クライアント先の業績が向上して来た。

皆さん全員が一体化して努力して来た結果という訳ではなく、市場の業績回復の波が押し寄せているだけという見方もある。

確かに、人心が乱れて派閥みたいなものが出来てしまって「船底に穴があいた」状態で、必死に、水をかぎ出していたら安全なところに来たという感じである。

ここで、一安心なのだが、本当は「怖い問題がくすぶっている」のである。

当然、主流派と反主流派と分かれるのだが、このまま「呉越同舟」ということでは不協和音がまた大きくなる。

本来なら「次の10年戦略」を反主流派が行なえば、主流派が現状適応するので好都合である。

しかし、反主流派の本性に問題がある場合が多い。

次の10年をこの人たちに任せるという「投資」に踏み切れるかという現実がある。

かつての社会党のように「反対のための反対」という状態もある。

次の10年に向かって「新しい種まき」ができる企業であって欲しいと思う。