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三越百貨店が正社員を2割削減する。厳しさが増す百貨店市場は今後も縮小に向かうと見られ、人件費を大幅に抑える決断をした。三越というとすぐに、東京の日本橋にある由緒ある本店をイメージしてしまうが、現実には販売力が弱い中・小型店も多い。経営資源を低価格品に集中的に...

今年の夏は、冷夏に終わりそうである。暑い夏を期待して、主力ブランドの派生商品として、凝った名前のビールを次から次へと投入し、もっともっとビールを飲んでもらおうとしたビールメーカーの思惑通りに行かなかったようである。幅広い商品バラエティを供給して、「何か目新...

花王がロシアに進出する。花王だけでなく、大手日用品メーカーは、途上国向の低所得層に照準を合わせて、低・中価格帯の商品・サービスの品揃えを強化している。どのような企業であっても、少子高齢化がすすむ国内市場にだけ焦点を合わせるわけにはいかない。しかし、政治の世...

広告業界の業績が低迷している。大手3社とも、第一四半期の売上げは前年比で10%以上減少した。9時に始まるべき番組が8時57分に始まる現状を見ると、広告業界の窮状が理解できる。景気が悪化すると、広告費と交際費が、真っ先に減少する。広告は本質的に見込ビジネスである。時...

日本航空の業績悪化に歯止めがかからない。第一四半期の赤字が990億円で、四半期としては過去最大の赤字を記録した。不採算路線からの撤退を含めたリストラが進行中である。ナショナル・フラグ・キャリアとして殿様商売に浸りきった結果ともいえるが、背景も経過も、強いアメリ...

選挙戦が激しくなると、未来予測の数字がクローズアップされる。未来予測ほど、人々の関心を集めるものはない。多くの知識人が未来を予測し、それをマスメディアが報道し、人々は大変動が到来するかのように思ってしまう。特に、ビジネスでは、その予測によって、悲観的になっ...

トヨタがGMとの合弁会社を清算する。ニコンがベルギーの精密測定メーカーを買収する。このような日本企業の動きは、蘇秦と張儀が活躍した中国の戦国時代を連想させる。グローバルな合従と連衡が、これからますます盛んになる。日本企業は伝統的に、事業の遂行をすべて自前でや...

キリンとサントリーが経営統合を視野に入れた交渉を開始した。グローバル市場で戦うのに必要な規模の経済性を確保することが狙いである。基本的に国内市場に焦点を合わせている食品業界にもグローバル化の波が押し寄せたといえる。グローバル市場での競争相手はネスレでありユ...

日本の携帯電話メーカーが、海外市場に再進出する。高性能な機種を、次から次へと投入する日本の携帯電話メーカー。それを後押しするソフトの開発。高性能で高額な商品を投入し、その商品から得られた利益で、さらに高性能で高額な商品を開発する。日本企業のハイテクは素晴ら...

日本航空は、国際航空貨物事業の抜本的なてこ入れに乗り出す。全路線で料金の30%引き上げを要請し、北米の貨物専用線を減便する。政府の監視下で経営再建を目指している日本航空の2008年の連結売り上げは約2兆円で、そのうち国際貨物事業の売り上げは約10%である、しかし、50...

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