ニュースでも報道された関西独立リーグの記者会見。こんな記者会見を見たことがない! とうならせほど、ドタバタ劇であり、事前調整されていないことが露呈された。
 
 関西独立リーグといえば、ナックル姫と呼ばれる女子高生プロ選手の吉田えり投手が有名。しかし、話題作りと冷ややかな声も聞こえるのも事実。
 
 結局、経済基盤が弱く存続すら危ぶまれている。
 
 コンサルタントや評論家は、マーケティングや見込みが甘いというだろう。その通りだと思う。
 
 なぜ、関西? という点もある。独立リーグといえば、他に四国や北陸などがある。元西武ライオンズの石毛氏の四国アイランドリーグは、プロ野球選手を輩出するなど実績を挙げている。地域に密着して、地元の人々から応援してもらう。つまり、球場に足を運んでもらって入場料を払ってもらうことがリーグを支える柱となる。大きなスポンサーが付きにくい点があるからだ。
 
 そして、当然のことながら独立リーグは、野球のレベルは低い。当たり前である。それでも、レベルの低い野球を応援してもらうには、地元に野球がない環境が必要だったのではないだろうか。
 
 関西といえば、タイガースを初めとしてブルーウェーブ、そして高校野球と野球が盛んな土地柄である。歴史もあるし、歴史が文化を作ってきている土地である。そこに、レベルの低い独立リーグを作って興味が流れるかという問題が見え隠れする。
 
 もちろん、結果論で申し上げている。卑怯な論評だとも思う。しかし、思ってしまうのである。
 
 しかも、独立リーグとしては、二番煎じ、三番煎じである。
 
 月給20万円の選手がどうなるのかが問題。プロ(日本プロ野球)を夢見てリーグ入りした人ばかり。中途半端なリーグの行方は、選手たちの行方でもある。
 
 夢と現実。
 
 まさに、誰にでも起きうる現実。
 
 夢と計画と現実の3つにしなければならない。計画が大事。計画は、夢と現実をつなぐ要素。関西独立リーグは、計画が甘かったのだ。この先、どうなるのか、予断を許さない。計画としては、失敗。でも、現実は、どうなるか分からない。
 
 社会の恐さを痛感し、わが身に置き換えて身を引き締めるニュースである。