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人材派遣料金、人手不足で上昇続く 未経験採用で平均時給は下落

 日経新聞
 
人材派遣会社が顧客企業から受け取る人材派遣料金は10~12月期も上昇が続きそうだ。事務職や営業、販売・サービスを中心に幅広い分野で人手不足が続いている。企業が間接部門の人員を増やしたり、長時間労働是正のために正社員が担っていた業務の一部を切り出して派遣社員に任せたりする動きが広がっている。事務職ではキャリア開発が進み、スキルを上げていくことで時給を引き上げる動きも拡大している。

 求人情報大手のエン・ジャパンが発表した6月の派遣社員の募集時平均時給は、三大都市圏(関東、東海、関西)で前年同月比1.9%(30円)低い1,524円だった。前年同月を下回るのは9カ月連続。時給が低めの医療・介護の分野で求人案件が増加した。

 業種別ではIT(情報技術)系が同2%安い2,038円となった。CAD(コンピューターによる設計)オペレーターやテスト要員などで未経験者の採用が増えた。ビッグデータを扱うエンジニア職でも未経験者にデータ抽出などの下流業務を任せるといった分業が進んでいる。

就業者のボリュームが大きいオフィスワーク系は同1.6%高い1,532円と、3カ月連続で過去最高額を更新した。医療・介護や教育の分野でも、資格を持つ正職員の業務を切り分けて資格のない人を活用する動きが進んでいる。

時給が低い未経験者や無資格者の募集が増えたことから全体の平均時給は下がっているが、経験者の派遣料金は堅調に推移している。

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