくなった原因は?

急に足らなくなったのではなく、いろんな要因が蓄積されてきたはずです。
そのことを解決しないと改善策にはならないでしょう。

人が足らないという人は決まっていませんでしょうか?
おそらく仕事の仕方、教え方に問題があるのだと思います。人が足らないのではなく、その方自身のスキルを上げないと利益の出る職場になりません。

逆に言うと簡単です。
人が足らないと言って来た人を教育されてはいかがでしょうか。
そこに問題が潜んでいそうな気がします。

インフルエンザや突発的な事故がない限り、恒常的に人が足らないことはないはずです。それに人が余っている状態で営業されても困ります。ますます利益が出なくなります。

シフトの中で、目標数値の約80%くらいの人員で回すのが理想だと言われます。

少ない人員でどう営業するか?それが大事です。
現場の要求を100%聞いていると店は潰れます。

いろんな部分が少々欠けているのが普通です。すべて満足な状態で店を営業している方はおられません。

甘えの体質を作らないこと。
現場からの意見は、重々気を付けて判断されて下さい。
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