通行量は、その商圏の特性、例えば女性比率、乗用車比率、時間帯別比率、
流入比率あるいは周辺との動線の優劣などを知る指標として測定します。
これが正しい用い方です。
女性比率は、通行人における女性の比率のことですが、この比率は通常
0.4前後です。0.3程度であれば、オフィス性が高いといえます。0.5以上で
あれば、その周辺は多くのビジネスにとって有利です。
乗用車比率は、全体の交通車両数からバス・トラック・タクシーの車両数を除いた
交通量、すなわち自家用車や商業車の数の割合を全体と比較したものです。
これは、平日で0.6から0.8くらいです。これより少ない場合は産業道路、
これより大きければ生活道路ということになります。
流入比率とは、車両を地元のナンバーと地元以外のナンバーに分けて測定した場合、
後者の比率を指します。この比率が高ければ、遠くからの流入が多く、低ければ
逆であることが分かります。商圏が大きく広がるかどうかの目安にもなります。

●ソルブのホームページはこちらからどうぞ
http://www.sorb.co.jp