国勢調査でわかることはまだまだ他にもあります。
例えば、住民の職業がわかります。
これは二つの側面で調査しています。
一つは、人々がそれぞれ所属している会社や事業所などの団体が
どんな産業に属しているか、つまり就業先の業種を調べている側面。
もう一つは、それらの団体の中でその人がどんな役割をそれぞれ
担っているか、つまり従事している職業という側面です。
前者は、
第一次産業(農林漁業・鉱業)、
第二次産業(建設業・製造業)、
第三次産業(電気ガス水道熱供給業、運輸通信業・卸売小売飲食業、
金融保険業、不動産業、サービス業、公務)に分かれます。
後者、つまり従事している職業という面では、
専門技術的職業、管理的職業、
事務的職業、販売の職業、サービスの職業、保安の職業、農林漁業、
運輸通信の職業、生産工程労務というように分けています。
一部同じ名称を使っているためわかりにくいですが、たいへん役に立ちます。
(次回に続く)

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