立地の良否を判定する上で重要な視点は、
マクロの立地条件とミクロの立地条件です。
マクロを代表する条件が、マーケットポテンシャルと
いわれるものです。
このマーケットポテンシャルとは、平たく言えば、
店舗周辺でどれだけの需要が見込まれるかということを
数字で表したものです。
「商圏人口」「ターゲット年齢層の人口」「可処分所得の割合」、
あるいは「○○についての消費購買率」のような数字で
表現されることが多いですが、これらの数字は、
マーケットポテンシャルについて、
そのおおよその目安を表現しているに過ぎません。
立地の判定についてダイレクトに役立つマーケットポテンシャルは、
商業集積にかかわる統計です。
より具体的に言うならば、500m圏内年間小売販売額や
年間飲食販売額です。
これらの数値の範囲は、前者なら50億円から5000億円、
後者なら0から300億円になります。
こうした数字を調べた上で、前者で500億円以上なら
大きな売上加算が見込まれると判断してよいでしょう。

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