今日、メルマガ「愛語回天 花まる人生塾」を発信した。

内容は、下記の通り

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        ◎◎ 「愛語回天」花まる人生塾 ◎◎

    このメルマガで「気づき」して花まる人生に踏み出そう!

        2007年 6月20日 発行 Vol.74

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AMIの栩野です。
いつもご愛読ありがとうございます。

梅雨に入りましたが、大阪では、雨は大したことがないのですが、
晴れない日が多くなっています。

皆さんは、どうされていますか?

ちょっと、私事なので恐縮ですが、17日の日曜日は「父の日」という事で、
長男がお金を出して、家族で外食しました。

息子に飲食で奢ってもらう感慨というものを初めて体感しました。

まぁ、親心として「ムリせずに、貯金しとけよ!」というのが
大半なのですが、
やはり、チョッピリ嬉しいのも事実です。

私は、自分では「父の日」というプレゼントに記憶がないのです。

その父は、1年半前に他界しています。
正に、「孝行したい時には、親はなし」という感じです。

「せめて、母だけは」と思っています。


さて、今号は、人について書いてみます。


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☆「石の上にも3年」

最近、人材についての相談を受ける機会が多くなっています。

あるリフォーム会社の社長さんは
「1年も経たないうちに辞めるんだよ!」
と嘆いています。

「3年、我慢してくれるとそれなりに経験も深まるのだが・・」
とため息つかれるのです。


格言に「石の上にも3年」とか「桃栗3年、柿8年」というものがあって、
ある一定期間、熟すまで辛抱することを示唆しています。

ところが、今時(昔も同じ?)の若い人は、すぐに辞めるのです。

確かに、新聞、フリーペーパー、インターネット、携帯サイト・・と転職先を
探す媒体は幾らでもあるのです。

こんな情報過多な時代ですから、若い人は「悩む」と思います。

「自分のやりたい事は、こんな筈ではない」という悪魔の声が心の中で、
沸々と湧いてくるのです。

「他人の庭は青い」と言いますが、ドンドンよそが良く見えて、自社が
つまらなくなるのです。

「こんな筈ではない」という悪魔のささやきがこだまとなるのです。

「こんな筈ではない」・・


「青い鳥シンドローム」という言葉が流行りました。

まさに、「こんな筈ではない」という現象を指しています。


☆「強い狼」or「やさしい羊」

ある会社の社長さんは、
若い人の物覚えが悪いと先輩の足を引張る
と言って、さっさと見切ってしまわれるのです。

確かに、ある程度の期間、教育や実習を通じて「能力」というものが、
見えてくるものです。

だからと言って、見切るようでは、社内の雰囲気が悪くなると
心配するのです。


広島の木原先生は、
強い狼に引張られる羊軍団は、個々の能力が磨かれて強くなるが、
弱い羊に引張られる狼軍団は、個々の能力が発揮できずに弱くなる
とおっしゃっています。

まさしく「リーダー」のあり方を指摘されています。

たしかに、能力の有無や性格などの総合的な判断も必要ですが、
若い人が伸びるのは
★★「強い狼」★★
に育てられる事も必要なのです。


ところが、彼らの育った背景には
「ゆとり教育」
という社会的な構造問題があったのです。

親たちにも地域社会からも学校もクラブ活動など、あらゆる角度でも
「もまれる」
というような背景がなかったのです。

ファミコン世代で、友達と遊んでもTV画面に見入っている状況なのです。

まさしく「羊」状態なのです。


その彼らを「強い狼」が鍛えるのですから、ギャップが大きいのです。


彼らも頭の中では理解しても、自分を変えるには「行動」が伴わないのです。

こんな状況ですから、勉強やスポーツでもまれた学生を望んでも、
一部の大企業が刈り取ってしまうので、中小や弱小企業には廻って来ない
のです。

時たま、何らかの事情で廻って来たとすれば、ほんとに「人材」として
「強い狼」による育成が必要なのです。

しかし、こんな場合でも、逆に、先輩が「弱い羊」化しているので、
「朱に交われば・・」状態か、残念なことに「退職」となってしまう
ことになりかねないのです。


☆実際には

私は、社長以下、幹部全員が「夢」を共有していることが重要と
考えています。

ところが、人の「心」はバラバラな状態なのです。

セミナーで「心」+「1」=「必」とお話するのですが、
バラバラな「心」を1つの戦略でまとめるのです。

「戦略」は、具体的に、ある商品を通して、部隊を再編成して行くことが
伴わないと「変革」をキッチリと示すことができないのです。

この「部隊を再編成」するという事が中小企業では、なかなか、出来ない
のです。

「強い狼」とは、このような「変革」を仕掛けて、その推進を推し進める
能力と部下にプレッシャーを与えながら「巻き込む」能力という多面的な
能力をもつスーパーマンが必要になります。

これを社長の息子だからという理由だけでは、期待できないのです。

息子さんに「実績」と「人格」が備わる必要があるのですが、
残念ながら、両方とも「いまいち」状態な場合が多いのです。

こんな状態で「求心力」をどのように築くかという課題があるのです。

私は、企画力で支援しています。

社長の思いを「形」にすることです。
(当社の信条:「形」は「心」を動かす)

形に表して、ターゲット顧客に発信することで、レスポンスを得る
という構図です。

「形」にする前には、どんな商品を選択すれば良いかとかを
社員さんを交えてワイワイガヤガヤして自然に巻き込むように
しています。

もう一つに信条:「着実・前向き・具体的」があります。

この「形」にしてレスポンス・マーケティングを
★着実に進めるコンサルティング
★前向きに社員さんを巻き込む「夢を肴に」法
★具体的に「形」にしてターゲットに発信する
の3点で、「形」や「発信」で具体的に貢献しています。


◆皆様にQ?

あなたの会社は「バトンタッチ」がうまく行っていますか?


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☆あとがき

今回の「強い狼」は、何もフィジカルな強さを指している訳ではなく、
「求心力」が働くという点が大切です。

私の経験では、
1)得意分野に集中する
 (決してオールラウンド・プレーヤーである必要がない)
2)その分野で「コスト・技術・プロセス」を最適化する
 (何も一人でする必要はなく、他者を巻き込むことでよい)
3)ソフト化する
 (形にすることでお手伝いしている)
4)変動費化する
 (メリハリをつける為にも変動費化させる)
5)ハッキリと訴求する
 (3つ位の価値ポイントを用意する)
という5原則を当てはめると「プロジェクト」思考が重要になって
来ます。

「人を活かす」能力と言えます。

                            栩野(とちの)

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■ブログ:「障子を開けよ!外は広い」

2006年6月14日からブログを公開しています。
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いろんな情報が満載のホームページです。
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◆【花まる主義:繁栄の7法則】

第1法則:「夢」を持つ(着眼点をsharpに、着手点をコツコツと)

第2法則:「キラリ」を発見(DNA)

第3法則:「DNA」に「磨き」をかける(改善&小投資)

第4法則:「テコの原理」をメイク(ビタミン化)

第5法則:「好きな事」=「仕事」化

第6法則:「定点観測」でセルフ・チェック
     (気づき:刻々変化:シフトチェンジの法則)

第7法則:「花まる」主義でイキイキ(パワフル化)

これら7つの法則は、当方のオリジナルです。著作権は当社に属します。

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小生が「成功の方程式」と勝手に名づけて、よくお客様にご紹介するのが、
下記の松下幸之助さんものと言われる「訓」です。

      「訓」

       心が変われば、行動が変わる
       行動が変われば、習慣が変わる
       習慣が変われば、人格が変わる
       人格が変われば、運命が変わる

「セルフ・チェンジ」には必要不可欠なものです。何度も味わいましょう!

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