2010年 10月の記事一覧

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10年10月27日 19時14分56秒
Posted by: mansyonkanrisi
 この度の奄美大島の大雨によって多大な被害が発生した。奄美はもともと雨
が多い地方で、亜熱帯雨林が広がり、1か月に35日雨が降ると言われている
ぐらいだ。

 今回の大雨は、今までにないもので、あっという間に増水し、家を襲ったよ
うだ。

 また、奄美は、台風の通り道で、毎年台風が吹き荒れる。したがって、一般
の家は、台風の被害を避けるために、平屋建てが多い。今回、死亡事故が起こ
ったグループホームも平屋建てのようだ。2階があれば、水から避難すること
ができたのにと思う。

 被害の特にひどかった奄美市住用町は、平成の大合併で奄美市となったとこ
ろである。もとは、住用村であったが、旧名瀬市や他の村と一緒になって奄美
市となった。市とはいえ、もともと村だったところであり、太平洋に面したの
どかな田舎である。

 私の故郷宇検村は、旧住用村の隣で、大きな湾に接していくつかの集落が集
まっている。湾の入り口は、東シナ海に面している。今回の合併の誘いもあっ
たようだが、合併に加わることなく、村のままだ。

 大都会の旧名瀬市(今回の合併で奄美市となった)に行くときは、旧住用村
を経由する。そこはマングローブが群生した場所でもある。マングローブを下
に見ながら、バスが通る。

 沖縄は観光客が多く押しかけているが、奄美はそうでもないらしい。しかし、
観光地として整備された沖縄より、奄美の方が、本当は見所が多い。まだまだ
自然が多く残っていて、人情も豊かだ。

 一度奄美を訪れて、その良さを実感してほしい。日本の原風景が残っていて、
心が洗われることは間違いありませんよ。

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10年10月26日 19時10分20秒
Posted by: mansyonkanrisi
 今年はセ・パとも最後の最後まで優勝争いが続き、面白かった。堪能した。し
かも、3位までが紙一重のゲーム差で、セ・パともどのチームが日本シリーズに
出ても文句は言えない。

 阪神は、ペナントレースでボカスカ打ちまくって大差で勝つことが多かったが、
ここぞというゲームでもろくも敗れ去っていた。勝負強さに欠けていた。絶対的
なエースと、さすが4番という選手がいなかったせいではないか。今後の課題で
はないかと思う。

 クライマックスシリーズも、あっけなく敗れ去った。しかし、この時期まで野
球を楽しむことができて、ビールが美味かったことは久しぶりだった。

 セはペナントレースで優勝した中日、パはペナントレース3位のロッテが日本
シリーズに出て、日本一を競う。

 ところが、日本シリーズの地上波テレビの全国放送が数日なされないという。
いろいろ事情はあるかも知れないが、納得できない。日本一を決めるゲームを
テレビで見られないというのはさびしい(地上波しか見られないという人がま
だまだ多いはずだ)。

 最高の舞台の試合をせめてテレビで見たいものだ。野球ファンなら抗議の声
を上げよう。自分が好きなチームの試合しか見ないというのは、真の野球ファ
ンではない。

 両チームの健闘を祈る。

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10年10月15日 21時40分52秒
Posted by: mansyonkanrisi
 タバコの有害が意識されて、愛煙家にとっては肩身の狭い思いをしている
ものと思う。最近、タバコの値上げも実施されて、益々禁煙に挑戦する人が
増えている。

 昼休みに、ビルの周りでタバコを吸っている一団の愛煙家を見かけること
が良くある。きっとオフィス又はそのビル内では禁煙なのであろう。

 かっては、オフィスでも、電車でも堂々とタバコをふかしていたものであ
る。当時は回りも取り立てて苦情を言う人も少なかった。あの頃に比べと、
この変わりようは隔世の感がある。

 今では、自宅でもタバコを吸うのにも文句を言われる。そこで、ベランダ
に出てタバコを吸う人が多くなった。この現象を「ほたる族」というように
なった。

 ところが、マンションにおいては、給排気溝の構造によっては、ベランダ
での喫煙によって、その臭いが他の住居に侵入することがある。そこで、マ
ンションにおけるトラブルとして、最近この問題の相談がちょいちょいある。
朝日新聞の9月24日の朝刊もこの問題を取り上げていた。

 すでに、この問題を先取りして、規約によってべランダでの喫煙を禁止して
いるマンションもある。この場合には、ホタル族に対して、規約違反を理由に
ベランダでの喫煙の禁止を請求できる。

 規約で定めていないマンションにおいては、このホタル族に対して、ベラン
ダでの喫煙の自粛を申し入れても、それは、法律的な効果のあるものではなく、
「お願い」の域を出ない。そこで、なかなか聞き入れてくれない例も多いとい
う。

 自分の家族の健康のために、ベランダでタバコを吸うことが、他人の健康を
損なうことになっている。例え、規約に定めがなくても、そういう申し入れが
あれば、即刻ベランダでタバコを吸うのをやめるべきである。自分の家族の健
康は大切だが、他人の健康はそうではないという訳にはいかないであろう。

 そういうトラブルを未然に防ぐためにも、規約でベランダでの喫煙を明確に
禁止する旨の定めをすることを勧める。
 さらに進んで他の共用部分(共用敷地等)においても全面的な禁煙を定めてい
るマンションもある。

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10年10月01日 21時42分26秒
Posted by: mansyonkanrisi
 国土交通省は、9月29日に標準管理規約の見直し案を発表した。国土交通
省のホームページに資料が出ているので参考にしてほしい。朝日新聞の第一面
にも出ている。

 ここでは最も注目されている役員の選任について見ることにする。従来の標
準管理規約では、管理組合の役員(理事と監事)は、「現に居住する組合員」か
ら選ぶことになっている。

 そこで、これを参考にして、多くのマンション管理組合の規約は、標準管理
規約と同じ定めをしている。

 しかし、これではマンションを賃貸している区分所有者、区分所有者の配偶
者、マンションの賃借人等は役員になれない。また、居住者の高齢化で役員を
辞退する人が増えて、一部の区分所有者に役員負担のしわ寄せが生じ、不公平
だという相談事例が多くあった。

 そこで、国土交通省も、標準管理規約の見直しに着手したのである。

 見直し案は、区分所有者(居住しているか否かを問わない)、その配偶者、
一親等の親族(区分所有者の父母、子供)、専門家(マンション管理士等)、
マンションの賃借人等も役員になれるとした。

 ここで、良く考えてほしい。その見直しは、「標準管理規約」の見直しであ
る。区分所有法では、マンションの役員について制限していないのだから、
管理規約に記載しさえすれば、今でも、上に記載している人たちも役員になれ
るのである。

 ところが、標準管理規約が「現に居住する組合員」に限って役員になれると
しているものだから、それにならって管理規約にそういう風に規定しているの
である。

 標準管理規約は、あくまでもひな型であり、参考である。必ずしもこれに従
う必要はないのである。ところが、どうしても、横並び式に役所の作ったもの
に従ってしまうのである。一応無難であるので、仕方のないことではある。

 いずれ、見直された標準管理規約ができると思うが、その前に、管理規約を
改正し、役員の範囲をマンションの実情に応じて、定めることができる。ただ、
その範囲を広げすぎると、いろいろと問題もあるので、やはり、専門家に相談
した方が良いと思う。

 標準管理規約に従わずに、すでに、配偶者や一親等の親族等が役員となれ
るとするマンション管理規約も多数存在する。なかには、マンションの賃借
人も役員となれるとする管理規約もある。これらは、標準管理規約の先を行
っているのである。

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