「速度も、品質である」
≪同一のサービスを展開するなら、提供までの時間が品質向上の鍵≫の意です。

例えば、提供する料理が同じ味と量を備えているなら、
素早い調理と提供がより美味しさを作り出すのです。

言い換えれば、同じ味を備えた料理でも、提供に時間がかかれば
その価値は下がってしまうのです。

電話の応対でも、何回もコールされてから出たのでは
同じ対応でも、良い印象はもたれません。

清掃作業等も同様に考えます。
すばやく、綺麗にできなければビジネスにはなりません。

とても極端ですが、返事する時もこのことが重要なのです。
いえいえ、返事のタイミングのことではありません。
つまり「はい、お持ち下さい」と言うよりも
「はい、ただいま伺います」と言った方が早く感じませんか?

ほんの小さな心がけなのですが、サービス業では大変大事な事なのです。

満室の時にご来店頂いたお客様を、お待たせする事は出来るだけ避けたいのです。
しかし、お部屋の数には限りがありますので、どうしてもお待ち頂けねばなりません。
その時に、少しでも早くご案内できるように努力するのは当然ですが
長く待っている印象を与えない様にも努力したいですね。
「あぁ、一所懸命に努力してくれているなぁ」と思ってもらうのと
「なんだ!お客を待たせて、何やってんだ!」と思われるのでは大違いです。

理想的には「急いでくれてありがとう」と言われたいものです。

実際に、我々が運営をお任せ頂いているホテルでは
お待たせしない努力以上に「快適にお待ちいただく」努力をしています。

速度とは、単なる時間ではありません。
あくまでも「速さ」ですから、感じ方で変わるのです。

ソコのところも含んで・・・・
同じサービスを提供するなら・・・速度が大事だと申し上げているのです。

もし、早いなら・・・多少は品質が落ちても評価される事もあります。

良くご存知の「立ち食いそば屋」や「牛丼屋」なども
この例ではないでしょうか?
美味しさと価格以外に「速さ」が商品になっています。

ホテルの運営にもこの感覚を生かしていただけますと幸いです。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com