ビジネスを成功へ導く法則は数あるけれど、

普遍的な法則は多分ないと思う。

しかし、普遍的なループはある。


個別具体的ではないけれど、

大凡の流れは自分では理解している。

僕の考える流れとは、混沌⇒秩序⇒創造⇒混沌

これらのループになろうかと思います。


だいたい、マネジメントとは制度を設け、

秩序を維持することであり、しかし、秩序は

組織や企業にとって、プラスにもマイナスにもなりえる。


それは外部の環境の状態と、それらにともなう

状況によって、維持なのか破壊なのかを問われるのです。


ビジネス環境にマッチングしないような制度であるのなら、

破壊を要する。


そして新たに創造する。

新しく創造すれば、拒絶反応も当然出てくる

この時期、混沌を招くが、マネジメントにより、

秩序だってくる。


恐らく、この繰り返しが大切なんじゃないかな!

要するに僕は慣性の法則とはパラドックスな概念を

持つべきだと考えているのです。


人って、どうしても昨日と今日が同じで、そして明日も同じだと

願うものですし、未来に対しても線形な捉え方をしてしまう。

日々、穏やかで、苦痛なく過ごせることを第一に考えるのです。


組織に於いて個人の慣性の法則が集団心理とミスマッチして

変化への抵抗を強固にしてしまうのです。

これではいけない。


同じを見つけるよりも、違いを心掛けよう。

その道のプロと呼ばれている人たちは、

違いに喜び、同じを悲しむものです。