通行量と交通量は、よく混同して用いられますが、本来は、
主に「徒歩」で通過する人々の数の場合は通行量、
主に「車両」の通過する数の場合は交通量、のように区別します。
また、通行量(または交通量)を測定し、この値を使って、
売上予測にダイレクトに反映させようとする人が多いですが、
これは誤りです。
通行量と売上げとの相関は低く、通行量が多いからといって
売上げが高いとは限りません。逆に、ほとんど通行人がいない
にもかかわらず、高い売上げを獲得している店も多いものです。
通行量は、売上げが高くなるか低くなるかの一つの目安に過ぎません。
このことは、どんな業種業態にも共通した、いわば実証原理です。
もし、通行量をもとに算出した売上予測や事業計画を目にした場合は、
まず疑ってかかるべきですから、留意してください。

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