実査で物件の視界性をチェックする際、例え、歩行者やドライバーの
自然な視界で、自店舗の看板それ自体が見えていても安心はできません。
その周辺に目立つ看板などがある場合は要注意だからです。

ドライバーや歩行者の視線は、必ず目立つ看板の方にいくものです。
注意が引き付けられるということは、自店の看板に気づきにくくなることを
意味します。
こうした現象を心理学では「ハロー現象」また「ハロー効果」と呼びます。
ハローとは、まわりがぼやけるという意味です。
立地では「視界退行」と呼びます。

目立つ看板というのは、
 ・大きな看板
 ・有名な看板
 ・動き(回転や電光掲示など)がある看板
 ・形状(フォルム)が周辺と異なる看板
などをいいます。
また、大きな道路標識もドライバーの注意を引き付けるので、
視界退行の原因となります。

自店の周辺に、上記のような看板がある場合は、
視界退行が発生していないか、自身の目で確認しましょう。

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