年齢別人口の構成を、男女左右に表した横グラフを
「人口ピラミッド」といいます。
ちなみに、1930年時の日本の人口ピラミッドは、
本当にピラミッド形(▲)をしていましたが、2000年では、
ピラミッド形とは呼べない2箇所にふくらみのあるつぼ型に
変形するようになりました。2箇所のふくらみとは、
団塊の世代(50歳〜54歳)とそのジュニアです。
さて、人口ピラミッドを作ると、どの年齢層が多いか少ないか、
一目で分かります。
例えば、板橋区の「高島平駅」を中心にした1km圏の人口ピラミッドは、
25-29歳前後と50-54歳前後がふくらんだ形になります。
同様に、杉並区の「高円寺駅」を中心にしたそれは、25-29歳・20-24歳・
30-34歳の順で見事に突出しています。
これは、年齢別人口比の分析から言うと、
前者が成人家族型(比較的年齢層の高い家族が多い)、
後者が成人偏向型(とりわけ20才代若者の比率が高い)ということに
なります。
土地勘のある人には納得の裏づけになり、土地勘のない人には、
そこを知る手がかりになります。
ターゲット層の多寡や、商品構成、内外装の参考など、活かし方は
たくさんあります。

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