月末、顧問先への月間指示書を作成中、悲鳴のメールが届いた。^^;
「膝擦りむいた。。痛いよォォォー(T-T)跡残りそう。。」などという。。

えー。怪我は、怪しげな我と書いて、どこか間違ってるよん、という証左ですえ。
(ワラ)
怒りや苛立ちは、事故や怪我、病難の元、運気も縁も損ねるのだよ。^^;
笑顔を振る舞い、声出して笑うように努めたら、病気も怪我も、治りは早いぞ。^^v

これだけをメールで返信しとくと、後のタタリが怖いので、面倒ながら、手当て法を送るのであった。^^;

さて、最近の外科治療では、このような傷に対して、消毒殺菌やガーゼを用いず、
「湿潤療法」を取る学校保健室や病院がざらですね。

出血がひどかったり、砂や異物がきつく食い込んでたら、病院へ行くことをお勧めしますが、
多少の擦り傷などは、家の救急箱を開けて、手当てすることが多いはず。
しかし、治りを早くし、傷跡が残らないようにするには、今までの常識は、現在の非常識。^^;

傷を水でよく洗い流し、消毒薬は用いず、食用品用ラップを巻きつけること。
その上に、テープか包帯して、ずり落ちないようにする。
この方法が、最新の手当てで、最も傷を早く治し、跡が残らないやり方で、「湿潤療法」と呼ぶのです。

これを、一日、2,3回、繰り返すだけのことで、治りも早く、傷跡が残りにくいのですよ。

擦りむき傷のように広い面の傷の場合,上皮ができてから後は2,3カ月程度,直射日光を避けたほうがよいです。
遮光の手段は何でもよく,市販の日焼け止めクリーム,色の付いた絆創膏や光を通さないテープなど,物理的に光を通さず,皮膚に悪影響が無ければ、何を利用しても良いのですよ。

日光が当たらない場所や服装にするのだったら,特に何もする必要はないでしょう。

消毒薬は要は細菌を殺す「毒」であって、当然ながら、人間の正常な細胞に対しても毒でありまする。
傷を消毒するということは、傷を治そうと活躍している人間の細胞をも殺すことになり、却って、傷の治りが遅くなるのですねぇ。
ほら。消毒をすると、傷が滲みて痛いのは、まさに細胞が傷つき、悲鳴を上げている証拠です。^^;

怪我をした後の傷からは、傷を治すために必要な成分が含まれた非常に重要な滲出液が出てきます。
この液が大切な優れモノで、そこにガーゼを当ててしまうと、必要な成分が吸収されて乾燥してしまい、自然治癒効果をなさないことになります。
そこで、ラップ等の水を通さないフィルムを当てて、周りをテープで留めることで、 キズを常に湿らせた状態にし、人間が持っている自然治癒能力を最大限に活かすことができるというわけ。

この場合、ラップ(透明フィルム)のまわりは完全にテープで覆ってしまわない方が無難です。
小さな傷の場合はあまり気にしなくていいですが、広範な擦り傷など滲出液が多い場合は、テープで周囲をきっちりと密封するのではなく、どこかに隙間を残しておいて、余分な滲出液が外に流れ出るようにしておくと、かぶれなどのスキントラブルは少なくなりましょう。

その場合、ラップの上からガーゼを当てて、包帯などで留めるというのも一手で、ガーゼはあくまで余分な液体を吸収するためのモノであって、傷に直接当てるモノではないので誤解なきよう。^^;

え?追伸で、金銀パワーシールを使いたいって?(笑)
じゃ、ラップした上から、擦り傷の中心に金シールを貼って、邪気が出て行くようにして、そして傷口の周囲に触れるか触れない辺りの周囲を取り囲むよう、いくつか銀シールを貼っておきましょうね。
これで、一段と治りが早く、傷跡が残らないはずですよ。
左右の膝を傷つけたなら、ぜひぜひ、シールなしとシールありで、比較してちょうだい。(得心できるぞ。w)
この程度の傷で、直接、私の掌当てを望まぬように。w
治ってから、膝でも、内腿でも、ナデナデしてあげますからね。(ワラ)

ふむ。この返事が、返ってこない。。--