今日は、昭和58年からお付き合いのあるお客様で、バーコードを使った工程進捗管理のシステムが稼動始めた。

先日の土曜日に無線LAN用の設備工事を行い、私も立ち会った。

無線の基地となる装置を工場の高いところに設置するのであるが、鉄筋jの梁が至るところにあるので、見通せる場所に設置するというポイントを最終決定するのに苦労した。

このバーコード装置を使ってリアル・タイムにホスト・コンピュータにデータが入力・更新されるものである。

オーダー番号毎に工程経路を指定すれば、その予定した日時に対する進度チェックが可能になるという仕組みである。

問題は、その工程計画をキチンと立てられる能力があるか、あるいは、標準作業時間を見積もって工程負荷をどのように解決するか、さらには、作業時間を使って製品毎の実作業を統計できるか否かというものに発展する。

今、工場の改革にやっと第一歩踏み出したという段階である。

ともかく、この第一歩にコンサルとして提案を行い、システム開発会社に概要設計を渡して、その開発をウオッチングして、QCDを守ることを行なった。

内容的には、軽い内容だったが、私にとっては素晴らしい第一歩だったと思っている。