【統計データで商圏を知る】カテゴリー記事一覧

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経済産業省が、商店の数や分布など商業全般の実態をつかむため、 卸売業と小売業を対象に実施する調査です。 5年ごとですが、その中間年(実施の2年後)にも簡易な調査が 実施されます。 調査対象は百貨店や大手スーパーから零細商店までを網羅します。 商業の国勢調査...

「夜間人口」とは、そこに住んでいる人はどのくらいいるか、 その数で、国勢調査の人口です。 「昼間人口」は、平たく言うと、 (夜間人口)−(そこから通勤・通学で流出していく人々)+ (そこに通勤・通学で流入してくる人々)と考えてください。 この「夜間人口」と「...

「経年推移」とは、調査年度ごとのデータの増減を見ることです。 国勢調査であれば、5年ごとに実施されていますので、 1990年・1995年・2000年と比較することができます。 例えば、ある商圏で、「人口」や「世帯数」の経年データを見てみたら、 1990年から2000年の10年間...

国勢調査では、住宅の建て方もわかります。 以下の3項目が参考になります。 ・一戸建住宅世帯数 ・長屋建住宅世帯数 ・共同住宅世帯数 これらの項目の見方ですが、例えば、 若年層の一人暮らし世帯が多いと推測したエリアで、 前回紹介した「民営借家世帯数」「給与住...

国勢調査は、さらに住居が持ち家であるのか、それとも社宅や寮、 あるいは民間のアパートであるのかなど、住宅についてのことも わかります。 例えば、年齢別人口などから子供が成人していない核家族の世帯が 多いと推測できたエリアで、「持ち家世帯数」比率が高ければ、 ...

国勢調査でわかることで、その地域の教育状態があります。 これはとりわけ優れた項目です。 まず、教育途上にある(通学中の)生徒、学生がどれだけいるかがわかります。 小学校なのか中学校なのか、高校なのか、大学なのかがわかります。 また、地元に大学がないために遠...

(前回の続き) 例えば、産業分類で「製造業」が平均より多く、 従事する職業分類で「生産工程労務」が多いとしましょう。 すると、こういう地域は、中小企業など現場の製造関係に従事している人が 多い地域だということがわかります。 これとは異なり、同じように「製造...

国勢調査でわかることはまだまだ他にもあります。 例えば、住民の職業がわかります。 これは二つの側面で調査しています。 一つは、人々がそれぞれ所属している会社や事業所などの団体が どんな産業に属しているか、つまり就業先の業種を調べている側面。 もう一つは、そ...

年齢別人口の構成を、男女左右に表した横グラフを 「人口ピラミッド」といいます。 ちなみに、1930年時の日本の人口ピラミッドは、 本当にピラミッド形(▲)をしていましたが、2000年では、 ピラミッド形とは呼べない2箇所にふくらみのあるつぼ型に 変形するようになりま...

国勢調査では、0-4歳から85歳以上まで5歳区切りで、 それぞれの総数・男・女の人口が分かります。 若者が多いのか、高齢者が多いのか、都道府県全体の 平均などと比較してみるとすぐ把握できます。 高齢化社会になったと言っても、日本全国同時に進行して いるわけではあ...

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