タグ【WEBサービス|国際会計基準】に関する記事一覧

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 金融庁は2009年12月11日、国際会計基準に基づく連結財務諸表の開示例を公表した。
 
国際会計基準に基づく連結財務諸表の開示例の公表について
http://www.fsa.go.jp/news/21/sonota/20091218-1.html
 
< 以下、引用。>
本開示例は、平成21年12月11日に公布された、連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令(平成21年内閣府令第73号)、金融庁告示第69号及び関係事務ガイドラインに基づき、平成22年3月31日に終了する連結会計年度において、指定国際会計基準に基づく連結財務諸表を初めて作成する場合における開示例を実務の参考として示したものです。
< 引用ここまで >
 
 「より適切な開示例を検討していく際の出発点」)。「あくまでも例示であり、連結財務諸表の形式及び内容を拘束するものではありません」と書かれています。
 
 開示例はPDF文書。2010年3月期を対象に初めてIFRSの連結財務諸表を作成する製造業をモデルに作成されていて、参考になる文書だと思う。が、絶対ではないということから、あまりとらわれすぎてもいけない。参考にするには、いいお手本となるが、このままそっくりに作るのも難しいかもしれない。
 
 注記が多いのも特徴。よく読み、自社に事情に合わせていくことが求められる。しかし、これほどのお手本の文書が出されるとは思わなかった。多くの企業が、この手本に左右されてしまいかねないが、初めて導入する仕組みだけに必要な文書だと思う。あとは、この文書をどう活用していくかにかかってくる。






10年01月05日 | Category: General
Posted by: kawakami
 IFRSでは損益計算書は「包括利益計算書」に、貸借対照表は「財政状態計算書」という名称に変更になる。というより、なりそうだと言うのが正しい。現在、IFRSを作成しているIASB(国際会計基準審議会)が最終的に詳細を検討中だからだ。
 
 「キャッシュフロー計算書」はそのままの名称で残る予定らしい。
 
 「包括利益計算書」では、包括利益という考え方をしていく。経常利益ではなく、包括利益。資産の変動を利益に含む考え方である。
 
 「財政状態計算書」も当然のことながら、包括利益という資産の変動を含んだ利益についての記述となる。
 
 作る側も見る側も、機軸が変わると言うことが大きな変更ポイント。とはいえ、会計の本質は変わらないと言う。実態の表現方法が変わるだけで、実態が変わることはないのだから。
 
 会計士、税理士、そして、それを目指す学生と、会計の表現方法が変わることで、新しい知識やノウハウを蓄えていかなければならないだろう。
 
 IFRSの動向が、まだ確定しておらず、ぶれている今、その動向が大きく気になるところである。
 
 いずれにせよ、迫り来るIFRSの情報は、早めにつかんでおくことに損はない。ただ、情報をつかんで、すぐに実行するかどうかは様子を見てからということになりそうだ。
 







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09年10月27日 | Category: General
Posted by: kawakami
 2015年にも日本での全面適用が予想される国際会計基準(IFRS)を巡る動きが激しい。企業会計基準委員会(ASBJ)がIFRSへのコンバージェンスに関する最新の「プロジェクト計画表」を,IFRSのアダプション(強制適用)の課題解決に取り組むIFRS対応会議が今後の活動に関するロードマップを示した。
 
 中でも影響が大きそうなのは,「工事進行基準」がなくなる可能性が浮上していることであるだろう。IFRSにおける収益認識の基準と必ずしも整合性が取れてないとの指摘があるからのようで。
 
 2009年8月27日に開催された「国際会計基準シンポジウム」の特別講演で、関西学院大学商学部の平松一夫教授はこう話している。
 
 「IFRSでは(工事進行中の)“動態”よりも、(工事完成後の)“静態”を重視する流れがある。IFRSが適用されれば、再び工事完成基準に戻る可能性もある」
 
 すでに、工事進行基準を取り入れようと準備を進めている企業は出てきているが、IFRS自体が揺らいでいることを注視して対応を考えてきたいところだ。
 
 日本の考え方、文化をIFRSが無視できなくなってきたのか、アメリカの影響力が薄れてきたのか、いずれにせよ、まだIFRSの方針が定まっていないことを再認識すべき点である。










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09年10月20日 | Category: General
Posted by: kawakami
 多くの上場企業はJ-SOX(日本版SOX法,内部統制報告制度)の適用初年度を迎えました。IFRS(国際会計基準)の適用は,どのような影響があるのでしょうか。
 
 IFRSの適用に伴い,業務プロセスや情報システムの見直しが発生すると言われています。視点、ポイントが、異なる部分があるからです。この部分について、対応が迫られると考えられています。
 
 (1)原則主義、(2)価値の評価方法、(3)グローバル対応 の3つが大きな異なる部分ではないでしょうか。
 
 原則主義の採用にあたり、経理部門は、自社の会計処理上の判断基準を明確化する必要があります。売上のタイミングが異なってくることが考えられ、売上の基準を明確にさせていくことが求められます。その結果を受けて、業務の見直しを行い、業務プロセスを新しい基準に対応させ、修正し、文書化していきます。また、業務プロセスを評価するメンバーは、IFRSの意図と基準を理解し、IFRSに対応しているかどうかの評価ノウハウを蓄積しなければなりません。
 
 価値の評価方法では、将来キャッシュフローを見積もるための元データの確からしさや,情報の作り方を見直すことになります。減損の戻入判定基準,将来キャッシュフローの再計算モデル,過年度の減損データの管理方法などを整備していきます。
 
 グローバル対応では、決算・開示プロセスの変更が考えられます。連結対象範囲が実質支配基準に変わります。つまり、新しく連結対象となる子会社の対応が迫られます。また、開示しなければならない情報が増加します。増加分について、新しく内部統制の視点で文書化および評価を作り上げなければなりません。
 
 おそらく、当面の間は、内部統制向けとIFRS向けの2刀流で評価し、報告しなければならなくなるでしょう。
 
 まずは、やがてやってくるIFRSを正しく捉え、対策を考えていかなければならないでしょう。内部統制は、なんだったのかと言われそうな雰囲気ですが、導入してしまっている内部統制をないがしろにはできません。IFRSの嵐がやってくる前に、内部統制で学んだ準備態勢を生かさなければなりません。







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09年10月06日 | Category: General
Posted by: kawakami
 IFRS基準と日本基準とで、この研究開発費のとらえ方が違うという声を聞きます。少し、整理してみます。
 
 研究開発費とは,研究および開発の局面における支出。研究、及び開発によって、将来価値を生み出すための費用でしょう。この部分の価値や資産が存在するかどうかを評価することは非常に難しい。
 
 IFRSでは以下のように定義しています。
 
「研究開発費に関する論点の整理」
1. 研究とは,新しい科学的または技術的な知識および理解を得る目的で実施される基礎的かつ計画的調査をいう
 
2. 開発とは,事業上の生産または使用の開始前における,新しいまたは大幅に改良された材料,機械,製品,工程,システムまたはサービスによる生産のための計画または設計に関する,研究成果または他の知識の応用をいう
 
 日本基準では,研究開発費は発生時に全額費用処理可能です。逆言うと、資産とは認めておらず、価値がないとしているものと思われます。
 
 IFRSでは,資産価値を適正評価するというポリシーから、無形資産であると考える傾向にあります。但し、一定の条件が満たされる場合とされており、以下の条件が挙げられています。
 
・技術的に実現可能である
・無形資産を完成させ,使用または販売する意図がある
・無形資産を使用し,販売する能力がある
・将来の経済的便益をもたらす可能性が高い
・無形資産を完成させ,使用または販売するための適切な技術的資源・財務的資源などの資源が入手できる
・無形資産に帰属する支出を信頼性をもって測定できる
 
 無形資産と評価されれば、一括経費で落せなくなり、耐用年数で償却処理することになります。
 
 業界によって、研究開発費が、資産とするか経費とするかで色分けされるのではないかと思います。その境界線は、微妙でしょうが、研究開発の目的がはっきりしていて、その利益がある程度確定、予想できるものではないでしょうか。
 
 研究、開発の先にある製品やサービスが、明確になっているかどうか...
 
 そう考えても、やはり、境界線の線引きは難しいでしょうね。
 
 日本のやり方が、通らなくなることが多くなりそうです。そのため、経営、会計が変化しなければならなくなることも多くなりそうですね。







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09年09月29日 | Category: General
Posted by: kawakami
 IFRS(国際会計基準)の特徴の一つ。よく、用語としても出てくるのですが、その反対語が、規則主義。その違いとは...
 
 原則主義とは、国際会計基準審議会(IASB)が定めた原則を、各国の金融当局や監査法人、各企業の協議のもと運用していくことと書かれている。
 
 正直、なんのこっちゃいと思われるだろう。
 
 規則主義から、説明していこうと思う。「規則主義」とは会計処理上でいろいろな局面でのルールや基準を詳細な規定であらかじめ決めておくことをいい、日本や米国の会計基準などがこれに当てはまる。会計処理に関する決まりごとが詳細な規則や数値基準であらかじめ示されているため、会社はそのルールに沿って画一的に処理することになる
 
 「原則主義」とは、おおまかな原理原則だけは決めておくが、細かい規則や数字基準は示さない。おおまかな枠組みしか示されないため、実際の解釈や運用は各企業が自社の実体に応じて合理的に判断しなければならない
 
 この結果、目に見えるところでは、決算報告書の分量に大きく差が出てくる。原則主義での決算報告書は、規則主義の決算報告書の2から3倍の分量になる。これは、原則主義で判断した事項について、細かく説明することに起因する。
 
 これによって、経営陣の説明責任の重要性はこれまでとは比較にならないほど増徴し、投資家との間の緊張感が増すことでしょう。
 
 日本は、規則主義に近いといわれている。これが、ある年を境に、原則主義に移行するのは、予想以上に大変なことだろう。会計士の数も多く抱え込まなければならなくなるかもしれない。
 
 どちらがいいのかは、同然、メリット、デメリットが存在し、評価できない。欧州では、原則主義が定着している。
 
 ただ、IFRSの強制適用が定まっていることから、無策は通用しない。それだけに、IFRSの対策は、十分に準備していかなければならない。
 
 この原則主義は、日本にとっては、好まないルールになりそうだ。







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09年09月22日 | Category: General
Posted by: kawakami
 IFRS(国際会計基準)の話の中で、よく出てくる言葉ですが、コンバージェンスです。急に、出てきた言葉ですが、どんな意味なのでしょうか。
 
 convergence:一点への集合, 集中・収束
 
 IFRSの場合、新しい基準が作成された場合,その都度,重要な差異がないよう自国の会計基準を修正していくことを指します。IFRSをそのまま適用するのではなく、自国の環境、状況を考慮して、自国の制度をIFRSに合わせて修正していくことを意味するのです。
 
 とはいえ、IFRSも生きているとえる制度ですから、制度の変更や修正もあるわけで、絶えず、追いかけ続けるという図式になります。
 
 日本では、日本の会計設定主体であるASBJ (Accounting Standards Board of Japan:企業会計基準委員会)とIASB(International Accounting Standards Board:国際会計基準審議会)の共同声明で示した合意しており、短期目標では,26項目の重要な差異を2008年末までに解消する日程を示しています。この26項目は,2005年7月にCESR(The Committee of European Securities Regulators:欧州証券規制当局委員会)が会計基準の同等性に関して指摘したものです。一方,中期目標では,26項目以外の重要な差異を2011年6月末までに解消することを示しています。
 
 世界主要国の中で、コンバージェンスを取り入れているのは、日本,米国,中国くらいで、その他の国々は、IFRSを自国の会計基準として適用を強制または容認しているか,強制・容認をすでに決めています。
 
 コンバージェンスのメリットは、自国の会計慣行や特殊事情を加味した会計基準を設定できる。会計基準に関するほぼすべての情報を母国語で制定できるなどが考えられます。 
 





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09年09月15日 | Category: General
Posted by: kawakami
 日本公認会計士協会は8月19日、IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)についての情報を掲載する「IFRSウェブサイト」を開設しましたのでご紹介。
 
 主なコンテンツは以下の通りです。
・ IFRS公表物のお知らせ、IASBの最新動向、IFRSに関係する諸外国の動向等の最新情報
・ JICPAが提供するIFRS関連のCPE研修のお知らせ
・ IASB/IFRSの基礎知識、IFRS/IFRICの一覧、IASBプロジェクトの情報等の基準関連の基礎的情報
 
IFRS
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/ifrs/index.html
 
 メニューとしては、
・お知らせ
・IASB・IFRSの基礎知識
・IFRS / IFRIC
・コメント募集文書
・IASBプロジェクト
・コンバージェンスの歩み
・研修・講演会
となっております。
 
 
日本公認会計士協会
http://www.hp.jicpa.or.jp/index.html







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09年09月08日 | Category: General
Posted by: kawakami
 金融庁が6月30日に発表したIFRSの取扱いに関する中間報告(リンク)では、わが国の上場企業の連結決算開示へのIFRS適用は2015年から16年にかけて段階適用もしくは、強制適用される予定である。
 
 金融商品取引法の有価証券報告書の開示に際しては、公認会計士による監査報告書の添付が義務付けられているため、IFRSベースでの財務諸表監査は遅くとも2014年から開始される。
 
 2013年度の監査においては、担当会計士からIFRS準拠を意識した相当数の監査上の要改善項目の指摘が行われることが想定される。
 
 2013年度が、準備年度といえるのである。IFRS適用の準備年度にあたる2013年度の決算で、日本基準での決算開示に加えて、IFRSでの決算書の作成が必要となることを意味している。
 
 IFRSは原則主義を取り入れた監査、業務フローを徹底させるのが、結構大変な作業といえるだろう。もしかしたら、J-SOX法版とIFRS版の2種類の決算報告を用意するなんてことになりかねない。これでは、本末転倒。いかに、IFRS方式に移行していくかがポイントとなる。
 
 IFRS導入に向けた課題の一例と以下の通り。
(1)経理方針の設定
・経理方針検討、経理規程・マニュアルの変更
・経理処理に関する手順書・ワークシートの整備
・新開示様式への変更(財政状態計算書、包括利益計算書など)
 
(2)経営管理方針の設定
・マネジメントアプローチへの対応、セグメント資産区分管理、BS分割対応
 
(3)運用体制の確立
・経理要員の育成、グループ決算業務シェアードの検討
・開示・注記事項に関する各種情報収集体制の確立
・国内外のグループ子会社決算への展開
 
(4)システム対応・コード統一
・連結決算プロセスの変更、連結決算システムの更改
・各種システム対応
・勘定科目の統一、各種コードのグループ統一、インターフェース開発
 
(5)内部統制の確立
・日本版SOX法対応、内部統制対応、IFRS運用のモニタリングの実施
などである。
 
 時間、人員が限られる中での対応は簡単ではない。以下に、2013年に向けた意識と体制を組み上げていくかがポイントではないでしょうか。







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09年09月01日 | Category: General
Posted by: kawakami
 J-SOX法1年目の山が超えようとしている。3月決算企業が内部統制報告書を提出し、実質2年目に突入している。
 
 J-SOX2年目以降にどう取り組んでいけばよいかを考えていきたい。
 
 1年目は内部統制の有効性に注目し,リスクを軽減するコントロールをしっかり定義してきたはずである。
 
 金融庁の「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準」には、,「運用状況の評価の実施に際して(中略)全社的な内部統制の評価結果が良好である場合や,業務プロセスの内部統制に関して,同一の方針に基づく標準的な手続が企業内部の複数の事業拠点で広範に導入されていると判断される場合には,サンプリングの範囲を縮小することができる」と書かれている。
 
 評価範囲を見直すというポイントにつながる。そして、評価対象のコントロール数を減らすことを考えるべきだろう。有効性や効率性が十分でない部分に対して、ITを適用して,有効性と効率性を高めるのが基本である。この結果、全体のコントロール数を削減可能となり、日常の仕組みの中に内部統制を組み込むことができる。
 
 そして、内部統制に関するPDCAの仕組みづくりを2年目以降で確立させていきたい。
 
 たとえば、IT全般統制の評価を早めに実施し,IT業務処理統制の評価に長い期間をとっておくといったスケジュールを立てることでPDCAサイクルが回りだす。
 
 





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09年08月25日 | Category: General
Posted by: kawakami
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