今回はマーケティングに対する多くの誤解について解いておきたいと思います。

長らく実業界でも、一般人でも「マーケティング」と言う言葉だけが先行して、ひどく誤解をされています。今回2つの大きな間違いについて指摘しておきたいと思います。

①:企業では「生産した製品を市場に送り出すための活動」としか捉えていない企業が多くあります。4Pで言う

A:プロモーション戦略(Promotion)、メーカーであれば自社ので製品を広く世の中に知らしめるための諸活動を言い。店舗であればご自分ぼ店舗のメニュー及びサービス内容または特徴などを店舗の外に向かっ、ていかに効率的にアピールし店舗集客に結びつけるか言うことです。具体的にはいかにお店に一人でも多く入って頂くか、つまり集客力を獲得することです。店舗に於いてはストアプロモーションまたはインストアポロモーションと言い、その具体的なツールとしてデジタルサイネージ(電子看板・デジタルサイン)が最近注目を浴びています。

B:チャネル戦略(Place)メーカーであればどのチャネル(流通経路)で販売するのか?(店舗であれば、まさに出店戦略、つまり何処に出店すれば最も効果的なのか?

つまり、販売(セリング)のみと誤解されていたり、プロモーション戦略のみ、と多くの企業で誤解されています。それらはマーケティングのごく一部(氷山の一角)でしかなく、「製品の開発前の段階」、「緻密な市場調査」「製品に関するR&D(研究開発)」「価格設定(プライシング)」「チャネル(プロモーション戦略の確保)」「プロモーション(製品を広く知らせよう)」と言うように遥かに広い概念なのです。したがってマーケティングは製品が完成してからではなく、「製品が生まれる前から着手」しなければ意味が有りません。

②:「ニーズ」と「ウォンツ」の違いについての誤解

集客のためのマーケティング講座①(Web連動型デジタルサイネージ・電子看板で店舗集客力アップ)の記載で。マーケティングとは「ニーズ」に答えて利益を上げる事」と言うフィリップス・コトラーの定義をご紹介しましたが、では「ニーズ」とは何なのか?

「ニーズ」とは、コトラーにとると、顧客が「何らかの不満を持っている状態」を指します。「ニーズ」とは人間が生まれ持っている本質的」なモノで「ニーズ」な無い人間などいないのです。一方、「ウォンツ」とは「ニーズ」(不満)を解決する為の手段の獲得欲求なのです。例えば、店舗のオーナーは「店舗の集客アップ」をしたい言う「ニーズ」を持っていたとしましょう。その解決の手段の獲得としてデジタルサイネージ(電子看板・デジタルサイン)が欲しいと言う 、「ウォンツ」が生まれるのです。最も大切な事は「顧客」は「ニーズ」(不満)を解決したいので有って、「ウォンツ」は副次的な要素で有る事を肝にめいじる事が大切です。したがって「製品」を売るのではなく「ニーズ」(不満)を解決手段を売るのです。いや売れるのです。

【集客王】

(経営コンサルタント・集客コンサルタント・電子看板・デジタルサイネージ・デジタルサイン・ホームページ・Web連動型デジタルサイネージ・LED照明・・LED電光表示器・電飾看板・携帯販促・携帯サイト・集客・店舗集客・集客アップ)

集客ドットコム株式会社

代表取締役 寺野 文成

http://www.syukyakuoh.com

info@syukyakuoh.com