2010年 9月の記事一覧

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10年09月17日 16時36分06秒
Posted by: kinokagaku
最近、注目されてきた治療法に、EFTとかTFTと呼ばれるタッピング法があります。
TFTとは「思考場療法」と訳されるもので、EFTとは「感情解放テクニック」。
TFTを創始したロジャー・キャラハンから学んだ、アメリカ人エンジニアのゲアリー・クレイグによって開発され
たものです。

東洋医学でいう気の経穴(つぼ)をタッピングして、体内の記憶に伴うチャージしたエネルギーを流し整えるもので、
潜在意識(無意識)にあるトラウマ、感情的な苦痛やストレス、またそれに伴う身体的症状を解消するとされています。


先ず「カミュート」といって、手の「腕骨」(手刀の小指側、骨の内側と手のひらの中簡にあるくぼみ)を叩きますが、ここは「後渓」と同じく、経絡の督脈である身体の背面の正中線の気を整えるツボです。

ここを叩いて刺激することによって、小指側から首、頭部から背中へと、振動と電気信号が伝わってゆきます。また、ツボに直接関係する人体器官や症状へも、叩くと同時に、刺激を与えることになります。

さらに、症状のある部分、凝った筋肉や不調のある骨の部分をタッピングすると、凝りがほぐれて柔らかくなり、関節の痛みも解けていきます。

これは、気功のテクニックである、「叩打(こうだ)法」と全く変わりません。

心理療法的なテクニックの部分を省いても、こうしたタッピングは、マッサージしても揉んでも揉んでも取れない凝りや筋骨の強ばりに、大変効果的です。

簡単な方法を、ちょっと試してみましょう。^^v
四十肩や肩こり、首の強ばりのある人は、この場で実験してください。

手を伸ばして、肩をゆっくり大きく回してみると、内回りか外回りさせるとき、どこかの位置で、引っ掛かりと肩や首の痛みがあるはずです。手を下ろして、力を抜き、もう一方の手の指2本(人差し指と中指でよい)の指の腹で、次のツボをタッピングします。


先ずは、さっき述べた「腕骨」です。
一秒間に、3~5回程度の速度で、トン・トン・トンと50回~60回、連続で叩きましょう。

次いで、「外関」(手首の手の甲側の折ジワの中央から、肘の方へ3横指分のところにあるくぼみ)です。
同様に、秒速3~5回程度で、50~60回、トン・トン・トン・トンとリズミカルに叩いてください。
ズゥンと強い圧痛を感じる方は、必死に強く叩かず、痛気持ちいい程度で良いのですよ。^^;
歯を食いしばって、顔を緊張させずに、仏像のごとき微笑を浮かべて叩くと、より効果的です。^^

さて、もう一度腕と肩を回してみましょう。さっきの位置で止めてみて、感じを確かめてみてください。

最後に、痛みや強ばり、凝りを感じる筋骨の部分を、タッピングします。
やり方は同じで簡単です。ツボのときと同様に、トン・トン・トン・トン叩いてください。

ほらね。軽くなったのが、簡単にわかることでしょう。^^v

ぜんそくや喉の不調、動悸などの心臓の不調には、手首の内側の「内関」や「列穴」をタッピングしてから、
両鎖骨の下のくぼみと、胸骨中央部の押さえて痛む部分(多くは「檀中」)をタッピングしてください。
最後に「身中」(胸をタッピングした点の、背中側の対照店)をタッピングして、仕上げましょう。


腰の痛みやぎっくり腰などは、「腕骨」「外関」の後、「崑崙」や「申脈」(いずれも、外くるぶしの周辺のくぼみで、
押さえて圧痛のあるツボです。)も、タッピングすると、効果的です。
強ばりのある筋肉や骨の関節部を、上記と同様に、タッピングしてください。

腰椎や脊椎の関節部をタッピングすると、その骨の接合部から出ている神経も振動して、内臓が活発化することが、実感できますよ。胃腸や肝臓、腎臓などの内臓の不調のある方は、「中完」(へそとみぞおちの中間点)や、へその周囲をタッピングして、
腰の腰椎の左右で圧痛のある部分(脾愈、胃愈、肝愈、腎愈、大腸愈など)もタッピングしてください。

特別に強い症状に対しては、掌や手刀部、軽く握った拳槌で打つ、叩打法もありますが、ほとんどの症状や不調は、
指の腹2,3本で打つことで、治めることができます。

リフレッシュしたいときや、緊張や不快のあるとき、トン・トン・トン・トン鎮めてください。^^v
10年09月17日 16時34分48秒
Posted by: kinokagaku
治療のことを「手当て」といいますね。
手を当てるということは、癒しの原点なのです。

人は誰でも、痛いときには、痛いところに、手を当てるものです。
痛みに限らず、体に異常が生じれば、人は無意識にでも自然とその場所に手を当て、押さえ、撫でさすります。
イヌ・ネコのように、無意識に舐める人は、居ないと思うな。(笑)

誰でも、手には気というエネルギーが溢れています。
特に、掌の労宮(掌の中央のくぼみ)と指先には、気が集まり、出ているのです。

痛いところや、不調あるところに、手を当て、気を調和することが、手当てであり、気功の原点なのです。

痛いところには、経絡の気の不通があり、汚濁した血が滞って、邪気を発しています。
電子イオン的に気を捉えると、邪気は、凝りや痛みによる筋繊維の緊張で、抵抗が生じて、余分に発生した電子イオン。

生気ある掌を当てて温めると、緊張がゆるんで抵抗が低くなり、電子イオンの状態が、フラットになりやすい。
そこで、撫でさすったり、撫で去ってやれば、邪気は散り去ることになります。

また、気が不足して、「虚」になると、不調や痛みは、冷えで生じますので、
電子イオンが活性化している温かい掌を当てると、気が注入されて、電子イオンが調和し、
冷えとともに痛みや不調がなくなるのです。

気光ヒーリングの反対側圧法は、その理論を応用したものです。

また、発気功で、擦火掌や発気掌をヒーリングに用いるのも、この理由に因るものです。

人に手当てをするときは、温かい手を用いて下さいね。
(冷たいと、筋繊維が緊張しちゃいます。^^;)^^

気は、心と体を作り上げ、その両者を支え、かつ繋いでいる生命の根元的な力のことです。

掌は、「たなごころ」とも読まれるように、心を写し、伝えることができるものです。
手を当てて、そこに意識を集注すると、気の働きが高まってきます。
呼吸とともに、リラックスして力を抜き、意念を込めて、吐く息とともに、気を出すといいです。
これが、用意不用力という気功の要諦です。
気は、息を吸うと身体に入り、息を吐くと出るし、息を詰めるとこもる作用があります。

気は誰にでもあり、用いることができるし、手当ては、誰にでもできるのですよ。^^v

経絡整体では、「気」を集注することを「愉気(ゆき)」と呼んでいます。
もともとは「気」を輸る(おくる)という意味で「輸気」と書いていたものを、
そこに「愉しく明るい陽気を伝える」という意味を込めて、「愉気」としたといいます。

赤ちゃんに触る母親の手は、愉気に満ちているものです。
母親に抱きつく赤ちゃんの手も、やはり愉気が満ちあふれています。
愛し愛され、癒し癒され、気を調和して、人は活き活き生きる生活を楽しめます。

人と人の関係というのは、お互いの気の共鳴・感応によって成り立っています。
人間は言葉を持って、コミュニケーション能力が発達したといわれていますが、
やはり言葉以前に、気の交流があることは間違いありません。

言葉の通じない外国の人とも、気は共有することができます。

インドネシア語も、タイ語も、バリ語も、そうして現地の人たちと気を通い合わせ、良い人間関係が得られたからこそ、
私はこうした外国の言葉を学習する気になったのです。^^

気が通れば、話も通りやすくなります。

気のないところ、不毛となる原理で、日頃の職場でも、「お疲れさま」「ご苦労様」というねぎらいの言葉も、
気がなければ空々しい感じを与えてしまいますね。^^;

挨拶一つにも、マニュアルや慣習にも、気を入れて欲しいものです。

気がわかってくると、人間関係もコミュニケーションも円滑に運ぶようになりますからね。^^v
気というものは、生きていること全ての根底にあるモノです。

気の働きを知り、気を活用して、気のリズムにのって生活することを体得することは、
人生を快適にし、また豊かにするにもつながります。

とりあえず、難しいことは抜きにして、手を当てて「愉気」をするということから始めてみませんか?

肩こりや腰痛、関節痛や筋肉痛があるときに限らず、一日の疲れを癒すためにも、
家族や恋人同士、快いスキンシップを通じて、気と心を通い合わせてください。

電子イオンの状態が、フラットになりやすい。
そこで、撫でさすったり、撫で去ってやれば、邪気は散り去ることになります。

また、気が不足して、「虚」になると、不調や痛みは、冷えで生じますので、電子イオンが活性化している温かい掌を当てると、気が注入されて、電子イオンが調和し、冷えとともに痛みや不調がなくなるのです。

気光ヒーリングの反対側圧法は、その理論を応用したものです。

また、発気功で、擦火掌や発気掌をヒーリングに用いるのも、この理由に因るものです。

人に手当てをするときは、温かい手を用いて下さいね。
(冷たいと、筋繊維が緊張しちゃいます。^^;)^^

気は、心と体を作り上げ、その両者を支え、かつ繋いでいる生命の根元的な力のことです。

掌は、「たなごころ」とも読まれるように、心を写し、伝えることができるものです。

手を当てて、そこに意識を集注すると、気の働きが高まってきます。

呼吸とともに、リラックスして力を抜き、意念を込めて、吐く息とともに、気を出すといいです。

これが、用意不用力という気功の要諦です。

気は、息を吸うと身体に入り、息を吐くと出るし、息を詰めるとこもる作用があります。

気は誰にでもあり、用いることができるし、手当ては、誰にでもできるのですよ。^^v

経絡整体では、「気」を集注することを「愉気(ゆき)」と呼んでいます。

もともとは「気」を輸る(おくる)という意味で「輸気」と書いていたものを、そこに「愉しく明るい陽気を伝える」という意味を込めて、「愉気」としたといいます。

赤ちゃんに触る母親の手は、愉気に満ちているものです。母親に抱きつく赤ちゃんの手も、やはり愉気が満ちあふれています。愛し愛され、癒し癒され、気を調和して、人は活き活き生きる生活を楽しめます。

人と人の関係というのは、お互いの気の共鳴・感応によって成り立っています。
人間は言葉を持って、コミュニケーション能力が発達したといわれていますが、 やはり言葉以前に、気の交流があることは間違いありません。 言葉の通じない外国の人とも、気は共有することができます。
インドネシア語も、タイ語も、バリ語も、そうして現地の人たちと気を通い合わせ、良い人間関係が得られたからこそ、私はこうした外国の言葉を学習する気になったのです。^^

気が通れば、話も通りやすくなります。気のないところ、不毛となる原理で、日頃の職場でも、「お疲れさま」「ご苦労様」というねぎらいの言葉も、 気がなければ空々しい感じを与えてしまいますね。^^;
挨拶一つにも、マニュアルや慣習にも、気を入れて欲しいものです。

気がわかってくると、人間関係もコミュニケーションも円滑に運ぶようになりますからね。^^v
気というものは、生きていること全ての根底にあるモノです。
気の働きを知り、気を活用して、気のリズムにのって生活することを体得することは、 人生を快適にし、また豊かにするにもつながります。

とりあえず、難しいことは抜きにして、手を当てて「愉気」をするということから始めてみませんか?
肩こりや腰痛、関節痛や筋肉痛があるときに限らず、一日の疲れを癒すためにも、家族や恋人同士、快いスキンシップを通じて、気と心を通い合わせてください。
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