8月、森の小径は、セミ時雨。生い茂る草むらの虫の声にも、真夏を感じますね。^^

8月になると、緑の雑草は、「兵(ツワモノ)どもが夢のあと」と、今を限りと生い茂っているようです。

毎日続くこの暑さでは、アスファルトの道路を歩かず、公園の緑の木立の下を歩きたいもの。^^;

アブラゼミ、クマゼミの声のシャワーの中、コオロギ、カンタン、キリギリス、クツワムシのオーケストラ。

声はすれども姿は見えず。生い成し繁れる緑にも、虫たちの競演にも、生命と精霊の力を感じる、葉月の頃の夏日よりです。

葉月の由来は諸説あって、木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説が最も有力といわれています。

他には、稲の穂が張る「穂張り月(ほはりづき)」という説や、雁が初めて来る「初来月(はつきづき)」という説、
南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説などがあるそうですね。

本来は、旧暦8月を葉月(はつき)と呼び、新暦では9月になるのですが、それでも、9月に落葉はせぬと思うぞ。^^;

現代の新暦で、8月を葉月と呼ぶなら、最も緑が深く強く目に映るし、緑の木陰に涼を求める気分からも、葉月の名称はしっくり来るのでは?^^

8月の京都は、油照りの暑さです。><
涼をとるのに、先斗町の川床も、風情はありますが、中の座敷の方が、クーラーで涼しいのです。^^;

京風にやるなら・・・
ハモの落としに、鮎の塩焼き、水ナスのお漬物、しし唐の焼いたん、水菜とお揚げの炊いたんなどに、芋焼酎のロックで一杯、
いや、3、4杯。^^;

家で涼むに・・・
夏の生ビールは最高なのだが、膝の通風のため、風呂上りにはスコッチのキャッスル・ロックをソーダで割ってハイボール。
でんぷん・糖質を控えて、アボカドのおかか梅肉合えや、トマト・ズッキーニ・キュウリ・新タマネギなどのスライスに茹でオクラを散して塩コショウ・バルサミコ酢かリンゴ酢にオリーブオイルを合わせたマリネなどが、よぉ合いますなあ。^0^

クーラーであんまり身体を冷やすと膝が痛むので、夜に敷地の草地に腰を下ろし、月を愛でながら、虫の声に聞き入り、ハイボール飲みながら、涼んでたら・・・・・・
ずいぶん蚊に食われちまったぜえ。><
夏は、スキンガードも大事ですよぉ。(自爆)

葉月の京都は、7日の立秋を過ぎると、16日が大文字の送り火、24日は子供たちと地域の結び付きを深める地蔵盆。
精霊流しにお施餓鬼供養、盆踊りなど、浴衣姿のマッチする、夏の夜の納涼行事が催されます。

先祖の供養と縁を大事にする風習が偲ばれますが、「草葉の陰で先祖が泣いてる」の語源通り、春の彼岸を過ぎてから、
盆には草葉が生い茂り、秋の彼岸までには墓地の手入れも大事ですね。

草引きしたら、汗の流れる時候ですが、良い汗は、自然の界面活性効果でサラサラして、ダイエットになります。
洗顔や入浴時、あんまり、セッケンで擦っちゃ、ダメですよ。肌を傷めてしまいますから。^^;

水の循環や排泄がよくない人は、ミツバやセリ、レンコンなどの水辺の植物が食養生に良く、
熱を冷やすには、青瓜や西瓜、胡瓜などの瓜類が効果的です。

でんぷん・糖質を意識して減らし、夏を味わう食生活も、大事になさってくださいね。
^^v