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保育士の派遣求人2割増 時給、都内で100円上昇

日経新聞 

 保育士の派遣求人が増えている。求人情報大手の案件数は前年に比べて2割以上多く、時給も上昇している。派遣労働は短時間の勤務も選べるため、結婚や出産で退職した保育士の円滑な再就労につながっている。

 求人大手エン・ジャパンによると、同社のサイトに掲載する保育士の求人件数は7月時点で前年同月に比べ27%増えた。保育士の有効求人倍率は6月に1.94倍と、全体平均を上回る。待機児童の増加で都市部を中心に保育所の整備が進み、保育士の不足が著しい。

 時給も上がっている。保育士派遣を手掛けるセントメディア(東京・新宿)では現在、都内の派遣時給が1400~1500円と前年同期比100円程度高い。派遣市場は金額の低い介護などの求人が増えて平均時給が下落傾向にあるが、これと対照的な動きだ。
 派遣労働はフルタイムのほか、半日や数時間といった柔軟な勤務体系を選ぶことができる。体力や就業時間の長さから出産後の復職を諦めていた保育士の再就職にもつながる。派遣実績が多いニッソーネット(大阪市)は、保育士資格を持つ人の今年度の新規登録を前年度比3割増と見込む。

 保育士の離職理由には保育方針の違いによる人間関係の悪化も多いとされる。派遣会社が勤務先と保育士の間に入ることで、仕事を続けやすくなる側面もある。セントメディアの担当者は「保育士の不満や要望を聞き取ることで離職が減った」と話している。

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